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日々の出来事 雑記

酔芙蓉とイノシシの親子・・微笑ましい光景

今朝、起きて庭に出ると酔芙蓉の花が幾つも開いていました。この花は朝は純白ですが、時間が経過するにつれ花色が変化していきます。昼頃には薄いピンクになり、夕方には濃いピンクになります。酔芙蓉の名前の由来は、花色の変化をお酒に酔って顔が赤らんでいく様子に例えたものです。何だか粋な名前だなと思いました。

しかし、家の庭の酔芙蓉ですが、いつの間にかずい分と大きくなりました。何年か前、老母が知人から貰ってきた時は10㎝にも満たなかったのですが、今では2メートル以上にもなりました。老母にあまり大きくなり過ぎても困るので枝を切ることを提案しました。今すぐにではなく、もう少し花を楽しんだ後にです。花はまだまだ10月頃まで咲くでしょう・・。

朝の酔芙蓉

夫が仕事に出かけ私も仕事に行く準備をしていると携帯に電話がかかってきました。誰だろう?と思ったら夫でした。家を出てからそれ程時間が経っていません。何かあったのかな?と思い電話に出ると「イノシシの親子を見た」とのこと。親1頭にウリボウ3匹・・。道を横断していったらしいです・・。

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今年は春先からイノシシが出没して、庭先や畑を荒らされ困りました・・。近所でも何件もの家が被害に遭いました。しかし数か月前、部落の人たちが畑に罠をかけイノシシを捕獲、猟銃で射殺したと聞きました。私は実際には見ていません。そして、それから家の周辺にイノシシは出没しなくなりました。射殺されたイノシシが駆け回っていたのでしょう。とりあえず安心していたのですが、夫が見た山間の道から家まで3㎞弱。いずれまた家の周辺にやって来るかもしれません・・。幾つかの山を越えて・・。

イノシシは本来憶病な動物ですが、子どもを連れていると親が襲ってくることもあるそうです・・。夫は車に乗っていましたが、イノシシの親子が道を渡り切るまで待っていたそうです。

昼下がり、仕事から戻ると酔芙蓉は薄いピンク色になっていました。高いところに咲いていますが、花が大きくて華やかなので十分観賞できます。そして、たまたま酔芙蓉の花を眺めていた時、クロアゲハが飛んできては一輪の花に止まりました。ピンクの花びらがクロアゲハを包み込むように見えて、何だか微笑ましくなりました。そして夕方、花はいつの間にか濃いピンクに変わっていました・・。

そして夜、夫にイノシシの親子が山間の道を横断していく様子を具体的に聞きました。実際には見ていませんが想像したら、またまた微笑ましくなりました。ウリボウのかわいさが目に浮かんだのです。現実には厄介な存在なのですが・・。

昼下がり、酔芙蓉の花に止まったクロアゲハ
夕方の酔芙蓉。濃いピンクになりました。

読んで下さりありがとうございます。

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