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日々の出来事

棚からボタ餅か、それともヌカ喜びか・・

数ヶ月前、家にスーツを着た男性が訪ねてきました。誰だろう?と思ったら、大手コンビニの店舗開発を担っている方でした。

出店したいと考えている一角に老母名義の土地も含まれていて、ついては土地を貸してもらいたい、という話でした。えーっ!いい話じゃないですか!大手のコンビニだし信頼して間違いないでしょう。ただ、そこの一角はウチを含めて四件が関係している土地で全員の同意が必要とのことでした。でもメリットの方が大きいと思うので、反対する家はないだろうな、と思いました。

荒らしている土地だし、コンビニで活用してもらえれば助かります。しかも賃貸料まで入ってくるのですからありがたい。(あくまで老母に、ですが・・。)棚からボタ餅だな、と思いました。

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しかしその後、音沙汰なし。この話は流れたのかな・・と残念に思っていたら、少し前、再び男性が訪ねてきました。ウチでは土地をお貸しすることに問題がないことを伝えるとホッとされ、他の家も皆、賛同されているとのことでした。

そして今日、一件の家にコンビニ側三人と地主四人(私は代理で出席)が集まり具体的な話を聞きました。いや~、しかし、なかなかすんなりはいきません。

実は四件分の土地が集まったその一角の真ん中に小径が一本通っているのですが、そこが市道だったのです。知りませんでした。そしてコンビニ側の提案として、市道は個人が買取出来ないので赤道(あかみち。道路があった道で無籍地)に格下げ後、その道を誰かに買い取って欲しいとのことでした。けっこうな金額です。

どなたかが、四件で買取することを提案。しかし分筆(土地の区画を人為的に変更すること)はすごくお金がかかるので一件の家で買取したほうがいいとのことでした。そして買取してもらえない場合、この話はなかったことになるとのことでした。うーん・・。

どうしたものか考えていたら、一人の方が「(貸す土地は)ウチが一番、広いからウチで買取した方がいいかしら」と言いました。しかし、その方も家に帰り相談になります。はたして、どうなるでしょうか?棚からボタ餅か、それともヌカ喜びか・・。

もし土地の賃貸契約が無事に結ばれたとして、実際に工事が始まるのは来年の5月頃とのこと。手間も時間もかかり大変なことですね。

読んで下さりありがとうございます。

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