カテゴリー
雑記

写真は時間の残像

夫が最近、デジカメを買いました。以前から欲しかったものが安くなっていたので買うことにしたそうです。夫曰く、買ったのは安いデジカメの高いやつだそうです。高いデジカメの安いやつではないとのこと。・・・?

よく分からないので聞いたら、夫にとっての高いデジカメは一眼レフで、安いデジカメはコンパクトデジカメだそうです。夫が買ったのは、コンパクトデジカメですね。欲しかったカメラを手に入れて楽しそうです。

私もデジカメは持っていますが、むかし買ったもので今はとんと使っていません。もっぱら写真を撮るのはスマホのカメラです。手軽で便利ですから。それにスマホで撮った写真と、むかしのデジカメで撮った写真、それほど変わらない気もしますし。

でも、ちょっと性能のいいカメラに興味はあります。きれいだなと思った景色を写真に撮っても、肉眼で見た印象のようには写せないことが多くあるからです。写真だと実際よりきれいさが半減てことも・・。いいデジカメだとやっぱり違うのでしょうね。まあ、カメラの性能だけでなく技量も問題でしょうが・・。

ブログを始め、写真も載せるようになり、写真を撮るのが好きになりました。どんどんと過ぎていく日々の一瞬を残せるのが楽しい。植物、生き物、周囲の景色、食べた物、空・・。写真は時間の残像のような気がします。

私は写真が撮りたいというより、時間をとどめておきたいのかもしれません。ブログを書くのもそういう意味合いがありますね。思い出や記憶とはちょっと違う。上手くいえませんが・・。

・・・庭では今年も蝶たちがひらひらと飛び交っています。蝶を追って、止まった一瞬を狙いました。

大根の花にとまったモンシロチョウ
草の葉っぱにとまったモンキチョウ
これは最近たまたま寄った道の駅で見つけたベニシジミ

春の空には鳥たちが気持ちよさそうに飛んでいます。飛んでいる鳥を撮るのは難しい・・。偶然にゆだねて撮ります。

悠々と空を飛んでいるトンビ
飛んでいるツバメと屋根にとまっているツバメ

ツバメが小さくて見えづらいですね。でも、せわしなく飛び回るツバメを目で追い、偶然に撮れた1枚です。姿は小さいですが飛んでるツバメの姿がツバメらしかったので嬉しくなりました。自己満足ですが。

珍しいものや貴重なものでなくても、日常に目を楽しませてくれるものはたくさんあります。頻繁に写真を撮るようになり、そんなことを思うようになりました。

読んで下さりありがとうございます。

カテゴリー
お出かけ 美術館

久しぶりの美術館~展示品より気になっていたもの

昨日は夫の用事(仕事関連)に付き合い、久しぶりに高速バスで遠出をしました(県内ですが)。駐車場がないので高速バスで行くことにしたのですが、何となく遠足気分。高速バスに乗るのは1年数ヶ月ぶりです。

乗客は少なく数えるほどで、窓の景色をボーっと眺めたり居眠りしたりしているうちに到着。もっと乗っていたい気分でした。

夫の用事は簡単に終わる事だったので、その後、近くの千葉市美術館に行ってみることにしました。美術館に行くのも1年数か月ぶりです。そして初めて行くところで楽しみでした。

人出が気になりましたが私たちが着いた時、訪れている人の姿はありませんでした。企画展は特に興味のないものだったので常設展だけ見ることにしました。

5階の常設展会場に行くためエレベーターに乗った際、床に絵があるのに気付きました。浮世絵の女性3人がマスクを着けてソーシャルディスタンスを促す絵です。ちょっと面白いな、と感心。

エレベーターの床の絵

そして常設展を観賞。2点ほど印象に残る作品がありました。椅子に座った黒猫の版画と鬼瓦と裸婦の版画です。

黒猫の方は細長い小さな作品で、かわいらしさとどこか不思議な雰囲気がありました。鬼瓦と裸婦の版画は大きく、迫力と存在感がありました。そして鬼瓦と裸婦という組み合わせが斬新で面妖な感じも気に入りました。

でも常設展だけだと、ちょっと物足りなく感じました。しかしガッカリはしませんでした。実は展示品より気になっていたものがあったからです。それは建物です。

千葉市美術館は、戦前に建てられた銀行をビルで包み込むように保存していて、(この保存方法をさや堂方式というらしいです) それが1階部分にある”さや堂ホール”です。以前、テレビで見て知り、機会があれば見たいなと思っていたのです。

そんなわけで常設展を見終わると、さや堂ホールに行きました。足を踏み入れると現代の建物とは違う荘厳な雰囲気。ネオ・ルネッサンス様式のすてきな空間で、ちょっとだけタイムスリップしたような気分になりました。

私たち以外、他には誰もいなくて、ゆっくりと眺めました。

ホールを一望
明かりが映し出す模様もきれい
重々しい雰囲気のドア
床のタイル

そして千葉市美術館を出て、駅周辺のお店で昼食をとってから帰宅の途に着きました。久しぶりの美術館はやっぱりよかったです。

昼食は牛カツとサーモンフライの定食を頂きました。牛カツは初めて食べましたが美味しかったです。

読んで下さりありがとうございます。

カテゴリー
日々の出来事

新緑と猫と影の情景

昨日の昼下がり、庭をブラブラしました。日差しが眩しく、新緑もきれい。特に梅の木。新緑の葉っぱは透明感があり青空とのコントラストは目に染みます。そして地面に映った影はレース模様のよう・・。

