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三人の人物が気になり買った雑誌

先週、本屋さんで何気なく婦人公論の8月号を手に取りパラパラめくると気になる人物の記事を見つけました。しかも三人。

なので普段買うことのない婦人公論を買い、ゆっくり読みました。

気になる人物ですが一人目は漫画家の楳図かずおさん。エッセイストの酒井順子さんと対談されていて9月で87歳になるそうです。掲載されている写真を見る限り変わらない。

楳図さんの漫画は世代なのですが実はあまり読んでません。でも紹介されている作品はどれも面白そうで改めて読んでみたくなりました。

久しぶりに見つけた楳図さんの記事。どうしているのだろうと気になりましたが、27年ぶりに新作が発表されていたことを知りました。101点に及ぶ連作絵画で80代に入ってから描き上げたとのこと。

どんな作品か気になりますが作品が発表された展覧会は終了していました。展覧会の図録を購入すれば見られますが、けっこう高いので買うのは悩みます・・。

それにしても私のアンテナが鈍くなり情報をキャッチできなかっただけで楳図さんはいろいろ活動されているようです。

80代に入ってからも新しいことに挑んでいるのが凄い。

二人目は評論家の樋口恵子さん。過去に何冊か本を読んだことがありますが、頼れる先輩にアドバイスを貰うような気分で読んでいました。

91歳になられたんですね。同級生の作家、黒井千次さんとの対談で話も弾んでいるようです。快活な印象は変わりません。

三人目は絵本作家でイラストレーターの飯野和好さん。飯野さんの絵は本の表紙や挿絵でよく見かけました。不思議で洒脱な絵がステキだな、と思っていました。

取材を受けた飯野さんがご自分の半生を振り返っていますが、後先考えずに思いついたことをやってきた感じが凄い。行動力があるというか、思い切りがあるというか。

いろいろ絵も紹介されているのも楽しい。

ところで飯野さんは76歳。楳図さんと樋口さんのことを書いた後だと76歳がすごく若く思えます。

三人の記事を読み、とりあえず私も頑張ろうと思いました。いったい何を頑張るのかは不明ですが。

読んで下さりありがとうございます。

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日々の出来事 食べ物・飲み物

素敵な短編集とプラム

素敵な一冊の短編集を読みました。それは吉田篤弘著「中庭のオレンジ」です。

夜寝る前とか雨の日に読むのにぴったりかもしれません。小説というより大人の童話集といった趣。21編の物語が収められています。

一番最初の物語。

戦禍で燃やされないよう図書館の本を図書館の中庭に埋めます。その時、沢山のオレンジの種も蒔くのですが、しばらくして、その中の一つから芽が出て立派な木に育ち・・。

この最初のオレンジの木に関連する物語が中ほどと最後に出てきます。基本的に他の物語は独立しているのですが、このオレンジの木にまつわる物語が要になっていて、バラバラな物語がオレンジの木(・・というか実った果実)とリンクしてきます。

登場するのは人だけでなく、羊だったり、天使だったり、神様だったり。物語には、それぞれの味わいがありますが、どれもどこか不可思議。そして終わりには余韻が残ります。

そして最後まで読み終え、本から立ち上ってくるのは優しさや悲しみや懐かしさなどが混じったオレンジの香り・・。

この著者の世界観が大好き。センスのよさに唸ります。読んでいると鬱々とした気持ちも消えていきます。

表紙の絵も挿絵も素敵です

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話は変わり、昨日、パート先の上司から自宅で採れたというプラムを頂きました。上司の家には様々な果物の木があるようです。

