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老母とコンビニといつの間にか気が付いたら88

夕方、パートから帰宅すると、みたらし団子がありました。老母がコンビニで私に買ってきてくれたのです。めずらしい。
普段、買い物はもっぱら私の役目でいつもは老母に「あれ買ってきて、これ買ってきて」と頼まれてばかりなのですから。

徒歩でいける場所にコンビニができたら自分でも買い物に行きたくなったようです。

ところで、なんと80代半ばの老母が初めてコンビニに入ったのは数日前で今日は2回目です。(開店セレモニーの時に店内に入っているので正確には3回目)

私と老母が住んでいる地域に初めてコンビニができたのが、いつだったのかは記憶にありません。でも25年以上は前だと思います。その間にいくつものコンビニがあちこちにできました。

老母は6、7年前までは車を運転して買い物にも行っていたのですが、なぜかコンビニに入ることはなかったようです。

そんな老母ですが家から徒歩でいける場所にコンビニができたら行ってみたくなったようです。車を運転していた時は入ろうと思わなかったのにね。

まあ、でもコンビニに興味が出たのはよかったかもしれません。コンビニでの買い物が老母にとってささやかな楽しみになるといいのですが。

老母が買ってきてくれたみたらし団子ですがカップ入りで、たっぷりのタレが団子にかかっていました。
タレがかかっているというより、団子がタレに浸かっているという方が合っているかも。もちもちした団子ととろ~りとした甘いタレが美味しかったです。

老母が買ってきてくれたみたらし団子

ところで私としてもコンビニが徒歩でいける場所にできたのは自分が高齢者になり車を運転しなくなった時のことを考えると助かるな・・と思いました。もう高齢者の問題は他人事ではなく自分の問題になりつつあります。

20代、30代だったら自分が老人になるのは遥か彼方のことで他人事でしたが。

今日、パート先のデイサービスに来られていた女性が「88になったよ。いつの間にか気が付いたらなってたよ」と言いました。
年はいつの間にかとってしまうもので気が付いたらこんな年になっていた・・と気持ちの実感としては確かにそんな風に思うものだなと思いました。

読んで下さりありがとうございます。