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折々の場所 生き物(猫以外)

さみしかったハス畑と初めて聞いた鳴き声

去年、一昨年と近場のハスの名所に行きました。一昨年は8月前半、去年は7月後半でしたが、2回とも行った時には、とうに花は終わっていました。

なので今年こそは花の見頃を逃さないようにと思い、この前の日曜日、夫と見に行きました。

ところが!今年もハスの花を見ることは叶いませんでした。まあ、3つほど咲いていましたが・・。

花の見頃が終わったわけではなく、ハス畑がすかすか。ハスがないのです。なぜ?

ハス畑の周りを歩くと土がえぐられ、ぼこぼこでした。ああ・・おそらく猪が出没してハス畑を荒らしたのだな、と思いました。

残念。花が終わったハス畑よりも、さみしかったです。

今年のハス畑

さて、そんなハス畑を眺めていると聞いたことのない鳴き声が辺り一帯にとどろきました。ギョエ~!!という叫び声のような鳴き声です。

その後も何度となく鳴き声がしました。鳴き声の主は周辺の林にいるようでしたが姿は見せません。

いったい何の鳴き声なんだろうと夫と話していたら、私たちの後にやって来た年配のご夫婦の旦那さんが「キョンだよ。吠え鹿っていわれてるよ」と教えてくれました。

ああ!キョンかと納得。キョンが増えて困っているという話は聞いていましたが、実際にキョンを見たことはなく鳴き声も初めて聞きました。夫は姿だけは見たことがあるそう。

しかしハス畑周辺はイノシシにキョンと野生動物が跋扈していて大変そうです。

ハス畑を一周して、そうそうに駐車場に向かいました。途中、あぜ道でモンシロチョウとモンキチョウがダンスでもしているように仲良く飛んでいました。

モンシロチョウとモンキチョウ

ハスは残念でしたが2匹の蝶のダンスが見られてよかったと思うことにしました。キョンの鳴き声を聞けたのはよかったとは言えないけれど、まあ話の種にはなりますかね。

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日々の出来事 生き物(猫以外)

生命力の強い植物と気色悪いけれど許容

家の敷地を侵食している竹の伐採に励むこと幾年月。(実際は1ヶ月ちょっと)

取り囲んでいた竹がなくなり陽が降り注ぐようになると、ほったらかし状態で邪険な扱いを受けているソテツに新芽が出てきました。そして、みるみる伸びて、今ではみずみずしい葉が茂っています。

太陽の偉大さを実感しつつ、ソテツの生命力の強さに驚きます。

元気なソテツたち

さて、ソテツの他に生命力の強さを感じるのが酔芙蓉。日当たりのいい場所に植えられているのもありますが、よく育ち毎年たくさんの花を咲かせます。

そして、いつの間にか見上げるほど大きくなりました。なので去年の春先、夫が剪定をして、こじんまりとしました。

でも再びたくさんの枝が伸び、酔芙蓉はどんどん大きくなっていきました。今年の春先にも夫が剪定をしたのですが、今度は思いっきり刈り込み切り株状態になってしまいました。大きくなる酔芙蓉を夫は疎ましく思っている節があります。

それにしても、さすがに刈り過ぎでは・・。なかなか芽が出てこず、枯れてしまったのかも・・と思いましたが、ある時、小さな芽を発見。どんどん育ち今では私よりも(153㎝)少し低いくらいまでになりました。よく育ったと感心しています。

ただ酔芙蓉の葉は虫食いだらけ。よく見ると蝶の幼虫があちらこちらに・・。

酔芙蓉の葉

でも、このままでいいと思っています。

庭を飛び回っている蝶たち。モンシロチョウにクロアゲハにルリシジミ。

一昨日はアオスジアゲハと思われる蝶が飛んでいました。しかも2匹一緒に。きれいで、しばらく眺めていました。

アオスジアゲハと思われる蝶
ひたすら飛び回っていて写真に収めるのが困難でこれがやっと・・

可憐で美しい蝶は気持ちを明るくしてくれます。庭に蝶がいるのは嬉しいこと。

蝶たちも、かつては幼虫でした。

毛虫が大量発生して駆除に励んだこともありますが、将来、蝶になるであろう多少の幼虫は許容できます。まあ、見ると気色悪いですが・・。

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日々の出来事 生き物(猫以外)

夜のウォーキングでヒヤリ・・

昨日の夕食後、夫とウォーキングに行きました。ルートはいつもと同じ。家の前の小径から通りに出て、しばらく行くと田んぼの中の道に入り、ぐるっと一回りします。

連日、暑い日が続いています。まだ梅雨の最中のはずですが雨は、ほとんど降らず。昨日の夜も涼しさはなく蒸し暑かったです。

少し前まで田んぼの中の道を歩いているとカエルの鳴き声が響いていましたが、暑さと雨不足のせいか、昨日の夜は、ほとんど聞こえませんでした。たまに道にアマガエルがたたずんでいましたが。

