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日本人の誠実さを感じた日

私は東芝のノートパソコンを使っています。去年の7月に購入しました。そのパソコンですが、少し前から充電してもバッテリーが51%のままで100%にならなくなりました。タスクバーに表示されるバッテリーのアイコンは充電状態にもかかわらず・・。ネットで調べていくつかのことを試しました。でも解決しませんでした・・。問題なく使用できているのですが、購入して1年2ケ月、すでにバッテリーが弱ってしまったのでしょうか?原因が分からずスッキリせず、今日は休みなので東芝のサポートセンターに電話してみることにしました。

しかし午前中、老母に頼まれて郵便局とJAに連れて行くことになりました。最初に郵便局に行き、その後JA。老母がJAで用事を済ませている間、ついでに私は近くの行政センターに行き、忘れていたお金をATMで預入しました。その後、JAで用事を済ませた老母と帰宅。そして、すぐ家の電話から東芝のサポートセンターに電話しました。

しかし混み合っているようで中々つながらず・・。後でかけなおそうかな・・と思ったところで、やっと通じました。対応してくれたのは落ち着いた口調の女性の方でした。ちょっと緊張。じつは私、問い合わせの電話も苦手なんですよね・・。最初、私も試した幾つかのことを指示されました。一回やっていることなのにモタモタ・・。でも女性は丁寧に応じてくれました。しかし、やはりバッテリーの状態は変わらず・・。最後「いつもとは違うやり方で電源を切ります」とのこと。指示されたとおりの手順で進め、そしてパソコンをひっくり返しバッテリーを抜き、入れ直しました。「これで充電出来なかったら、再度連絡下さい」とのことでした。

バッテリーの充電ができていることを願い、しばらく待って電源を入れてみました。そしたら、タスクバーにバッテリーのアイコンがありませんでした・・。充電されてるんだか、されてないんだか・・。バッテリーのアイコンを追加しようとしても上手くいかず・・。少し考えて、とりあえず再起動してみました。そしたら、タスクバーにバッテリーのアイコンが表示されました。ついでに充電も順調なようで、ホッとしました・・。それにしても、サポートセンターの方が、仕事とはいえ、すごく分かりやすく懇切丁寧に教えて下さり助かりました。感謝です。

そして昼食後、ちょっと昼寝をしていると家の電話が鳴る音がしました。タイミング悪く出ると切れてしまいました。まあ、どうせセールスか何かだろう・・と思いまた寝ました。しばらくして外で声がしました。誰だろうと思い起きて戸を開けると見知らぬ男性が立っていました。JAの方でした。「○○○さんのお宅ですか?」と老母の名前を言いました。”そうです”というと「いらっしゃいますか?」というので老母を呼びに行きました。なんでしょう?

男性と話していた老母が戻ってきました。なんと午前中JAに行った時、財布を窓口の椅子に忘れてきていたのです!老母は財布を出した記憶がなく、まったく気づいていませんでした・・。さっきの電話はもしかしたらJAからだったのかも・・。わざわざ届けて下さり申し訳ない気持ちになりました・・。

でもサポートセンターの方やJAの方から、日本人の誠実さを感じました。私もそのようにありたい、と思った次第です。

読んで下さりありがとうございます。

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袖振り合うほどの出会い

昨日は何度か通り雨が降りました。雲に覆われたかと思うと、パッと晴れたり忙しい空模様でした。夕方、スーパーに買い物に行くと売り場で突然、呼び止められました。誰かと思ったら、7月から目の病気で休職している職場の男性でした。歳はまだ40代ですが、もともと目の持病がある方で半日勤務で清掃の仕事をしています。少し話をしましたが、病状はいいようで今月中か来月には復職できるとのこと。職場ではほとんど話をすることもなかったので何だか新鮮に感じました。

買い物中に普段付き合いのない知り合いにばったり会うことが、たまにあります。その時だけ少し近況報告をしたりします。そして別れて、またばったり会う日までさようなら・・。袖振り合うも多生の縁です。

買い物を終え外に出ると、東の空に虹が見えました。弧にはなっていませんでしたが、大きな虹でした。最近も雨上がりに家の庭で虹を見たばかり。思いがけず再び、虹を見られて嬉しくなりました。スーパーの駐車場で虹の写真を撮っていると「虹の写真撮れるの?」と年配の女性がすれ違う時に声を掛けてきました。「はい」と答えると「きれいだねえ」と言いました。すると別の女性も「きれいだねえ」と感動したように言いました。見知らぬ人たちとの何気ないやり取り。ほんの袖振り合うほどの出会い。でも何だか和みました。

そういえば、ペットが亡くなることをいつからか”虹の橋を渡る”と言うようになりました。現在、私も4匹の猫と暮らしていますが、いつかは虹の橋を渡る日がくるのです・・。もちろんペットだけでなく人も、いつかこの世から旅立ちます。ペットが渡るのは虹の橋ですが、人が渡るのは三途の川・・。うーん・・私も渡るなら虹の橋の方がいいなあ・・。

今まで出会った猫たちに思いを馳せました。家の猫だけでなく野良猫のことも・・。動物との出会いも、袖振り合うも多生の縁ですよね・・。もしかしたら虹との出会いも・・。

昨日の虹

読んで下さりありがとうございます。