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確かにあると感じる壁と亡父

周囲の高齢者を見ていると80歳を超えると一気に老け込む人が多いなという印象です。大きな病気をしなければ70代はまだまだ元気で仕事をしたり趣味に打ち込んだり活動的です。

数日前、職場のデイサービスで最近91歳になったばかりの女性が同席の方と会話していた時、「90歳まで生きたくなかった。80歳くらいで死にたかった」と言っていました。

80歳を過ぎた頃から色々な変調があったのかな・・と想像しました。

「80歳の壁」という本が売れているようですね。著者がTVに出演しているのも見ました。本は読んでいませんが、このタイトルを見ただけで察しが付くというか実感させられます。80歳の壁は確かにあると。

やりたいことをやれるのは、せいぜい70代までだと思っておいたほうがよさそうです。でも、それもあくまで80歳を超えるまで生きた場合の話ですが。

父親は60代で亡くなりました。肺がんでした。見つかった時はすでに末期で本人には伝えませんでしたが家族には余命宣告がされました。


本人の希望により最期まで家で過ごしましたが、父親の面倒は50代だった母親がほぼ看ていました。そして余命宣告よりも少し生きながらえて亡くなりました。

父親の死が残念であるかというと・・正直、今はそれでよかった、と思っています。

もし今も父親が存命だったとしたら80歳を大きく超える高齢者2人を私1人で見なければならなかったでしょう。それは、すごくしんどいことだったと思います。
それを考えると母親が元気な時に父親が亡くなったのは順番としたらよかったなと思うのです。

まあ、あくまで私の身勝手な考えですが。父親本人はもっと生きたかったでしょう。

ところで今日は夫のバイクの中型免許卒検の日でした。以前からバイクの免許を取りたいと言っていましたが本当に取りに行くとは思いませんでした。

体が動くうちに取っておかなければ、と思ったようです。確かにこれからは体の動きも少しづつ鈍くなっていくでしょうからね。運動神経が必要なことは70代なんて言ってられないです。

ちなみに卒検ですが落ちました!ドンマイおじさん頑張れ!とエールを送りました。

読んで下さりありがとうございます。