鮭をくわえた木彫りの熊の置物。昔の北海道土産の定番でどこの家にもあったのではないでしょうか。ウチにも、いまだにあります。たぶん親戚の家からお土産に貰ったものでしょう。
今現在、時を経てレトロな味わいが出てくるわけでもなく、木彫りの熊はただただ古臭いだけ。
時代遅れの品物で、いらないなあ・・と思っているのですが、木彫りの熊は頑強で朽ちる気配はなく老母が残しておきたいようなので捨てず仕舞いです。
正直、邪魔な存在で見ていると忌々しい気持ちになったりします。
ところが、そんな木彫りの熊の置物に思わず和んでしまうことがありました。正確には猫に和んだのですが、木彫りの熊があってこその光景。
ある冬の日、何気なく木彫りの熊が置いてあるところを見ると、シオが木彫りの熊の横で香箱座りになっていたのでした。
しかも台座の上。じっとしていて動かずシオも置物と化していました。

なぜ、シオは木彫りの熊の側に行こうと思ったのでしょう。日が当たっていたので日向ぼっこをするのに、そこがよかったのでしょうね。
思わず笑ってしまいました。
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今日、2月22日は猫の日。ということで我が家の猫たちの眠り姿を見て頂こうと思います。

左からミィ太郎、ミソニ、ツクネ



安心して眠っている猫たちの姿を見ていると平和な気持ちになってきます。猫たちに感謝。
読んで下さりありがとうございます。