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日々の出来事

最初はびっくり!ゾッとしたけど、後でしんみり・・

少し前、家の天井裏で野良猫が子猫を出産。どうしようかと考えあぐねていたら母猫が子猫4匹を物置に連れ出してきました。物置の一角を整えると、幸いに母猫はそこで子育てに励み、子猫たちも順調に育っています。もう、子猫たちはチョコチョコ駆け回るようになりました。

母猫ですが、子猫たちの側にずっといるわけではなく、一日何回か出かけます。母猫がいなくなると私と夫は子猫たちの側に行き、ちょっかいを出します。子猫たちは私たちを見ても逃げることもなく、むしろ寄ってきます。よしよし。

4匹でかたまる子猫たち


ところで今日の午前中、居間にいると夫が曇りガラスの窓の向こうにヘビらしきものをくわえている猫の影に気付きました。庭に出て確認すると、母猫がまだ細い、けれど結構長いアオダイショウらしきヘビをくわえていました!

ひゃー!と心の中で叫び、急いで家の中に戻り火ばさみを持ってきました。そして母猫に近づきヘビをなんとか取ろうとしたのですが、ただでさえ懐いていない母猫は唸り走って逃げます。追いかけても追いつけるわけもなく母猫は姿を消しました。

竹藪の中でヘビを食べているのかもしれません。まあ・・しょうがない、と諦めました。毒のないヘビでしたし・・。

それから、しばらくして母猫は庭に姿を現しました。しかし、なんと、まだヘビをくわえていました!ヘビはさっきのままの姿です。食べた痕はありません。母猫は走って物置に入りました。子猫たちのところに行ったのです。私があとを追いかけ猫たちのところに行くと、母猫は子猫たちの側に息絶えたヘビを置いていました。

そっか!母猫は子猫たちのために猟をしてきたのです。子猫たちにご飯を食べさせようと思って・・。そんな母猫の愛情を思ったら何だかしんみりして、せつなくなりました・・。

申し訳ないけど(母猫と子猫たちとヘビに対して)、ヘビは私が火ばさみでつまみ出し竹やぶに放りました。その後、母猫と子猫たちにご飯をあげました。

読んで下さりありがとうございます。