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雑記

時間のことなどつらつらと

一昨日、昨日と仕事は午後からでした。なので午前中はのんびりかというと・・そんな気分でもありません。午後から仕事だと思うと午前中から落ち着きません。午前中も仕事に縛られている感じです。
午後から仕事の日は、1日が長く感じます。なので午後からの仕事は好きではありません。
時間の感覚は人それぞれだと思いますが・・。

時間は状況により長く感じたり短く感じたりします。でも日々はあっと言う間に過ぎていきます。40代の頃は音速でしたが、50代になってから光速です・・。何だか怖くなります・・。

そういえば時間のことを日にち薬といいますね。辛いことや悲しいことがあっても時間が癒してくれるという意味。時間のありがたさを感じる言葉です。確かにその通りだと思いますが、心に残って消えないこともあるんじゃないかな。
私は、子供の頃、親によって捨てられた飼い猫のことを今でもよく思い出し辛くなります・・。
子供の頃は時間の流れがゆっくりで1年が本当に長かったです。でも無力だった子供の頃に戻りたいとはまったく思いません。

昨日、朝のTV番組で値千金の由来について説明していました。
由来は中国・北宋時代の詩人蘇軾(そしょく)の漢詩「春夜」の中の「春宵一刻値千金」という句です。春の夜は短い時間でも大変価値があるという意味だそうです。風情のあるきれいな句ですね。なんだか心に残りました。
人生も後半になり値千金と思えるような時間を少しでも多く持ちたいと思いました。

時間と言えば思い出す物語があります。
ミヒャエル・エンデの「モモ」とフィリパ・ピアスの「トムは真夜中の庭で」 2冊とも児童書ですが大人になってから読みました。時間の大切さや不思議さを感じるファンタジーです。絵空事ではなくファンタジーでしか表現できない真実ってあると思います。
児童書って侮れません。私は大人の小説より児童書の方が好きかもしれません。

それにしても年々、加速する時間。なんとか減速できないものか・・と最近、考えたりします。

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思い出 雑記

星の王子さまいろいろ

1月も後半ですね。お店では、バレンタインの特設売り場が設けられています。私、バレンタインはすでに廃止していますが、この時期だけしか、買えないチョコレートが数々あるので、毎年、幾つか自宅用に買います。そして実はチョコより入れ物の缶が目当てだったりします。本当にかわいくて素敵な缶がいろいろあります。

そしてここ数年、必ず買うのが「星の王子さま」のもの。何種類かありますが1種類だけ選びます。今年も買いました。早めに買わないと無くなってしまうことがあるので・・。昔から星の王子さまのことが大好きなのです(笑)

星の王子さまの本を初めて読んだのは、ずいぶん昔です。20代半ば頃だったと思います。
世界的に有名な本ですが児童書だと思い、さして興味がありませんでした。でも読んでみたら深く美しい不思議な物語で気に入ってしまいました。いろいろと示唆にとんだ言葉が散りばめられていて哲学書のようにも感じました。
そして作者のサンテグジュペリの描いた挿絵も、魅力的で気に入りました。愛情をこめて楽しんでこの挿絵を描てたんだろうな、と思います。

その後、箱根に星の王子さまミュージアムがあることを知り行きました。もう20年くらい前のことです。確か雨でした。入り口を入ったところにある王子さまのモニュメントの前で傘を差し写真を撮った記憶があります。細かいことは、はっきりとは覚えていませんが、星の王子様さまとサンテグジュペリの世界を堪能し満足したと思います。
そういえば、レストランの方が「プロバンス地方ではパンにオリーブオイルをつけて食べるんですよ」と教えてくれたことを思い出しました。

ミュージアムショップで買った星の王子さまとキツネの置物とポストカードは今でも家にあります。

そういえば星の王子さまPAがあるんですよね。関越自動車道の寄居PA。もう少し温かくなったら行ってみたいな・・など星の王子さまのチョコを食べながらぼんやりと考えています。

