カテゴリー
日々の出来事

メルヘンおばさんのバイブル~巡り合えたことに感謝した本

以前から欲しかった本があります。すでに絶版になっているので古本で探し、アマゾンに数冊あるのを見つけました。どれも定価よりも高値。

出版されたのは30年近く前なので、それなりに傷みがあるだろうと思いましたが、できれば良い状態のものが欲しい。かといって、あまり高額なのを買うのは躊躇します。

しばらく迷って結局、おおむね良好という説明を信じて一番安いのを買うことにしました。そして今月中旬に届いた本ですが、説明通りというか、思っていた以上にきれいな状態で嬉しくなりました。

ようやく手に入れることができた本、それは田辺聖子著「手のなかの虹」です。

カバーもきれい

著者が蒐集した様々な品々をカラー写真で紹介し、それにまつわる文章を綴っています。フランス人形にガラスの靴、パーティーバッグに万華鏡、市松人形に水差し、ドールハウスに香水瓶、仕掛け絵本などなど・・。

ここ数日、読み耽っていましたが、可愛くて美しいものが詰まった本でうっとりしっぱなし。

文章も深く素敵です。著者の品々に対する深い愛情を感じました。幸せな品々・・。

可愛いものが好きなメルヘンおばさんの私にとって、この本はバイブルです。巡り合えたことに感謝。

********一部を抜粋********

香水瓶
万華鏡
市松人形と着物を着せたフランス人形

読んで下さりありがとうございます。

カテゴリー
日々の出来事

沈む気持ちと詩と付き添うだけ

昨日の午後、老母に同行して総合病院の腫瘍内科に行きました。先週、泌尿器科で尿管癌でリンパ節に転移があり手術は出来ないとのことで抗がん剤治療を行う腫瘍内科を紹介されたのでした。

で、結果ですが高齢で抗がん剤はリスクが高く、メリットよりデメリットの方が大きく行わない方がいいとのことでした。行う選択はないんだな、というのが分かりました。

まあ、予想通り。なので治療はせず、何らかの症状が出てきたら、それに対処するということになります。

総合病院ではなく、かかりつけの病院で診てもらうことにしました。

老母も、もう治療を求めることはしませんでした。ガッカリしたとは思います。私も抗がん剤のリスクを考えるとしない方が確かにいいのだろうと思いつつ、それでもやっぱり気落ちしました。

病院を出ると土砂降り。さらに沈む気持ち。

**************************************

老母のガンが分かってから、やっぱり気持ちが沈むことが多く、気分転換に本でも読もうと思っても言葉が入ってきません。本の世界に入るエネルギーも湧いてこない感じです。

悶々としていたら、ふと詩が読みたくなりました。谷川俊太郎さんの詩。すぐに楽天で2冊購入。

詩は短く、読むのに大きなエネルギーはいりません。すらすらと読める。それがいい。音楽を聴くみたいに。水を飲むみたいに。

谷川俊太郎さんの詩を読んでいたら、沈んでいた気持ちが浮上してきて生き返った気分になりました。

今はまだ普通の老母。老母がいつどうなるか分かりませんが私は一生懸命に付き添うだけです。

読んで下さりありがとうございます。

カテゴリー
雑記

トンデモ本のリアリティーと真実

一時期、ハマって読んでいた保江邦夫氏の本を久しぶりに読みました。保江邦夫氏は素晴らしい経歴を持つ物理学者ですがスピリチュアル系の人でもあります。

本の内容もかなり、ぶっ飛んでいて俄かには信じられないことが山ほど書かれています。いわゆるトンデモ本。(過去には物理や数学の専門書も書いていたようですが)

今回、読んだ「願いをかなえる縄文ゲートの開き方」も嘘とも本当ともつかない壮大な話がたくさん書かれています。

本人は大真面目に書いているのか、エンタメとして書いているのか分かりませんが、読み物としては面白く、私は保江氏の本をほぼフィクションとして読んでいます。

でも妙にリアリティーも感じたりします。リアリティーって真実である必要はないんですよね。

昔、有名な漫画家が「ストーリーにはリアリティーが必要。リアリティーとは嘘と分っていても本当のように感じさせること」みたいなことを言っていて、「なるほど」と思いました。

ところで、保江氏の本をほぼフィクションとして読んでいると書きましたが、真実だと感じる部分もあったりします。また博識な方なので色々なことを知れたりもします。

今回、読んだ本の主題は「中今」。中今とは「今この瞬間を生きること」で集中力が最大限に高まっている時。そういう時は自分でも驚くほど能力が発揮出来たり、問題が解決したり人生が好転しやすい。よく言われる話ではありますね。

