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猫の耳のお話

昨日は、みぞれ混じりの雨も降り本当に寒かったです・・。
野良の親子猫たちは、朝いつも軒下の猫ハウスにいるのですが、昨日は姿が見えませんでした。午後、仕事から帰宅しても姿が見えず、夜になってもいませんでした。
でも今日の朝、親子猫たちは、いつものように猫ハウスにいました。昨日はどこかもっと温かい場所にでもいたのでしょう。

しばらくして親猫が出ていき、猫ハウスには子猫2匹だけになりました。親猫はすぐに爪を立てるので手を出せませんが、子猫たちは平気です。猫ハウスに手を入れ額をなでました。
その後、猫ハウスから出して子猫たちを家の中に入れた時、キジトラの子猫の耳に違和感が・・。じーっと見ると右耳の上部が5分の一ほどありません!!
どこかの猫にでも噛みちぎられたのでしょうか・・?出血などはなく、ぱっと見には分かりません。いったい、いつ右耳の上部が無くなったのか・・。でもキジトラの子猫は元気です。

野良猫を捕まえ去勢手術をする活動があります。(私の住んでいる周辺ではそのような活動はないのですが・・)去勢済みの目印として耳の先をカットして、その猫をさくら猫と呼ぶそうです。さくら猫・・。かわいい呼び方ですね。

さくら猫は幸運な猫ですが、キジトラ子猫は少し不運な猫ですね・・。

猫の耳と言えば・・猫はよく聞き耳を立てますね。ウチの猫も寝ているようでいて耳だけは話し声のする方に向けていることがあります。人の会話を聞いていて、雰囲気などから何かを察知しているのでは・・と思うことがあります。
20年くらい前、当時飼っていた猫を「明日、去勢手術に連れていくよ。動物病院には予約した」という話を家族としていました。猫は側にいました。でも私は特に気にもしていませんでした。
そして翌日、猫は忽然と姿を消しました。名前を呼んで辺りを探して見当たりません・・。こんなことは初めてでした。そして時間は過ぎ、動物病院には日を改める旨を連絡しました。
猫に何かあったのではと心配していると、夜遅く何食わぬ顔をしてひょっこりと帰ってきたのでした・・。
家族とは「絶対、話を聞いていて分かったんだよ」と話しました。

猫の耳は可愛さの象徴(今は萌えアイテムというんでしょうか)でもありますよね。猫耳の女の子のイラストやカチューシャなどをよく見かけます。私も猫耳には心惹かれます(笑)
私にとって猫耳といえば10代の頃に読んだ大島弓子さんの漫画「綿の国星」です。(猫耳のルーツです。たぶん)
猫は、人に猫耳としっぽがついた姿で描かれています。主人公はエプロンドレスの子猫ちび猫。飼い主家族や周囲の猫たちも個性的で魅力的です。かわいいだけじゃなく、精神性の高さも感じる物語です。
「綿の国星」は今でも私の本棚に並んでいます。

ちなみに私、猫耳の帽子を一つ持っています(笑)数年前に買いました。ダークグレーのニットの帽子。オバサンが被っても違和感ないと思います。うん、たぶん。

読んで下さりありがとうございます。