昨日、渋谷松濤美術館で開催されている「没後50年 高島野十郎展」に行ってきました。会期2026年7月4日(土)~9月6日(日)

高島野十郎のことを初めて知ったのは、ずい分と前にEテレの日曜美術館で取り上げられた時のこと。メインの特集ではなく後半に蠟燭と月などを主題にした作品が幾つが紹介されました。その作品が印象深く、いつか展覧会が開催されたら行きたいと思っていました。
そして今年、渋谷松濤美術館で野十郎展が開催されることを知り、行こうと思ったのですが、厳しい暑さで田舎から東京に出向くのが億劫になっていました。でも、ここ数日、暑さが緩み少しだけ涼しくなったので、前日に思い立ち行くことにしたのでした。
途中、事故で電車が止まりバスに乗り換えたりして結局、予定より1時間以上遅れての到着になりました。
さらに、ちょっとガッカリしたことが・・。すでに展覧会のチラシが無くなっていました。昨日もたくさんの人が訪れていて好評のようです。
さて、生涯、写実を追求した野十郎。風景画に静物画、人物はほとんど描かなかったそうですが自画像や肖像画も見ることが出来て興味深かったです。
それにしても精緻に描かれた作品は見入ってしまうものばかり。
林立する木々の絵はのびやかで何だか躍動感を感じたり、花瓶にいけられた花々からは可憐さや妖艶さなど女性的な魅力を感じました。
また放射状に広がるまばゆい太陽の光からは生きる希望を闇に浮かぶ月からは厳かな祈りを感じました。
そして何枚も書かれた蝋燭の絵。なにか神聖な儀式のよう。撮影可のブースに9枚の蝋燭の絵が並べられていたのですが祭壇みたいだなと思いました。
他にも道のある風景や雪景色などいいなと思う絵がたくさんあり、しみじみ見にいってよかった~と思いましたね。
生涯独身で画壇とも距離を置いていた孤高の画家ということですが、孤独ではなかったようです。何だか安心しました。

読んで下さりありがとうございます。