ちょっとシミのついた本と
王子さまとキツネの置物
今年買ったチョコレートの缶
星の王子様いろいろ

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お出かけ

野菜ラーメンと山頂のお寺

日曜日、夫は仕事が休みでした。私もたまたま休みだったので出かけることにしました。
午前10時半過ぎ夫の運転で出発。まずは腹ごしらえということで、夫の希望でラーメン屋さんに行くことにしました。以前、何回か行ったことのある野菜ラーメンの有名なお店です。
11時頃、到着。座敷席に座りました。調度いい時に来たようで、その後ぞくぞくとお客さんがやって来ました。待たずに済んでよかったです。
夫も私も野菜ラーメンを頼みました。以前も頼んだことがありますが、ここの野菜ラーメンは野菜の盛りがすごいです。ラーメンに餃子は付き物ですが頼みません。お腹に入らないので。

そして、きました。変わらずの野菜てんこ盛りでした。

最初、ひたすら野菜を食べます。そしてやっと麺に到達。麺より野菜の方が多いと思います。
スープ(醬油)はショウガ風味がする懐かしい味わいです。なんとか完食。美味しかったです。

お店を出たのが12時頃でしょうか。それから君津市の三石山山頂にある観音寺に行きました。10何年かぶりです。縁結び、海難除けにご利益があると有名なところです。
山道をいくと道端に前日の雪が残っていました。

13時頃、駐車場に到着。所々凍っている道をてくてく歩いていきました。山門をくぐり本堂へ。途中、鐘がありましたが「自動です。打たないで下さい」という立札が。へえー自動なんだね、打ってるの見てみたい、と夫と話しました。

本殿に到着。山頂には本殿にかぶさるように大きな岩があります。そして本殿の奥には古い社殿があります。こちらの方が趣深く感じていいなと思いました。
本殿にお参りして、社殿の隙間の石段から奥の院に行きました。奥の院に続く山の斜面には、たくさんの小さな観音様(仏様かな?)がおられました。細い階段を上ったり下ったりして奥の院に着きました。
奥の院は崖の上にあります。見晴らしはすごくいいです。奥の院には縁結び祈願のハンカチがたくさん結ばれていました。結ぶにかけてるんですね。若い女性たちがお参りしてました。良縁があるといいですね。

奥の院からの眺め。縁結びのハンカチが結ばれてます。

山の斜面にはたくさんの観音様(仏様?)

境内の長椅子に残っていた雪。手形をとってみました。

久しぶりに行きましたが、お天気もよく清々しい気分になりました。ぜひまた行きたいです。今度はいつになるかな?

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猫の耳のお話

昨日は、みぞれ混じりの雨も降り本当に寒かったです・・。
野良の親子猫たちは、朝いつも軒下の猫ハウスにいるのですが、昨日は姿が見えませんでした。午後、仕事から帰宅しても姿が見えず、夜になってもいませんでした。
でも今日の朝、親子猫たちは、いつものように猫ハウスにいました。昨日はどこかもっと温かい場所にでもいたのでしょう。

しばらくして親猫が出ていき、猫ハウスには子猫2匹だけになりました。親猫はすぐに爪を立てるので手を出せませんが、子猫たちは平気です。猫ハウスに手を入れ額をなでました。
その後、猫ハウスから出して子猫たちを家の中に入れた時、キジトラの子猫の耳に違和感が・・。じーっと見ると右耳の上部が5分の一ほどありません!!
どこかの猫にでも噛みちぎられたのでしょうか・・?出血などはなく、ぱっと見には分かりません。いったい、いつ右耳の上部が無くなったのか・・。でもキジトラの子猫は元気です。

野良猫を捕まえ去勢手術をする活動があります。(私の住んでいる周辺ではそのような活動はないのですが・・)去勢済みの目印として耳の先をカットして、その猫をさくら猫と呼ぶそうです。さくら猫・・。かわいい呼び方ですね。

