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日々の出来事 生き物(猫以外)

のどかな鳴き声と悲しく切ない鳴き声

昨日は終日雨でした。昼下がり、家でまったり過ごしていると外で今年初のカエルの鳴き声が聞こえました。

鳴いていたカエルは一匹。何ガエルか分からないけれど、冬眠から目覚めたら雨が降っていて喜んでいたのかな・・とちょっと、のどかな想像をしました。

また、カエルの鳴き声は生き物たちが活発に活動を始めた合図のようにも感じられました。

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ところで最近、家の庭にやって来る3匹のオス猫がいます。

近所で猫を飼っていても去勢・避妊をしない家があり、この3匹とも、そこの家で増えて周辺に散らばり半野良化した猫たちだと思われます。多分、3匹とも血縁関係はあるんじゃないかなと思っています。

でも、かち合うと唸り声を上げ睨み合ったりしています。仲良くすればいいのに・・と思いますが、猫たちはお互い馴染みはないようで敵対しています。

それにしても去勢・避妊をしないとネズミ算式に猫は増えていきそうですが、意外とそうでもないようです。これはこれで、酷い話なのですが・・。

結局、なんのフォローもしないので猫たちは多分、短命です。病気になっても、怪我をしても放置。いなくなっても気にしないでしょう。子猫のうちに亡くなる仔も多いのでは。

多分、飼い猫といっても、決まった猫を飼っているわけではなく、増えた猫が入れ代り立ち代わりしているのでしょうね・・。

何で猫を飼っているのかな・・。私が他所の家に異議申し立てをするわけにもいかないので心の中で思っているだけですが・・。

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半野良化したオス猫の鳴き声が聞こえてきます。カエルの鳴き声のように、のどかには感じられません。悲しく、切なく感じてしまいます・・。

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日々の出来事

花盛りの野花と職場で困ること

数日前、隣の市にある丘陵地の公園に行きました。そこは桜の名所なのですが、まだ開花時期には早く桜が咲いていないのは分かっていました。

目的は桜ではなくウォーキングするため。

でも桜のお花見には早かったですが、野花と椿は花盛り。野花と椿を愛でながら坂道や遊歩道を上ったり下ったりしました。品種によっては咲いている桜も少しだけありましたね。

すみれ
野ばら
オオイヌノフグリ
椿

この公園を訪れるのは久しぶりだったのですが、ガッカリしたことがあります。それはクジャクがいなくなっていたこと。

以前は、たくさんのクジャクがいたのですが、その場所は空っぽになっていました。クジャクたちは一体どこに行ってしまったのでしょう・・。

雪柳

後で調べてみたら、クジャクたちは市内の他の施設に無償譲渡されていました。

たくさんの鳥類が一気にいなくなると何かよからぬことでもあったのかな・・と心配になりましたが、そうではなかったので安心しました。

今度、クジャクたちが引っ越した施設に行ってみようかなと思います。

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話は変わり、パート先のデイサービスでは野菜作りしている利用者の方が何人もいて、採れた野菜を職員に持ってきてくれることがあります。

一般的に職員個人が利用者から現金や物を貰ってはいけないのですが、今のパート先では野菜などは貰ってもいいことになっています。

なので数日前にはネギを(たくさん貰った職員が分けてくれました)、昨日はサヤエンドウを貰いました。

ウチでも老母が野菜を作っていますが、ネギとサヤエンドウは作っていないのでありがたく貰いました。

前の職場では、いろいろな事がもっと厳しくて常に閉塞感を感じていましたが、今の職場は逆で緩い感じかもしれません。いい加減ということではありませんが、ストレスは少ないです。

困ることといえば利用者数も少なくて手持ち無沙汰になること・・。どうやって時間を潰そうか思案することも多いです。

バリバリ働きたいという気持ちはないのですが、今の職場にずっといようという気持ちもなかったりします。でも今の職場に慣れてしうと他所にいったら、すごくキツク感じるでしょうね・・。

それを考えると安易に動けないな・・と思ったりします。

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日々の出来事 雑記

きれいさっぱり消えていくのがいい

パート先のデイサービスに来ている方で90歳の女性がいます。結婚歴はなく独身なのですが、実際の年齢よりもずっと若く見えて頭もしっかりしています。

昨日、その女性から数ヵ月前に亡くなったお姉さんの話を聞きました。2つ違いでお姉さんも独身だったそうです。
なので姉妹でお墓をどうするか案じ、お姉さんが元気な時に二人で葬儀屋さんに相談に行ったのだとか。そして二人とも海に散骨してもらうことにしたのだそうです。

