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孤独感を感じる時と夫の手料理

私は介護老人施設で介護職員として働いています。昨日、一人の女性の入所者の方にご家族から冬物の衣類が届きました。その中にお孫さんの写真も数枚入っていました。男の子で5、6歳くらいでしょうか?女性に渡すとジッと嬉しそうに見入っていました・・。

私は子供がいないのですが時々、「お子さんはいくつ?」と聞かれることがあります。子どもがいて当然と思っているのでしょうね。「いません」というと驚いたような顔で「寂しいですね」とか、なぜか「ごめんなさい」と謝られることもあります。まずいことを尋ねたと思うのでしょう。正直、複雑でちょっと鬱陶しい気持ちになります・・。
人付き合いが苦手なのも、そういうことと関係あるかもしれません。職場などでも私の歳ぐらいの人たちの話題は子どもとか孫とか家族の話が多いです。私には関係ない世界で、そういう場所は居づらくて居心地が悪いのです・・。人といるのに何だか孤独感を感じてしまい、その孤独感はしばらく心に残ります・・。

そんな時、私は井伏鱒二が訳した漢詩の一文”・・・ハナニアラシノタトヘモアルゾ、「サヨナラ」ダケガ人生ダ”を思い出します。そして心の中で唱えます。そうすると何となく気持ちが落ち着くような気がします。私にとっての、おまじないですね。

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この本に全編載っています。他の詩も好きです。


昨日は午後からの仕事で、家に帰ったのは18時半ごろでした。仕事が休みの夫が珍しく夕飯を作ってくれることになっていました。メニューは豚の生姜焼き。食材の買い出しも夫がしてくれました。食事を自分で作るのとは違い、人に作ってもらうのは何だか楽しみです。出来上がりはどうでしょう?
テーブルには大皿が2つ。豚肉と玉ねぎの生姜焼きが盛られた皿と大量のキャベツとプチトマトが盛られた皿。まるで主食がキャベツです。男の料理ですね。私が生姜焼きを作る時は肉だけで焼きますが、夫は豚肉に玉ねぎを合わせていました。豚肉と玉ねぎは合いますね。美味しかったです。

夫が作った豚の生姜焼き

子どもがいないので、夫とは夫婦というより親しい友人のような気がします。家族というより同居人といった感じです。

読んで下さりありがとうございます。

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