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里芋と温かい手紙

昨日の夕方、パートから帰宅すると私宛に荷物が届いていました。久しく会っていない年上の知人女性からで中身はたくさんの里芋でした。突然のいただき物にびっくり!女性が作ったのかと思いお礼のメールをしました。

すると早速、返信がきて娘さんが作ったとのことでした。娘さんは会社勤めをしていたはず。趣味で野菜を作っているのかな・・と思ったのですがメールには、”一生懸命頑張って作っています。春の季節は見ごたえがあります”と書かれていて、もしかしたら農業に従事したのでしょうか?何か人生の転機があったのかもしれません。

それにしても人間関係が希薄な私ですが、折に触れて気にかけて下さる女性がありがたい・・というより不思議。

女性は旦那さんの定年退職にともない御家族で東京から移住してきました。知り合った時、女性は友人を作りたいという思いが強かったように思います。なので、こんな私でも友人候補になったのでしょう。

何となく女性とは細く長く続いています。切れそうで、切れない関係。密な関係より私には調度いいかもしれません。

ところで里芋は好きなのですが、めったに食べません。なぜかというと、横着な私は皮を剥くのが面倒くさいからです。
でも今回はせっかく頂いたので頑張って皮を剥かなければ!と思い、翌日の夕飯で煮物を作ることに決めました。すると、どういう風の吹き回しか今ではまったく料理をしない老母が「皮を剥いておくよ」と言ってくれました。

そして今日の夕方、パートから帰宅すると何と下茹でまでしてくれていました。ありがたい。後は煮るだけ。ひき肉があったので里芋のそぼろ煮にしました。味見したらホクホクして美味しかったです!

後で気が付いたのですが、里芋の荷物の中に手紙が入っていました。達筆な字でサラサラ~ッと近況と気遣いの言葉が綴られていました。

温かい手紙でした。女性とは細くて脆い糸で繋がっているようで、けっこう丈夫な糸で繋がっているような気がしてきました。

里芋のそぼろ煮
もっといっぱい煮ました

読んで下さりありがとうございます。