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思い出

銀杏の木と明るい記憶

好きな銀杏の木があります。秋になると黄葉するのを楽しみにしているのですが、ここ数年、葉が黄色く染まる前に枯れて散ってしまいます。今年こそは、と思っていたのですが、残念ながらだめでした。
塩害のようです。確かに海は近いのですが、以前は毎年、見事に黄葉していました。気候変動のようなことが関係しているのでしょうか?この銀杏の木が黄色く色づくのを、いつかまた見れる日がくるかしら・・。

私は高校生の時、美術部でこの銀杏の木と周辺の風景の絵を描きました。20号か30号のキャンバスに油絵で。その絵は部室に置きっぱなしにし、どうなったか分かりません。5、6年前、その絵を再現してみようと思いました。(油絵ではなく、アクリル画ですが)しかし周辺は、すっかり変わってしまい、銀杏の木も一度、枝をバッサリ切られたため昔と枝ぶりも変わっていました。なので私の記憶と創造と現在の風景も参考にして描いてみました。

そして、この絵をある高名な画家の先生に見ていただく機会がありました。先生の評、「身近な風景を愛情深く描いている」という様なもの。実際には存在しない風景なのですが、拙い絵ながら愛情が伝わって嬉しかったです。

私の10代は本当に暗かったですが(20代もですが)黄金色に輝く銀杏の木と、この銀杏の木の絵を描いたことだけが明るい記憶として残っています。

今日、職場に向かう途中、銀杏の木の側を通りました。すっかり葉が落ちて枯れ木になっていましたが、ふと、これも何かいいなあ、という気がしてきました。今度は、枯れ木の銀杏を描いてみたくなりました。

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からだと健康

長年だまされていたもの

私は子供の頃からやせていました。俗に言うやせの大食い。食べても太らない体質でした。それが去年の夏頃でしょうか。仕事で入浴介助をする際、ハーパンになるのですが、ウエストが以前よりきつくなり下半身も何だかたくましくなったような気が・・。普段、体重を計る習慣がなく、久しぶりに体重計に乗ると、47㎏!(私はずっと41、2㎏がデフォでした)

アホな私はずっと自分は太らない体質だから太ることはない、と思い込み太ったことに気付かなかったのです・・。近眼がひどく普段は眼鏡、お風呂の時は外すので自分の体をはっきり認識しておらず、体重に関しては本当に無頓着でした。

それから踏み台昇降を毎日、30分から1時間程行うようにしました。しかし、1ヶ月、2ヶ月経っても体重は落ちず!50代になり代謝が落ちたことを実感しました。その内、踏み台昇降にも飽きダイエットもあきらめました。しかし最近、体重が44㎏代にまで落ちたのです。理由は分かっています。

私は夕食後、9時、10時頃からお酒を飲みだし、そうするとつまみが欲しくなり、ついつい食べ過ぎてしまうのでした。50前はたいして影響がなかったのですが、この頃は翌日、なんか体調が良くないんですよね。そんなことで9月から酒盛りをやめたのです。まあ、太った原因も体重が落ちなかった原因も酒盛りのせいだと思っていたのですが、やめられなかったのですよね・・。。

そして体重に敏感になったせいか、最近気づいたことが・・。長年、使っている姿見、実際より痩せてスタイルよく映っていたんです!衣料品売り場の鏡じゃないんだから、自宅用のは、ちゃんと実際の姿を映すようにしてほしい・・。太ったことに気付かなかったのは、この鏡のせいもあるかも・・。長年、だまされていたのね・・。 

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