カテゴリー
日々の出来事

研修医とソバカス~声を掛けたくなった言葉

この前の日曜日に老母が高熱を出したので、急遽、救急外来に行きました。コロナやインフルエンザではなかったのですが、風邪らしい症状もなく熱の原因を調べるため色々と検査をしました。

最終的に腎臓の炎症ではないかということで抗生剤の点滴をしてもらい5日分の薬が処方されました。

幸い日曜日の夕方には熱は37.1度まで下がり、翌日には36度台になり、その後も上がることはなく体調も良くなりました。

それでも昨日の午前中、救急外来を再診するよう指示があったので老母を連れて病院に行きました。診察してくれたのは前回と同じ若くて可愛らしい女性医師。不慣れな感じがあり、おそらく研修医だと思われます。

************************

前回の受診時、私も老母と一緒にずっと診察室にいたので診察の様子をずっと見ていました。

女性医師が触診とエコーを行ってから、老母は看護士とトイレに尿を採りに行きました。女性医師は診察室からいなくなり、トイレから戻った老母と診察室で結果を待っていました。

すると、だいぶ経ってから女性医師は先輩と思われる男性医師と共にやって来ました。そして今度は男性医師が、女性医師に説明をしながら再び老母に触診とエコーを行いました。

判断がつかないことがあったのでしょうか。若い女性医師は男性医師の説明を熱心に聞いていました。今は実地修練を重ねているのでしょう。

まな板の上の鯉になっていた老母でした・・。

************************

ところで昨日は再び「尿検査をします」ということで、しばらく待合室で待っていました。しかし看護士は現れず再び診察室に呼ばれました。

そして「熱も下がり状態もいいので尿検査はせず、薬をもう5日分出します」とのこと。再び何かあったら今度は泌尿器科を受診するように言われました。

先輩医師に対応を相談して変更になったのでしょうか。尿検査はなく終了。

女性医師のマスクから出ている鼻の周辺にソバカスが見えました。私の脳内に流れてきたのが懐かしい”キャンディキャンディ”の曲、~ソバカスなんて気にしないっわ~♫・・。

思わず「頑張ってくださいね」と声を掛けたくなってしまいましたが、まさかそんなことは言いません。若くて優秀であろう女性医師の未来が前途洋々と開けていることを心の中で願いました。

読んで下さりありがとうございます。