もう朽ち果てそうな老木ですが新緑は瑞々しいです。
実のつきはどうでしょう。あまりなっていない感じですね。

梅の木の影(この影が好きで以前の記事にも載せたことがあります)

昨日の朝、4歳の男の子がレゴで家を作ったら影が偶然、西洋のお城のようになったのをテレビで見ました。ステキでした。影には不思議な美しさと魅力があります。

数年前、藤城清治さんの影絵が好きで那須にある藤城清治美術館に行きました。光と影が織り成す美しい世界に心が躍りました。懐かしい・・。

光を当てれば影が出来ます。光と影は切り離せません。よく人生にも例えられますが、影を悲観的に捉えたくないです。光の量や向きを変えれば影も変化します。心の持ち方で人生の影も変化するのでは、と思うのです。美しい形になったり、面白い形になったり・・。影を味わってこそ人生・・なーんてね。

ギンタとムギも庭にやって来てウロウロしていました。昨日は日差しが強かったので猫たちの影もくっきり、絵のようでした。

テクテク歩いてるムギの影
立ち止まってるギンタの影
ちょっと伸びた影がかっこいい
あーあ・・いつの間にか木陰でゴロッとする猫たちでした・・

読んで下さりありがとうございます。

カテゴリー
日々の出来事 食べ物・飲み物

1日の時間の流れとやる気を出した日

月日が経つのは早く、1日も短いです。私の場合、特に午後1時から午後5時までの間が、あっという間に過ぎていきます。午後になると、もう一日の終わりが近づいてきたように感じられるのです。1日のうちでも時間帯によって時間の流れが違います。

大した事をしないうちに1日が終わってしまうことが多いのですが、昨日はやる気を出し、終日、何かしらの作業をして過ごしました。

午前中は庭の草刈り。草が伸びて庭も緑に覆われてきました。とくにドクダミがあちこちに出てきて庭を占拠しそうです。

昨日は三角ホーを使いました。要は鍬なのですが、柄が長く刃の部分が三角形です。軽くて扱いやすく、立って作業出来るので楽です。また根元から取れるのもいいですね。
女性向きの道具だと思います。去年、ホームセンターで買ったのですが1,000円ぐらいでした。

三角ホーを振り下ろし黙々と作業。中腰なので作業しているうちに腰が痛くなりました。それに昨日は日差しが強く暑かったので、一部だけの草刈りで終了しました。でも刈った草はけっこうな山になりました。ちょっとした達成感。

そして午後もやる気を出し、新聞や不要なものをまとめて山の中の清掃センターに持って行きました。帰宅したら絵の色塗りをして過ごし、気が付くと夕食準備の時間でした。

夕飯は一昨日、取ったタケノコでチンジャオロースと煮物を作りました。タケノコづくし。チンジャオロースは日本食研のチンジャオロースの素を使った簡単調理。美味しく頂きました。まだタケノコは残っているので何を作るか思案中です。

昨日の夕飯、タケノコの煮物とチンジャオロース

それにしても昨日は珍しく昼寝をせず過ごしました。何かしら作業に集中していると眠気がやってこないのかもしれません。ダラダラ過ごしていると、疲れることはしていないのに日中、眠くなったりしますからね。

夜は、夫の職場の話を聞きながら、また絵の色塗りをしました。夜はのんびりした気分になり、1日のうちで時間が一番ゆっくり流れる気がします。

読んで下さりありがとうございます。

カテゴリー
未分類

タケノコと身近な世界

4月も後半。気掛かりだった喉の詰まりも、いつの間にか気にならなくなりました。よかったです。やっぱり体の不調があると気持ちもスッキリしませんから。これから過ごしやすい、いい季節になるので有意義に過ごしたいです。

・・とは言っても、またまたコロナが感染拡大していて本当にうんざりします。ワクチン接種が始まっているけれど終息するのは一体いつになるのやら・・。もうすぐ、せっかくのゴールデンウイークなのに。(まあ、無職の私は毎日が休みですが・・)

話しは変わり、昨日の夕方、ウォーキングに行った時、家の裏の畑にタケノコが2本、生えているのを見つけました。孟宗竹なので、放っておくと太くて大きくなります。なので家に帰ると鍬を持って行き、すぐに取りました。少し前にも畑で数本のタケノコを取りましたが、その時は捨ててしまいました。でも今回はせっかくなので食べることにしました。

まずは灰汁をとるため下茹で。本当は米ぬかを使用しますが、家にはなかったのでお米を一掴み程入れて代用しました。(本当は赤唐辛子も入れた方がいいです。)そして茹で上がったら水につけて保存。昨日の夕飯の献立は決まっていたので、タケノコは翌日以降に食べることにしました。

何のタケノコ料理がいいでしょうか。夫にはチンジャオロースと言われ、老母には煮物にすれば、と言われました。私は八宝菜に使いたいな、と思っています。今の時期だけのタケノコ。思いのほか食の夢が広がります。美味しくいただきたいと思います。

それにしても畑に生えてきて困るな・・と思っていたタケノコですが、今はまた生えてこないかな、と期待しています。現金なものですね。

昨日、取ったタケノコ

身近にも思わぬ楽しみがあったりします。(タケノコとか・・)草木が育ち、家の周囲も緑が眩しくなりました。(草刈りを考えると憂鬱ですが・・)色々な蝶も飛んでいます。(幼虫は気持ち悪いですが・・)まあ、身近な自然でも目を凝らせば変化や発見があり面白いです。

コロナは忌々しいですが、今しばらくは身近な世界を中心に遊びたいです。(お金のことも考えて・・)

読んで下さりありがとうございます。