今日の午後、外出から帰宅すると老母から親戚の人が訪ねてきたことを聞きました。何しに来たのかというと遠方で暮らす老母の兄が亡くなったことを知らせるためでした。
遠方だし肋骨にヒビが入り安静に過ごさなければならない老母は葬儀には行けません。事情を話し訪ねてきた親戚の人に香典を頼んだとのことでした。
老母は6人兄弟の5番目で存命なのは老母とすぐ上の兄だけでした。その兄もなくなり、とうとう老母ひとりになりました。
私にとっては伯父で数年前に親戚の葬儀で会った時は老母より元気でした。でも、ここ半年くらい病気で伏せていたようです。
亡くなったことを聞いた時、正直、私は特に付き合いもないので悲しいという気持ちは沸いてきませんでした。そっか・・と淡々と事実を受け止めただけ。
老母も、それほど沈んでいる感じはありません。いつもと変りなく過ごしています。
ところで気性が荒い老母は父のきょうだい達とは関係がよくなく父がいなくなってから色々揉めて絶縁しました。でも自分のきょうだい達とは仲がよく、きょうだい達の連れ合いとも関係が良好でした。
それは、きょうだい達が亡くなるまで変わらず。ちなみに、きょうだい達の連れ合いも皆亡くなりましたが、やはり最後まで皆と関係は良かったです。
“兄弟は他人の始まり”と言いますが、老母にとって、きょうだいは、ずっと絆を感じる存在だったのでしょう。そう考えると表面に出さなくても寂しさは大きいかもしれませんね・・。
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