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日々の出来事

忘れていた誕生日と1年に1度楽しみにしている粗品

昨日は休日。いいお天気でした。庭の梅の老木にずいぶんと実がなったので梅酒を漬けようと思い仕舞ってあったガラス瓶を洗いました。

洗ったガラス瓶は卓上に敷いたタオルの上に口を下にして乾燥させています。明日、明後日がまた休日なので、どちらかで梅を収穫できたら、と思っています。

ところで昨日、私がいつも利用しているスーパーに行こうとしたら老母が「一緒に行く」と言いました。滅多に出かけたがらないので珍しい、と思ったら、そうか!前日は老母の85歳の誕生日でした。

そのスーパーでは誕生日に買い物をすると粗品を貰えます。誕生日当日でなくても前後なら構いません。老母は毎年その粗品を貰うのを楽しみにしているのです。

ここ数年の粗品はエコバッグで、去年、一昨年に老母が貰ったのは派手な蛍光色のオレンジ色でした。老母の好みではなく「高齢の自分が使えるような色ではない」と言い残念がっていましたが、昨日もそのことを言っていました。

はたして今年どんな粗品でしょうか。

今年もエコバッグでした。色はくすんだブルーで「今度はいい色だった」と老母は喜んでいました。よかったです。老母の誕生日の小さな楽しみ。

それにしても老母の誕生日をすっかり忘れていました。まあ、ウチでは誰の誕生日もとりたてて祝ったりせず基本的にスルーなのですが。

1年前と比べて老母はさして変わりないように見えます。80歳を過ぎた頃、ガクッと年を取り、この調子でいったら数年後にはどうなるのだろう・・と思いました。しかし今のところ落ち着いている感じです。

自分の誕生日にスーパーで粗品を貰うことも忘れないし、去年、一昨年に貰ったエコバッグの色も忘れないし、野菜作りもするし、まだまだ頭はしっかりしているかな、と思っています。耳は遠いし見た目はずい分と年を取りましたが。

でも老母もいつ何があるか分からないお年頃。少しでも長く今の落ち着いた状態が続いて欲しい、と願っています。

読んで下さりありがとうございます。