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素晴らしき日常と奪われ続ける日常

今日、「よつばと!」(あずまきよひこ著)の最新刊(15巻)を読みました。元気溌剌で自由奔放な5歳の女の子”よつば”と”とーちゃん”(血のつながりはない)との暮らしを中心に周囲の人たちとの交流が描いた漫画です。ストーリーは一話完結形式。

大きな騒動や波乱はなく、とりとめのない日々のたわいのない出来事の連なり。しかし、そんな日常が続いていくことの心地よさを毎回実感します。
クスッとしたり、ジーンとしたり、ほのぼのしたり・・・。そして、ありふれた何てことない題材が不思議とステキに思えてきます。バナナジュース、絵の具、ランドセル・・。

そして追体験したくなることもあります。今回は特に海に石を探しに行く話が気に入り、「もう少し暖かくなったら私も絶対、海に石を探しに行こう!」と決意したのでした。

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本の帯に”普通という奇跡”と書かれています。ありふれた日常というのが、実は素晴らしいと思わせてくれる漫画です。

読み終わると、いい感じになります

そして・・。

少し前に「命がけの証言」(清水ともみ著)という本を読みました。中国共産党がウイグル人に対して行っている人権弾圧についての証言を漫画にしたものです。すべて実名で証言しています。証言された方々はもちろん、著者の清水ともみさんも出版社も本にするにはとても勇気がいったろうな、と思います。

大勢のウイグル人が強制収容所に入れられているのは知っていました。しかし、そこでどのようなことが行われているかは具体的に知りませんでした。この本でその一端を知り、中国共産党の残虐極まりない蛮行に怒りと恐怖を覚えました。およそ日本では考えられないことばかり・・。

理由にならない理由で、ある日、突然、強制収容所に連れて行かれたり、または行方不明になったり・・。今現在、ウイグルの人たちの平穏な日常は中国共産党により奪われ続けているのです・・。

そして日本の将来を考えると、ウイグル問題は他人事ではないと思いました。中国共産党と友好とか言ってられない。政界、経済界の親中、媚中の偉い人たちに、この本を読んでもらいたいです。

漫画という形式が文字よりも読みやすく理解もしやすいと感じました

読んで下さりありがとうございます。

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