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再び訪れた古刹~二つの目的

昨日の午後、思い立ち夫と笠森観音に行ってきました。

3月始めにも行ったばかりなのですが、境内にある招き猫のお店を見るのを忘れていたのが心残りだったのと、正面の二天門の他に仁王門もあるのを後で知り見てみたいと思ったからです。(夫は前日にも一人で笠森観音に行ったので連チャンです苦笑。でも快く付き合ってくれました)

渋滞に遭うこともなく到着。前回と違い昨日は沢山の人が訪れていました。GWですからね。

駐車場から森林の中の長い石段を上り正面の門に到着。これが二天門で左右に竜神・雷神の像が安置されています。

二天門

お寺の門には仁王像が安置されていることが多いので、前回訪れた時、竜神・雷神の像というのは珍しいなと思いました。

でも後日、リーフレットの境内図をよく見たら本堂正面から見て右に仁王門もあることを知りました。あら、見てくればよかった・・と少し残念に思いました。

なので昨日は境内に入ると早速、仁王門に向かいました。しかし仁王門に関心を持つ人はいないようで境内の賑わいとは裏腹に誰もいませんでした。

森林の中でひっそりと佇む仁王門。

仁王門

仁王門は二天門より新しそうで、貼られているお札も少なかったです。そして仁王像も色がはげ落ちてなくて真っ赤でした。新しいからか、塗り直されたからかは分かりません。

もっと古いものを想像していましたが違っていました。個人的に古刹のようなところでは風化したものに魅力を感じるので、ちょっと期待外れでした・・。

でも見ることができてよかったです。

仁王門を見てから招き猫を売っているお店に行きました。そして一番人気があるという黒招き猫のセットを買い帰途につきました。

購入した黒招き猫2個 
大小のセットで1,000円

笠森観音の黒招き猫はご利益があると言われているらしいです。買い忘れましたが招き猫用の座布団も売っていて色によって意味があるようです。

招き猫用座布団カラー意味一覧

ちなみに私にとって招き猫は蒐集品です。

ところで笠森観音では本堂で参拝するのに拝観料が300円かかります。前回、参拝しているので昨日は申し訳ないですが参拝はしませんでした。

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門が印象的なお寺と市街地にあるお寺

前々回の記事の続きです。

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成田豊住熊野神社の次に滑川山龍正院(坂東三十三観音二十八番札所)に行きました。熊野神社から車で10分くらいのところで通り沿いにありました。

仁王門は珍しい萱葺き屋根で、さらに目を引いたのが門に張られた〆縄。〆縄には枯れた植物の束が吊り下げられていました。

質素なのが逆に趣を感じさせる印象的な門でした。

仁王門

訪れていたのは私と夫だけで境内は静か。本堂(写真を撮り忘れました)に行き参拝してから御朱印を頂くため納経所に向かいました。

納経所には木々の間の小径を通っていったのですが途中、新緑のモミジがきれいでした。

緑のモミジもいいですね

納経所に着くと柔和な雰囲気の尼僧の方が一人おられ対応してくれました。御朱印を頂いた後に門の〆縄に吊り下がっている植物の束が何か聞いてみたところ蔦とのことでした。

渡されたリーフレットにも門の由来が書かれていて、門に張られた〆縄は龍正院の龍になぞらえられ、山を象徴する蔦をからませて竜が山(滑川山)を守っていることを表しているとのこと。

リーフレットには書かれていないのですが、尼僧の方から「蔦があると門を通る時、自然と頭が下がるでしょ」と言われ、なるほどと思いました。

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龍正院の後には銚子まで足を延ばし途中で昼食をとり、飯沼観音(坂東三十三観音二十七番札所)に行きました。市街地にあるお寺で、こちらは訪れている人がけっこういて賑やかでした。

