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お出かけ 折々の場所

山の日に、山道を行き、山を思う

そういえば今日は山の日で祝日なんですね。祝日など関係ない仕事をしているので、うっかり祝日だということを忘れていることがあります。今日はたまたま休みなので思い出しましたが。
山の日なんて、いつできたんでしょう?記憶にないです。山の日の趣旨は、”山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する”ということらしいです。そういえば、ウチも山を持っています。一山ではなく、頂上からタテに割った半分。小さい山です。近くなのですが、もう何年も行っていません。人が通る道筋は荒れて、けもの道しかないかもしれません。イノシシやアナグマが闊歩しているのでは・・と思います。

今日は夫も休みなので、一緒に出かけることにしました。(夫の職場は、基本的に休みはカレンダー通りです。)午前11時頃、家を出発。車の運転は夫に頼みました。昼食はファミレス(中華)に行き、2人ともラーメンを注文しました。暑いのに、なぜか食べたくなるんですよね・・。美味しく頂きました。
その後、20年くらい前に何度か行ったことのある山の中のレストランを突然思い出し、今もやっているのか確認しに行ってみることにしました。山道をドライブがてらですね。こんなところに?という目立たない場所にあって、店内は温室のようでハーブを栽培していたと思います。オシャレな隠れ家のようなお店でした。

山道を行くと、白いユリの花が道沿いにたくさん咲いていました。このユリは清楚で可憐な風情ですが、繁殖力が強く丈夫で家の周辺でも咲きまくっています。種類は分かりませんが、あちこちで咲いてるのが目にとまります。
山の斜面のコンクリートの間や排水管の穴からも、茎が伸びてユリが咲いていました。少しだけユリを眺めてから、緑の生い茂る山道をクネクネと進んでいきました。そしてレストランの場所に到着。看板はありましたが、車の中からは今もやっているのかよく分かりませんでした。でも多分、やっているのでは、と思います。”また今度、来てみよう”と夫と話しました。

山の斜面のコンクリートの隙間から伸びて咲くユリ
排水管の穴から伸びて咲くユリは、まるでそこに活けられたようです

更に車を走らせました。いつも遠くから見ている山の上にある1基の風車のところにたどり着きました。おそらく、ここが頂上。風車は側で見ると巨大です。風に吹かれ3枚の羽根がゆっくりと回っていました。青空に風車が映えて清々しかったです。(雲が多かったですが)

山の上の風車
時々、風量が弱くなると止まる羽根

下りは来た時とは反対側の道を行きました。そして通りに出て家までの道すがら、山並みを眺めていましたが、あちこちの山で木が赤茶色に枯れているのが目につきました。ナラ枯れです。数年前から、あちこちの山で発生しています。ムシが原因のようです。木がまるまる一本、枯れているのを見ると怖くなったりします。何らかの手立てがあるのか分かりませんが心配です・・。

午後3時頃、帰宅。たまにはウチの山の様子も見に行かなければいけないな・・と思った山の日でした。

山の赤茶色になっている部分がナラ枯れがしているところです

読んで下さりありがとうございます。