さくら猫は幸運な猫ですが、キジトラ子猫は少し不運な猫ですね・・。

猫の耳と言えば・・猫はよく聞き耳を立てますね。ウチの猫も寝ているようでいて耳だけは話し声のする方に向けていることがあります。人の会話を聞いていて、雰囲気などから何かを察知しているのでは・・と思うことがあります。
20年くらい前、当時飼っていた猫を「明日、去勢手術に連れていくよ。動物病院には予約した」という話を家族としていました。猫は側にいました。でも私は特に気にもしていませんでした。
そして翌日、猫は忽然と姿を消しました。名前を呼んで辺りを探して見当たりません・・。こんなことは初めてでした。そして時間は過ぎ、動物病院には日を改める旨を連絡しました。
猫に何かあったのではと心配していると、夜遅く何食わぬ顔をしてひょっこりと帰ってきたのでした・・。
家族とは「絶対、話を聞いていて分かったんだよ」と話しました。

猫の耳は可愛さの象徴(今は萌えアイテムというんでしょうか)でもありますよね。猫耳の女の子のイラストやカチューシャなどをよく見かけます。私も猫耳には心惹かれます(笑)
私にとって猫耳といえば10代の頃に読んだ大島弓子さんの漫画「綿の国星」です。(猫耳のルーツです。たぶん)
猫は、人に猫耳としっぽがついた姿で描かれています。主人公はエプロンドレスの子猫ちび猫。飼い主家族や周囲の猫たちも個性的で魅力的です。かわいいだけじゃなく、精神性の高さも感じる物語です。
「綿の国星」は今でも私の本棚に並んでいます。

ちなみに私、猫耳の帽子を一つ持っています(笑)数年前に買いました。ダークグレーのニットの帽子。オバサンが被っても違和感ないと思います。うん、たぶん。

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憧れの猫

半野良の子猫たちも少しはフレンドリーになってきたかな、と思っていたのですが、やっぱり中々なつきませんね・・。たまに捕まりますが、まだまだ近づこうとするとサササーッと逃げます。ウチの猫のように「ニャー」と鳴いて近寄ってくるなんてことはありません。

子供の頃から何匹も猫を飼ってきましたが、全部雑種です。猫たちは、もらったり拾ったりしました。今、飼っている2匹も元野良猫と元迷い猫です。純血種に憧れはありましたが、特に飼おうと思ったことはありませんでした。

ホームセンターに行くと、たまにペット売り場に立ち寄ります。ショーケースの中には高額なお値段の純血種の子猫や子犬がいます。(たまにミックスも。雑種とは違うらしいですね)かわいくて一時、癒されますが、すぐに暗い気持ちになります。買い手はつくのだろうか・・売れ残ったらどうなるんだろう・・など心配になります。
そういえばヨーロッパでは、ほとんどの国が生体販売を禁止しているそうです。犬や猫は直接、ブリーダーから譲り受けるそうです。日本でも生体販売を止めればいいのに・・と私も思います。

売られている猫たちは皆、何となく大人しく感じます。上品なんでしょうか?ウチの猫や半野良の親子猫たちは、もっとワイルドで活発です。血筋なのか、環境なのか、それとも両方なのか、たまたまなのか・・。

雑種でも純血種でも猫は猫、皆かわいいのですが、私にはもう一度飼いたい憧れの猫がいます。金目銀目(オッドアイ)の猫です。
私が子供の頃、金目銀目の白猫を飼っていました。その1匹だけで、その後、金目銀目の猫に出会うことはありません。もう一度、金目銀目の猫を飼えたら・・と時折夢想します。。

昔なので飼っていた金目銀目の猫の写真はありません。今はウチの猫や親子猫たちの写真をよく撮りますが、たまに猫たちの肖像を描くこともあります。
いつかは思い出になるのでしょうね・・。

「タキシードキャット」F10号
ウチのはち割れ猫の肖像を描きました

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