立派な本堂で側には五重塔も建っていました。本堂では参拝者に厄除けのお守りを配っていたので私も夫も頂きました。

本堂
本堂から見た五重塔
頂いた厄除けのお守り
触った感じ多分中には五円玉が入っています

参拝をして御朱印を頂いた後に本堂内に上がり見学。升目上に区切りがある天井には沢山の観音様が描かれていました。

天井画の一部
天井画は写真OKでした

「寝転がって見てもいいですよ」と言われましたが寝転がりませんでした。寝転がって見ている方もいました。

お寺を出た後は、すぐ隣に銚港神社という神社があったのでお参りして帰途につきました。

無人の神社でした

後で気付いたのですが駐車場から直に境内に入ったので飯沼観音の仁王門を見ていませんでした。仁王門もちゃんと見てくればよかった・・と少し後悔。

まあ、でも天気にも恵まれ良い一日でした。

向かって右が龍正院の御朱印で
左が飯沼観音の御朱印

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多少の刺激と心遣いを感じた御朱印

去年の11月、偶然、地域の美術会の展覧会が開催されていることを知り見に行きました。その時、芳名帳に名前と住所を記帳してきたので、一週間ほど前、春の展覧会のDMが届きました。

なので、この前の土曜日に一人で行ってきました。

会場は隣の市のコミュニティセンター。ほとんどが日本画や油絵などの絵でしたが、他に版画、陶芸、人形などの作品も展示されていました。

正直、印象に残った作品はありませんでしたが、色々なことに取り組んでいる人達がいるんだなと思うと多少の刺激になりました。

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翌日の日曜日には夫と高倉観音(平野山 高蔵寺 坂東三十三観音霊場 第30番札所)にお参りに行きました。

到着したのは午前11時40分頃。

立派な山門でした

駐車場には数えるほどしか空きがなく、ずいぶん沢山の人が訪れているんだな・・と思ったら境内でフリマが開催されていました。

本堂

お参りした後にフリマも眺めてみましたが個人的にはビミョウでした。骨董市っぽい雰囲気かなと期待しましたが違いました。

他に有料でいろいろなものが展示されているらしい本堂の床下を巡る「観音浄土巡り」というのもありました。

入口からチラッと中が見えたのですが入りませんでした。こちらもビミョウな気がして・・。でも入ってみればよかったかなと後で少し後悔。

最後に社務所に行き御朱印を頂きました。御朱印を書いてもらっている間、社務所内を眺めていたのですが、ここは売られているお守りの種類が多かったです。

招き猫にフクロウ、ランドセルに椿の花などなど、お守りもいろいろなものがあるんだなと思いました。買いませんでしたが。

さて書き上がった御朱印を見ると紫陽花の写真が印刷されている擬宝珠(ぎぼし)の形をした紙が挟まれていました。ドライヤーで墨を乾かしていたので、この紙は他のページに墨が写るのを防ぐ挟み紙ではありません(紙の形自体が挟み紙には不十分ですしね)。