いつもより静かな夜の道を夫とテクテク。すると・・道端に丸まった小さな蛇を発見。ヒヤリとしました。

別に蛇なんて珍しくもなく、ヒヤリとしたのは、その蛇の模様。マムシそっくりだったのです。でも頭の形は三角ではない感じ・・。

夫が「アオダイショウの子供だろう」と言いました。なんでもアオダイショウの子供は模様がマムシにそっくりらしい。知りませんでした。

暑さのせいか、眠っているのか分かりませんが、懐中電灯で照らしても蛇は動くことはなくジッとしていました。

先に”蛇なんて珍しくもなく”と書きましたが、昔より蛇に出会うことが少なくなった気がします。

昔は、家の前の小径(といっても2tトラックが通れます)の道幅いっぱいにアオダイショウが横たわっていたこともあったりしました。そんな大きなアオダイショウ、長らく見ていません。

蛇を嫌いな方も多いでしょうが、私はそれほど嫌いではありません。好きってわけでもないですが。

昨夜、出会ったアオダイショウの子供は可愛かったな。無事に立派な大人になることを願っています。

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日々の出来事 生き物(猫以外)

啄木と王冠と青空のカケラ

家の敷地を侵食する竹を時間を見つけては刈っています。

竹を刈っていて、頭に浮かんでくるのは石川啄木の有名な短歌。「はたらけど はたらけど 猶わが生活  楽にならざり~」

私の気持ちとしては「刈れども 刈れども 猶わが生活 竹まみれなり・・」

要するに終わりが見えない。どんだけ竹が生えているんだか・・。怖ろしい。

まあ、それでもかなり拓けてきました。そして竹がなくなり日当たりが良くなり威勢がよくなった植物もあります。

ほったらかしにしているソテツです。新芽が出てきたと思ったら、どんどん育っていて王冠みたいになっています。

ところで、ソテツの写真を撮ったのですが、周囲に茂る竹や草で、どこのジャングル?って感じでした・・。

新芽が出てきたソテツ

写真の後方のソテツは大きくなり過ぎて枝切りバサミが届かず葉を刈れてません。枯れた葉とか何とかしたいのですが・・。

でも今は領地を広げるため竹刈りに集中。開拓民のような気持ちになっています。

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さて、数日前、そんなジャングルをひらひらと飛び回る瑠璃色の蝶を発見。ルリシジミです。

小さいけれど鮮やかな瑠璃色がきれいで青空のカケラのようでした。

葉っぱにとまったところを写真に撮りましたが、あいにく翅を閉じた状態で表の瑠璃色は撮れず。

でも開拓民の気持ちをさわやかにしてくれました。

ルリシジミ

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日々の出来事 生き物(猫以外)

ジャガイモと害獣と老母

一昨日、パート先のデイサービスに行くと私が使っている棚にジャガイモの入ったビニール袋が置いてありました。利用者さんの家族が下さったのを分けたものでした。

ちなみにジャガイモはキタアカリ。男爵のようにゴロッとしていますが、キタアカリは芽の部分が赤っぽいです。

ウチでは滅多に食べることのないジャガイモでありがたく頂きました。

頂いたジャガイモ
よく見ると芽が赤っぽい

ところでウチでは数年ぶりに老母がジャガイモを植えました。まだ収穫してませんが男爵とメークインです。

もともと老母は毎年ジャガイモを作っていましたが、数年前、一晩で猪にジャガイモ畑を荒らされてから作るのをやめました。本当にすごい荒らし方で植えてあったジャガイモすべてを根こそぎ掘り返し食べられていました。

荒らされたのは明日にでも収穫しようという時。

猪の嗅覚はすごいです。食べ頃が分かるのです。腹立たしかったですが感心もしてしまいましたね。

その後、近所の人たちにより猪の駆除が行われました。それから長らくウチの周りに猪は出没していません。それで老母も久しぶりにジャガイモを作る気になったようです。

しかし、猪は完全にいなくなったわけではなく、近くの山などにいることでしょう。夜、ウォーキングしていた時、隣の部落の山沿いの田んぼに、うり坊が何匹かいるのを見たことがあります。

きっと親も近くにいたことでしょう。恐くて急いで逃げました。

猪は芋類が大好き。玉ねぎは嫌い。ナス等の枝になるものは荒らされたことがないですね。やっぱり鼻先で土を掘り返すのが得意なよう。

少し前、畑にジャガイモを見にいくと、薄紫色のかわいい花が咲いていました。

老母が丹精して育てたジャガイモ。無事に収穫できるのを願っています。

ジャガイモ
他の野菜も育てています
ジャガイモの花

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