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日々の出来事 雑記

以前は腹立たしかったけれど、今は貴重な時間

7月に入り、老母がガンであることが分かってから1ヶ月以上が経ちました。

高齢なので、もう治療はしないことになりましたが、せめて食事に気を付けようと思い療養食もどきを作りました。でも老母の好みではなかったようで、あまり食べようとしなかったので、結局、好きなものを食べた方がいいかな、と思い療養食もどきはやめました。

今のところ老母に変化はなく普通に過ごしています。数日前には夏用の肌着を買いたいと言うので近くの洋品店に連れて行きました。

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そして今日は今日とて、パートが休みだったので色々頼まれ、あちこちに行きました。まずは写真屋さんへ。

「ノーカー・サポート優待証」(高齢者が提示するとバス運賃が半額になる制度があります)の有効期限が今月で切れるので、更新のための証明写真を撮るためです。

今さらバスに乗ることなんてあるかしら?・・と思ったけれど口にはせず。

証明写真が出来たら新しい優待証を発行してもらうためにバス会社へ行きました。そして、それが済むとサンダルを買いたいというので”しまむら”へ。サンダルの他に帽子とカバンも買いました。

最後に行政センターへ。

以前だったら、せっかくの休みを老母の用事でつぶされるのは腹立たしく思ったりしましたが、今は老母と一緒にあちこちを巡るのは貴重な時間だと感じます。

それにしてもガンであることを忘れそうなくらい変化のない老母です。本人は、どんな気持ちでいるのかしらね。

あえて聞こうとは思わないので分かりませんが、それほど気に病んでいるようには見えません。だったらいいのですが。

ところで、”しまむら”で、すごく久しぶりに知り合いの女性Kさんに会いました。するとKさんは「(老母が作った)手まりをもらったね」と言ったので、そういえば昔、手まりをあげたことがあるな、と思い出しました。

その手まりは今もあるのか聞かなかったですが、あげた時、すごく喜んでくれたんですよね。黄色いバラの手まりでした。

精力的に手まり作りに打ち込んでいた頃の老母を思い出し、懐かしさと少し悲しみを感じました・・。

読んで下さりありがとうございます。

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