左上の角には紙を挟むものも付けてくれてました

栞でしょうか?ささやかな心遣いを感じて嬉しくなりました。

御朱印

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竹あかりの神社に参拝

先月、ギンタを動物病院に連れて行った時、待合室に近場の神社で竹あかりによるライトアップを行っているという告知ポスターが貼ってありました。

これは是非、行ってみようと思いましたが、あっという間に日にちが経ち3月。

確か、まだやっていたはず・・と思い調べると期間は令和4年12月10日~令和5年3月下旬まで。ライトアップの時間は16時30分~21時30分。

よかった!と思い、一昨日の夜、ようやく行ってきました。夫は仕事で遅くなるということだったので一人で行きました。

駐車場に着くと停まっていた車は一台だけ。もう人出も落ち着いたのでしょう。

神社に向かうと家族連れが帰っていくところでした。神社に私一人だけになりましたが周囲に民家があるので怖くはなかったです。

ゆっくりと幻想的な竹あかりの光景を眺めました。

入口に来ました。

入口にあった竹あかりには神社の名前が。
ここの神社は日本で唯一の料理の神様です。

鳥居の向こうに見える竹あかりに期待が膨らみます。

参道を行くと両脇にも可愛らしい竹あかりが並んでいました。
穴の模様も様々で楽しい。

参道の途中に竹あかりの鳥居がありました。

鳥居の柱。

見上げると鳥居の上にちょうど月が出ていました。

境内です。向かって右にあるのは、竹あかりで作ったおみくじを結ぶ場所。たくさんのおみくじが結ばれていました。

本殿に到着。
お参りしようとして小銭を持ってくるのを忘れたことに気付きました。

財布の中にはお札だけ。最近はキャッスレス決済ばかりで財布には小銭がありません。

お参り用に小銭を貯めてあるのですが、すっかり忘れていました。申し訳ないけれど、お札をお賽銭にできないので手を合わせただけでした。

今度、ちゃんとお参りしようと思います。

本殿の周囲にも様々な模様の竹あかりが並んでいました。

もう、ひな祭りは終わったけれど立派なおひな様が飾ってありました。こちらもライトアップされていました。

幻想的で素敵な竹あかりで行ってみてよかったです。

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二つのお寺を巡る小さな旅

昨日はパートが休みでした。夫もたまたま休日出勤の代休で休みだったので朝、突然、思い立ち夫と二つのお寺を巡ってきました。

一つ目は笠森寺(笠森観音 坂東三十三観音霊場 第三十一番札所)。以前から訪ねてみたいと思っていたお寺です。

午前11時半頃に町営の駐車場(無料)に到着すると駐車場の向かいの参道入口から観音堂まで森林の中の長い石段を登って行きました。この石段を女人坂といいます。

参道入口の祠にお地蔵様
よく見ると手前には小さなお地蔵様がびっしり!
願掛けでもしたものでしょうか?分かりませんが。
女人坂

石段の途中にも三本杉や子授楠など見どころがあります。

根元が繋がっている三本杉
大きな穴が空いていて、この穴をくぐると子宝に恵まれるといわれている子授楠
穴の向こうに観音様が見える仕掛けになっています
立派な楠で道の方にも大きくせり出していましたが全体の写真を撮り忘れました・・

門に到着。

境内に入ると沢山の木柱に支えらた観音堂がそびえていました。清水寺っぽい感じです。清水寺よりは、ずっと小さいですが、それでも見事です。

観音堂は国指定重要文化財になっています
61本の柱で支えられた四方懸造という日本唯一の構造だそうです。
大きな岩の上に建立されています

観音堂には木の階段を登っていきましたが、土足厳禁で少し登ったところで靴を脱ぎ用意されていた袋に入れました。

ちなみに拝観料が300円で登り切ったところで納めます。御朱印もそこで頂きました。

観音堂の周囲には大きな木が多かったですが、それでも見晴らしがよく気持ちよかったです。思い立って訪れてよかったと思いました。

観音堂からの眺め。欄干が可愛いので景色に入れてみました。

帰りは行きとは別の道を通り駐車場に戻りました。

帰り道 遊歩道の真ん中に巨木がありました

ところで境内に招き猫などを売っているお店があり、参拝後に覗いてみようと思っていたのにすっかり忘れてしまいました・・。ちょっと後悔。

まあ、また訪ねてみようと思います。

笠森寺御朱印

笠森観音を出た後は、そこから30分くらいのところにある定食屋さんでお昼をとりました。混んでいて結構待ったので昼食を終えたのは14時過ぎ。

それから定食屋さんから車で20分くらいでいけるお寺に行ってみました。清水寺(清水観音 坂東三十三観音霊場 第三十二番札所)です。

こちらも駐車場から長い坂を登って行きました。

坂の途中、孟宗竹がきれいでした

一つ目の門に着き境内に入ると納経所があり御朱印を頂きました。

一つ目の門

それから石段を登り二つ目の門をくぐると百体観音堂や池など、いろいろありました。

二つ目の赤い門が印象的でしたね
真ん中が百体観音堂、向かって左が閻魔様、右が赤穂四十七士
奥院堂 1814年本堂の仮堂として建立されたそうです
木造十一面観音立像が祀られています

さらに先の石段を登り本堂に到着、参拝しました。

本堂
本堂の正面の屋根の下の龍や柱に施された獅子(だと思う)の彫刻が見事でした。

本堂の中もいろいろ見るものが多く、一人で訪れていた女性はじっくりと眺めていましたね。

本堂の中に何種類か、おみくじがあり縁起物付きのものを引いてみました。結果は吉でした。縁起物は銀色の貝が入っていました。

クローバーか鳩がよかったのですが、これも縁ですからね。

清水寺御朱印
ワイルドな感じですね

3月初日、二つのお寺を巡る小さな旅。どちらのお寺も森林の中にあり神聖な雰囲気が漂っていました。天気にも恵まれた良い一日でした。

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