ここ数日、YouTubeで小児がんや難病で闘病する子供たちと家族の動画をいくつか見ました。幼くして亡くなる子もいて何事もなく大人になるって幸運なことなんだなと思いました。
それにしても私より、はるかに若い親御さんたちが、しっかりしていて本当に立派。お医者さんや看護師さんなど周囲の支えも素晴らしい。
映像はダイレクトに届き、強く訴えるものがありますよね。悲しいけれど、見てよかった。家族の方が撮影を許してくれたのに感謝です。
良くも悪くも人間は慣れてしまう習性があるので、日々の暮らしが幸せであることを感じられなくなり、むしろ自分は不幸だという気さえしてきたりします。
ありふれた感想ですが普通で平凡な暮らしが幸せだと思い出させてくれました。
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話は変わり、家の庭に窪んだところがあります。深さは数㎝くらいでしょうか。大きさは長いところで60㎝くらいかな。雨が降った後、そこが水たまりになり、鳥や猫が水を飲みに来たりします。
いつ雨が降ったか覚えがないのですが、今朝も庭に出ると水たまりができていました。
そして一羽のカラスが舞い降りてきて水を飲んでいました。その瞬間を写真に撮りたかったけれど撮れませんでした。いつもそう。
鳥たちは、あっという間に飛び立ってしまいます。また誰か水たまりに来ないかなと見ていたけれど来ませんでした。
寒い朝、私の脳内BGMは「とんとんとんとん、ひげじいさん」
小児がんの4歳の女の子が歌っていた歌。意識がなくなりお母さんの腕の中、そばで看護師さんが電子ピアノを弾き歌ってあげていた歌。
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カラスも、水たまり、枯れ木も、冬の冷たい空気も、世界はきれいだなと思いました。
読んで下さりありがとうございます。