そして、どうしたら中今でいられるか、これが難しいですが、いろいろと指南してくれています。

スピリチュア系の話は胡散臭くて好まないのですが、保江氏の本は読み終わった後、清々しささえ感じます。

やっぱり、この人の本は面白いなあ~と思い、また色々読みたくなりました。

読んで下さりありがとうございます。

カテゴリー
雑記

空想力の素晴らしさとハッピーエンドが約束された物語

先月、購入した「ムーミン童話集限定BOX 全9巻セット」を書かれた順に読んでいて4冊目まで読み終えました。

1冊目、2冊目(読んでる途中でしたが)の感想は以前、ブログに記しました。素敵な絵とお話~この冬の楽しみに買った本 なので今日は3冊目と4冊目の簡単な感想を記します。

3冊目の「たのしいムーミン一家」は、ムーミンたちの楽しくて冒険に満ちた日々を書いています。

ムーミンが山頂で見つけたシルクハットは物の形を変えてしまう魔法のシルクハットで次々と不思議な出来事を巻き起こし・・ニョロニョロの小島では少し不気味で愉快な出来事に遭遇し・・ある日、訪れた奇妙な来客は不思議な言葉を話し、何やら秘密を持っている・・そして、こわい飛行おにも出てきて・・。

縦横無尽に広がる物語でしたが、最後はきれいにまとまり、皆が幸せになり、ほのぼのした気持ちになりました。

4冊目の「ムーミンパパの思い出」は若かりし頃のムーミンパパの冒険物語。それをムーミンたちに聞かせている形になっています。

みなしごだったムーミンパパですが、愉快な仲間たちに恵まれ、大冒険を繰り広げます。ムーミンパパにとっては冒険物語であると共に英雄物語でもあるかもしれません。

英雄とは、もちろんムーミンパパのこと。物語の中でけっこう自画自賛しています。それが微笑ましい。

ところでムーミンママとの出会いも書かれていますが、斬新な出会い方で何だか笑ってしまいました。ムーミンのお話は、けっこうシュールでもありますね。

4冊読んでみて、ムーミンの物語は、とにかく空想力のすばらしさを感じます。そして登場人物たちが皆(好ましくないであろう登場人物も含め)、個性的で魅力的。

そして作者のトーベヤンソン自身による挿画も可愛くてステキで古さを感じません。ムーミングッズが人気なのも分かります。

*********************************

話は変わり、最近は、悲しかったり、後味の悪い結末の物語は避けたい。嫌な気分になりたくないのです。

心が打たれ弱くなっているのかもしれません。

残酷で辛い出来事は現実の世界に幾らでもあります。物語の中くらい幸せな気持ちを感じたいと思うのです。

屈託のない、のびのびした空気を感じるムーミンの物語は今の私にとって安心して読めるハッピーエンドが約束された物語。

残りの5冊、ゆっくりと楽しんで読み進めたいと思います。

読んで下さりありがとうございます。

カテゴリー
日々の出来事

素敵な絵とお話~この冬の楽しみに買った本

昨日はパートが休みでした。本当は出勤予定だったのですが、数日前、職場の都合で急に休みになりました。

なので久しぶりに映画でも観に行こうかなと思ったのですが、映画館は近場になく遠出になるので億劫になり結局、行きませんでした。

ちょっと前まで冬とは思えない暖かさでしたが、ここ数日は寒さが厳しいです。寒いのは苦手。活力がなくなり動きたくなくなります。

・・ということで昨日は、お昼前に買い物を済ませると、午後はコタツで本を読んだりYouTubeを見たりして、まったり過ごしました。まあ、休日の定番の過ごし方ですね。

ところで読んでいた本ですが、少し前に買った「ムーミン童話集限定BOX 全9巻セット」です。作者はトーベ・ヤンソン。ムーミンの物語に興味が出て買おうか買うまいか迷っていたのですが、この冬の楽しみに買いました。

スウェーデン語版のオリジナルカバーに使われていた、トーベ・ヤンソンのカラー絵をデザインした限定版。

作者本人による素敵なカラー絵にうっとり
BOXにも一周ぐるりと作者のトーベ・ヤンソンの絵が描かれています

書かれた順に読み進めていて、昨日は2冊目の「ムーミン谷の彗星」を途中まで読みました。

ちなみに一番最初に書かれた物語は、一番最後に出版された「小さなトロールと大きな洪水」ということで、この物語から読み始めました。

可愛いキャラクターたちのイメージから、ほのぼのした物語かと思ったら、大洪水とか地球が滅びるとか2冊とも、けっこうシリアスな状況に見舞われ全体的に不穏な空気が流れています。そんな中でもお馴染みのキャラクターたちは大らかで、どこかとぼけていて和みます。

まだ読み始めたばかりですが、ムーミンの物語を初めて読んでみて、どこかダークな雰囲気もあり、それがいいなと思いました。深みを与えるというか。

作者本人による挿絵も可愛くて魅力的で私にとって安くはない買い物でしたが、買ってよかったです。

他の物語も読むのが楽しみです。

読んで下さりありがとうございます。