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思い出

落ちていた猫の薬と嘘をついた子ども

3日前、元気がなくびっこを引いていたオカユを動物病院に連れて行ったら40度の高熱がありました。注射を2本打ち飲み薬を処方してもらいましたが、すぐに復調はせずドーム型猫ベッド”すあま”に籠って過ごしていました。“すあま”猫ベッドと思わぬところから顔をのぞかせる猫でもご飯になると よろよろと”すあま” から出てきて、ご飯は食べたので心配しつつも大丈夫だろうと思い様子を見ていました。

昨日の朝は前日より調子がよさそうでした。そして夕方、パートから帰宅すると兄弟のツクネ、ミソニと一緒にニャーニャー鳴きながら足にまとわりついてきました。ご飯のおねだりです。おー!元気になった!と嬉しくなりました。もう、びっこは引いていません。順調に回復し一安心です。

もう1匹、ムギも膵臓に疾患があり投薬治療中です。食欲もあり元気溌剌なのですがね・・。ムギの薬は朝夕2回で食前30分前に飲ませます。
オカユもなのですが薬を飲ませるのは大変です。どちらも錠剤で飲んだと思っても吐き出してしまったり・・。一発で飲ませられることは、ほぼありません・・。でも何とか飲ませていたつもりだったのですが・・。

一昨日の朝、小さな2粒の薬が落ちているのを見つけました!ムギの薬です。飲んだと思っていたら吐き出していた時もあったのです。しまった・・。気を付けなければ。

そういえば妹が子どもの頃、錠剤の薬を飲むのが苦手でした。小学校低学年の頃、風邪のひきかけだったかで市販の錠剤の風邪薬を飲むように母親に言われていました。食事をする部屋の窓辺で薬を口に入れたのですが、なかなか飲み込めずグズグズしていた妹。確か母親はご飯の準備をしながら妹に薬を飲むように促していました。そして、やっと妹は薬を飲んだことを母親に言いました。

しかし翌日、激おこの母親が妹を叱責していました。何と薬を飲んだ、と言っていた妹ですが窓の外に薬を吐き捨てていたのです。その吐き捨てた薬を母親が偶然、見つけたのでした。まさか妹が嘘をついたとは思っていなかったので驚きました。

妹はめちゃくちゃ怒られていたけどよかったと思います。嘘がばれず上手くいっていたら、それが成功体験になり嘘をつくのが平気になっていたかもしれませんから。

落ちていた猫の薬を見たら、大昔のそんな記憶がよみがえりました。今日もムギとオカユに薬を飲ませました。割と上手くいきました。私もだんだん慣れてきたかもしれません。

読んで下さりありがとうございます。