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日々の出来事

2度の死と久しぶりに歩いた日

今日の昼下がり、仕事から戻ると老母から近所のお爺さんが亡くなったことを聞きました。101歳だったとのこと。1世紀以上、生きたのですから大往生ですよね。ほぼ面識はなく、ああ、そうですか・・と思っただけでした。でも老母から、このお爺さんは「死ぬのは2度目」という話しを聞き、急に関心が向きました。

1度目の死は、戦時中。戦争に行っていたお爺さんが、戦死したという知らせが届いたそうです。お葬式を執り行い、お墓も建てたそうです。しかし、後にお爺さんは九死に一生を得て、戻って来たそうです。家の方は、さぞ喜んだことでしょうね。それにしても骨壺には何を入れたのでしょう?石でも入れたのでしょうか・・。

もう一人、このお爺さんと戦地(島)で一緒だった近所の人がいたそうです。でも、この人は水を汲みに行き、不運にも相手方に攻撃され命を落としたそうです・・。老母の話を昔話として聴きつつも、たくさんの命が失われたことに思いを馳せました・・。

今日は予約していた歯医者の日で、16時半頃に行きました。型をとり10分ほどで終了。買い物をして帰りましたが、今日は疲れもなく余力もあったので久しぶりに少しだけ歩くことにしました。

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17時半頃出発。めったに通ることのない小道を歩いてみることにしました。人通りのない忘れ去られたような小道です。さびしい感じかなと思ったのですが、道端に5㎜くらいの小さな紫の花が束になったものが、幾つも咲いていました。何という花か名前は分かりませんが、小道をかわいく飾っていて気に入りました。そして小道を出ると草の生えた休耕田の中の道をテクテク歩きました。暑すぎず気持ちよく歩ける気温で、青空も清々しかったです。

15分ほどのウォーキングでしたが、何だか生きていることの、ありがたさを感じました・・。

この小道が好きになりました
名前は分からない紫の花
ウォーキング中の清々しい青空

読んで下さりありがとうございます。

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