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日々の出来事

悲喜こもごも、心が揺り動かされる

それほど興味のなかったオリンピックですが、始まるとやはり気になります。昨日の午後、テレビをつけるとフィギュア団体の女子フリーをやっていたので途中から見ました。

坂本花織選手、伸びやかで見ていて気持ちのいい滑りで素晴らしかったです。物語性があって何か訴えてくるものがあるなと感じました。

フィギュア団体は初の銅メダルを獲得。よかった~と嬉しくなりました。

ところで女子フリーの最後に滑ったロシアのワリエラ選手ですが、素人目に見ても別次元で見入ってしまいました。

トリプルアクセルや4回転をいとも簡単に軽々と飛んでいるように見えます。そしてジャンプだけでなく他の要素も美しい。4回転を1つ転倒しましたが、それでも高得点。それも納得です。

もう存在自体がアートだなと思いました。「絶望」という異名もかっこいいですね。

そして夜にはスキージャンプ混合団体を見ていました。一番手の高梨沙羅選手の大ジャンプに喜んでいたらまさかの失格。スーツ規定違反とやら。何それ?って感じ。

高梨選手のことを考えたら、何だかいたたまれない気持ちになり途中でテレビを消してしまいました。

後でニュースを見たら4チームがスーツ規定違反で失格になっていたんですね。何だかモヤモヤした気分でしたが、日本はなんと4位。
途中で見るのをやめてしまったのですが、日本は2回目に進み高梨選手もしっかり飛んで皆で頑張って挽回したんですね。凄いなあ。

気になっていたスーツ規定違反とは体に対してスーツが大き過ぎたということのようですが、事前に計測しないのかなと思ったら、計測しているようですね。試合後は抜き打ち。

うーん、試合前に計測しているなら、そこで指摘できないのでしょうかね。飛び終わってから、再び計測して失格って理不尽に感じてしまう。しかもランダム。運も関係しますよね。
こういう失格は競技を見ている方も何だか興ざめするし後味が悪いと思ってしまいました。

それにしてもオリンピックは悲喜こもごも。ただテレビで見ているだけの私も心が揺り動かされます。

読んで下さりありがとうございます。