今日の午前中、緊急地震速報が出されました。職場にいましたが、震源地が近く大きな揺れがくるのでは、と思い身構えました。しかし、しばらくたっても揺れはきませんでした。誤報だったようです。ホッとしました・・。
私は介護老人施設で働いています。入所されている方のほとんどが車椅子生活で、自分で歩くことはできません。施設は海の近くにあります。低い建物です。東日本大震災以降、常に私の頭の中のどこかで思っていることがあります。もし、職場にいる時、大きな地震が起きて津波がきたら・・。津波の到達時間は、震源地からの距離にもよりますが、震源地が近い場合、一刻の猶予もないのでは・・と思います。津波が伝わる速さは早く、津波が見えてからでは逃げ切れないそうです。もし職場にいる時、津波がきたら、いろいろ対応困難になると思いますね・・。今日、緊急地震速報で震源地を見た時、近い場所だったので緊張感が走りました・・。
介護施設って、海の近くにはそぐわないのでは・・と思います。海の景色が見えるのは気持ちが和んで、いいのかもしれませんが・・。ちなみに私の働いている施設から海は見えません・・。目と鼻の先なんですが・・。
そして、私が住んでいる家ですが、すっごく古いボロ屋です。古民家なんて洒落たものではなく、あばら家です。生まれた時から住んでいますが、すでに築100年近いです。関東大震災で家が倒壊し、祖父が建て直したものらしいです。当然あちこち痛んでいます。目に見える痛みの他に東日本大震災後、外せなくなった襖や障子が何枚かあります。震災の影響で家がゆがんだのではないかと思います・・。今度、大きな地震がきたら・・と思うと心配です・・。津波の心配はないのですが・・。
新しい家を建てる余裕はなく、まあ、この家で細々と生活していくしかありません。それにしても、祖父がこの家を建てた時は、10代。よく建てたなあ、と感心します。情けないことに50代になっても、私にはそんな甲斐性はないのでした・・。
読んで下さりありがとうございます。