「熟しているので一両日中に食べて下さい」と言われました。

今までの人生で一度くらいプラムを食べたことがあるかもしれませんが、まったく記憶にありません。

なのでプラムの味が想像できない。

頂いたプラム

さて、どんな味だろう?と夕食後に食べてみました。種の周囲は酸味があるのですが他はぼやけた感じでつかみどころのない味でした。

まだまだ瑞々しくて不味いというわけではありませんが。

老母も「よく分からない味」と言っていましたね苦笑。もしかしたら、もう少し熟させた方がよかったのかな、と思いました。

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超ポジティブでカワイイ85歳

久しぶりに田村セツコさんの本を読みました。85歳になったご自身のひとり暮らしの秘訣を綴ったエッセイです。

タイトルはそのまま『85歳のひとり暮らし』

田村セツコさんは1960年代から活躍しているイラストレーターでエッセイストです。

10年近く前から数年間に渡り田村セツコさんのエッセイ本が発売されると購入して読んでいました。マイブームでしたね。人生の指南書

いつの間にかマイブームが去り、今回久しぶりに手に取った田村セツコさんの本です。読んでみて「いい意味で変わらないなあ」と思いました。

ご自身の世界が確立されていて超ポジティブ。そしてカワイイ。セツコさんの暮らしと考え方は、なかなか斬新で面白く元気をもらえます。

文章は平易・・というか、くだけていてセツコさんのおしゃべりを聞いている気分になります。セツコさんが喋っていることを書き起こしたのかなと思います。

サクサクと読めます。

写真が多いのも嬉しいですね。

ご自宅の写真は以前にも別の本で少し見たことがありますが、変わらず雑多な感じがいい雰囲気を出していると思いました。温かみがあるというか・・。

ご自身の写真もありますが、立ち姿が美しく85歳には見えません。背筋が伸びていて、おばあさん感がないです。

豊かな感性と柔軟性がある思考。何よりも心が若々しい。

悲観的なこともセツコさんの手に掛かると明るくハッピーな出来事に変換されます。私は悲観的に物事を考えてしまう癖があるので、そういう時はセツコさんのことを思い出してみようと思います。

ステキな本でした。

読んで下さりありがとうございます。

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日々の出来事

色々な人の色々な健康法と気になった健康器具

一昨日は暑いくらいだったのに昨日は寒かった・・。

すでに仕舞ったコタツカバーを再び出してきてテーブルとして使っていたコタツに掛けました。そしてコタツのスイッチをON。猫たちもゾロゾロと入ってきて季節は逆戻りです。

さて昨日は購入してあった雑誌をコタツでゆっくりと読むことにしました。その雑誌は「別冊 暮しの手帖 健康と暮らし」です。

本誌の「暮しの手帖」は買わないのですが、たまに発売される別冊は買ったりします。色々な人達の暮らしを取材したもので参考になる場合もあるし、参考にならなくても色々な人の暮らしを垣間見るのは楽しい。

丁寧な暮らしをしたいという気持ちが湧いてきます。

今回は様々な分野で活躍する30代~80代までの女性が日々行っている健康法を取り上げていました。視点は習慣や運動、料理と様々。

その中でCS60という健康器具が紹介されていて気になりました。掌にのるくらいの大きさで、これで不調なところなぞったりマッサージして細胞に働きかけるらしい。

初めて知った健康器具で調べたら購入は出来ずレンタルのみとのこと。そして、そのお値段が私にとっては法外でとても使用することはかなわない代物でした・・。

基本的には、この健康器具はサロンで使用するものらしいです。ちなみに、この健康器具を健康法に取り入れていたのは有名な作家さんでした。

しかし各々の人達が紹介している健康法は基本的に難しいものではなく、お金もさしてかからないものばかり。まだ全部は読み終わっていないのですが、日々の積み重ねの大切さを感じました。そして無理はしないこと。

付録の小冊子「日本の花」「日本の鳥」もよかったです。(裏表の両面表紙です)

小冊子には、きれいなカバーをかけたいと思います。

読んで下さりありがとうございます。

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日々の出来事

10日分の飲み薬と視力回復に役立つ本

一昨日の夜、具合が悪くて動物病院に行ったギンタですが、昨日の朝には調子が良くなっていました。

40℃の高熱があったのですが下がったのでしょう。元気に鳴いて、ご飯もしっかり食べました。日中も調子が悪くなる様子はなく、とりあえず安心しました。

夕方、経過を見せに行くことになっていたので再びギンタを動物病院に連れて行きました。

熱は下がり平熱でしたが、また注射を打ち飲み薬を10日分処方されました。

熱発の原因は何らかのウィルスでしょうとのこと。一旦、熱は下がりましたが、まだウィルスを抑え込めていないと思われます。10日服薬すればウィルスを抑え込めるでしょうとのことでした。

猫に薬を飲ませるのは難儀ですが頑張らなくては・・。

思ったよりも回復が早いですが、まだまだ油断禁物です。

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動物病院からの帰りにコンビニに寄りました。そして1冊の本を購入。それは「どんどん目が良くなるマジカル・アイ」

立体視の仕組みのある絵の本で、絵をじっと見ていると、見えていなかった別の絵が浮かんできたり絵が立体的に見えてきたりします。これをマジカルアイといい、視力回復やストレス緩和に役立つらしいです。

実はこのシリーズの他の本も購入したことがあります。立体視の絵は不思議で面白くて好きです。

でも同じものばかり見ていると飽きてきて、そのうち見なくなりました。

私のような年季の入った近視はなかなか視力回復効果は感じられなかったかな。継続できなかったのもあるでしょうが。

近年は近眼に老眼も加わり見えづらさが増しました。視力回復のために、またマジカルアイをやってみたくなりました。

ちなみに視力回復のトレーニングは朝が一番、効果的だそう。飽きずに頑張ろう。

視力回復せずとも、なんとかこれ以上悪くならないようにできたら、と思います。

読んで下さりありがとうございます。