ただ、どこの海でも散骨できるわけではないようですね。散骨できる海は決まっていて、お姉さんの遺骨は他県の海に散骨されたとのこと。

遠方で散骨には立ち会えなかったそうですが、散骨の様子を写した写真を立派なアルバムにして送ってくれたことを嬉しそうに話していました。

その話を聞き、私は自分の行く末に思いを馳せ、海に散骨がいいかも・・と真剣に考えていました。

散骨とか樹木葬とか近年よく耳にしますが、私の周辺では家のお墓に埋葬されるのが一般的です。それは皆さん、子供がいたり身寄りがあるからですよね。

子供のいない私にとってお墓なんて必要ありません。・・とは言っても遺骨は残るわけで、どうしたものか・・と常々考えていました。

樹木葬に興味があったのですが、女性の話を聞き散骨の方が、きれいさっぱり消えていけて、いいかも・・と思いました。

実際に散骨した人の話を直に聞いたのは初めてですが、なぜか不思議と明るい気持ちになりました。

でも夫が先に亡くなった場合は誰にお願いすればいいのかな・・。うーん。女性には親しい親族がいますが、私の場合、将来だれもいなそうですからね・・。

まあ、でも自分が死んでしまった後のことなんて、本当はどうでもいいのですがね。適当にゴミとして処理してもらってかまわないです。

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食べ物・飲み物

テーブルの上のささやかな春景色

数日前、スーパーで春の和菓子詰合せを見つけたので買いました。練り切り2個と道明寺1個の3個入りです。

色付けした餡で季節の風物をかたどった練り切り2個は、うぐいす型と桜型。練り切りは可愛くてきれいで目も楽しませてくれます。

そんな練り切りをいつも載せるのは、リアルな猫の顔が描かれた豆皿。猫の顔と練り切りの組み合わせで一人遊びます。

黒白ハチワレの頭の上には鶯、サバトラの頭の上には桜、残った道明寺は茶トラの頭の上に載せてみました。

テーブルの上のささやかな春景色です。

さて目で楽しんだ後は味を楽しみます。昨日のおやつに老母が道明寺、私がウグイスを食べました。

やはり甘みが強いの1個食べれば十分で残った桜は私が今日食べました。

ところで昨日、雨の中、車を走らせていると山桜や雪柳がいつの間にか満開でした。春は駆け足で過ぎ去っていきます。晴れた日には春を追いかけて外に出ようと思ったのでした。

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以前にも和菓子とこの豆皿のことをブログの記事にしたことがあります。コロナウィルスとお茶、そして和生菓子と豆皿

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日々の出来事 雑記

自由で人生を謳歌している人

地域で透析を行っている病院は何ヵ所もあります。それだけ透析を必要としている人が多いのでしょうね。私の身近にも一人だけいます。

その人は、なんと私より一回りも年下の男性で透析歴はすでに9年。30代半ばから透析を始めたそうです。

身体が大きくて人柄も明るいので見た感じは元気そのもの。まさか透析を受けているとは最初思いませんでした。

昨日その人と話したのですが、透析を受けるのは週3日で透析が終わるまで6時間ほどかかるそうです。その間、ずっと病院のベッドの上。

ふと透析している間、トイレに行きたくなったらどうするのだろう?と思い聞いてみたら「透析している間は行きたくならないんだよ。トイレに行きたくなる人は透析なんて必要ない人」とのこと。なるほど。

大変だけど透析歴も長くなり本人にとっては日常になったのでしょうか。あまり食生活には気を使っていない感じで、大酒を飲んだりラーメンを食べた話をあっけらかんとしていました。

煙草はやめられたけどお酒はやめられなかったそうです。私もお酒は好きなので気持ちは分かりますが大丈夫なのでしょうかね・・。

透析に代わるもっと良い治療法が開発されたらいいのですが、今のところ透析しかないので人生が終わるまで続けることになります。

その不自由感と拘束感を想像すると他人事ながら気が重くなりました・・。

しかし、この人はアクティブです。日にちを調整すれば国内だったら、どこでも行けるとのことで「行ってない都道府県は少しだけだ」と言っていました。病気を理解してくれている友達もいて一緒に旅行に行っているようです。

ふと、私は心のどこかで、この人のことを”かわいそう・・”と思っていました。でも、それは凄く失礼なことですよね。”かわいそう”という言葉には、上から目線と優越感が感じられます。

この人の方が私より、ずっと自由で人生を謳歌しているように思います。

しかし食生活が自由過ぎるのは、どうかと思いますが・・。

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