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日々の出来事

どうしたのか気になった猫の亡骸

パート先のデイサービスに来ている利用者の方で20歳のオス猫と暮らしていた一人暮らしの女性がいます。

“暮らしていた”と過去形なのは、昨日、しばらくぶりに来た女性から猫が虹の橋を渡ったことを聞いたから。

数ヵ月前、女性が「猫の元気がなくなった」と言っていたので心配していたのですが・・。

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でも猫の20歳は人間の96歳。大往生です。去勢手術以外、病院にかかったことがないと言っていたので本当に丈夫な猫だったのでしょう。

女性は猫によく「私より先に逝くんだよ」と言っていたそうですが、猫は言われた通り先に逝きました。高齢で身体も不自由な女性は猫がいなくなった寂しさよりも、ほっとした気持ちの方が大きそうでした。

ところで猫の元気がなくなってから、女性は猫が亡くなった場合、亡骸をどうするか案じていました。そして役所関係の人から新聞紙なのでくるみ燃えるゴミの日に出していいと教えてもらったのでした。

どこで燃やしても同じということらしい。正直、複雑な気持ちになりましたが、やむを得ない場合あるでしょう・・。

実際に猫が虹の橋を渡り、猫の亡骸をどうしたのか気になり女性に尋ねたら、掘ってくれる人がいて埋めたそうです。動物にとって土に還るというのが自然でいいかもしれません。

20年いっしょに暮した猫ですもんね。やっぱりゴミ扱いは出来ないですよね。

女性と仲の良い利用者さんが猫が亡くなった時、「泣いた?」と聞いたら、女性は「泣いたなんてもんじゃない」と答えました。

女性と20年暮らした猫。幸せな一生だったと思います。

読んで下さりありがとうございます。

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