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短い散歩~とりとめのないことを考えながら

昨日の昼下がり、短い散歩をしました。紫陽花がきれいな場所があり側で眺めたかったのです。

家を出て小径を行くと道沿いに、ひょろっと伸びた1本の桑の木があります。いつの間にか生えていました。今の時期、たくさんの実がなっていて道にも幾つも落ちています。

小学生の頃、学校から蚕を貰ってきて飼っていました。蚕の入った箱は学習机の下の暗がりに置いていました。
蚕のご飯は桑の葉。通学路の途中に桑の木があり、毎日毎日、下校時に桑の葉をせっせと採っていました。ついでに実を採って食べたりしましたね。

懐かしい気持ちになり桑の実を採りたくなりましたが実は手の届かないところにあり諦めました。

そして、ひらひら飛んでいるモンシロチョウを眺めたりしながら先を進み、紫陽花の場所に到着。ピンクや紫の花が集まり賑やかに咲き誇っていました。

「梅雨空に映える七変化」
「雨の日も笑顔で生き生きと」
「雨もまた楽し」

絵手紙風な一文を添えてみました。ありきたりな文言ですが。

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もう少し歩こうかと思ったのですが濃いグレーの雲が広がってきたので帰ることにしました。一雨降りそうな予感。

帰る途中、ヒメジョオンにベニシジミが止まっているのを発見。明るいオレンジ色がきれい。少しの間、眺めました。

蝶は好きですが幼虫は苦手です。あの芋虫の姿態を見るとゾワッとします。

小学生の私にとって芋虫と同じ姿態の蚕が可愛くて大切な存在だったのが、今思うと不思議。蚕の白さのせいでしょうか。芋虫のやけに鮮やかな色が気持ち悪く感じるので。

それとも蚕は芋虫とは違う何か特別な生き物のように感じていたのかもしれません。意識の違いで印象が変わってくることがありますから。

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とりとめのないことを考えながら歩きコンビニでアイスを買って帰宅。家に着きしばらくすると雷がなり大雨が降ってきました。予感的中。

読んで下さりありがとうございます。