昨夜は雨でしたが、今日は朝から晴れて暑いくらいでした。久しぶりにビーチコーミングをしたいと思い午前中、夫と近場の沖ノ島に行きました。砂浜で地続きになっている小島です。思っていた以上にたくさんの人たちが来ていて賑やかでした。
犬を連れている人たちが多かったですね。犬は一緒に出かけられるのが羨ましい。猫とお出かけはちょっと難しいですからね。
ステキな貝やイルカの耳骨を探し砂浜を歩きましたが、これといったものは見つかりませんでした。残念。でも久しぶりの海は気持ちよかったです。島を散策したり少し磯場で遊んでから帰りました。
午後は数日前から少しずつ読んでいた本を一気に読みました。「ダライ・ラマの猫」です。副題は「ネコが伝えてくれる幸福に生きるチベットの教え」
瀕死の状態でスラム街のゴミの山に捨てられそうになっていたところをダライ・ラマ法王に救われダラムサラで暮らすことになったヒマラヤンの子猫が主人公で語り部。 子猫の語り口は軽妙で読みやすく素直に心に入ってきます。可愛いくて素敵な小説であり、深くて温かい仏教書だと思いました。
子猫は周囲の人間を観察し我を振り返り、様々な気づきを得ていきます。その気づきにハッとする私。 印象深く考えさせられる言葉が幾つもありました。(書ききれないので割愛)
主人公の子猫はいくつかの名前で呼ばれますが、その一つがリンポチェ(チベット語で宝物の意味)。読み終わり、この本自体がリンポチェだなと思いました。良い本です。
読んで下さりありがとうございます。