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日々の出来事 雑記

夫からのいただきものと神様からのいただきもの

最近、Tポイントが付く書店で本を買ったのですがレシートを見てポイントが3451ポイントも貯まっていることに気付きました。

えー!いつの間にこんなに貯まったのでしょう?たまにしかTポイントが付くお店で買い物をしないのに。謎です。狐につつまれたような気持ちになりました。

しかし、よくよく考えてみたら8月終わり、夫がTポイントが付くバイクショップでバイクを購入した際、夫はTポイントカードを持っていないので私のTポイントカードにバイク購入分のポイントを付けてくれたのでした。

Tポイントが貯まったのはそのおかげ。あっけなく謎は解決。

すっかり忘れていたので何というか、片付けをしていたら思わぬところからお金が出てきたみたいな気持ちになり、ちょっと嬉しくなりました。

貯まっていたTポンイトのほとんどは夫からのいただきものですが、冒頭の書店で買った本のタイトルは「Hnako特別編集 神様からのいただきもの。」

日本全国の神社やお寺の授与品や縁起物、参道のお土産などを紹介した本で、書店でざっと目を通すと可愛らしいものが色々あり何だか楽しそう。家でゆっくり読んで眺めたいと思い買いました。

私は神社仏閣を参拝するのが好きですが主な目的は御朱印を頂くためで、お守りは時々受けますが絵馬にいたっては全く興味がなく書いたこともありませんでした。

でも、この本で紹介されている綺麗なお守りや可愛い絵馬は興味深く面白かったです。そして素朴な民芸品もいいなと思いました。

美味しそうな食べ物もいろいろ載ってます

参拝したことがある神社、参拝したいと思っている神社、そして初めて知った神社もあり、またいろいろな神社仏閣を巡りたいという思いが湧いてきました。

読んで下さりありがとうございます。

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本の感想~「キャットニップ第4巻」

私が10代の頃から唯一読み続けている作家(漫画家)である大島弓子さんの新刊が発売されました。「キャットニップ第4巻」です。早速、楽天で購入。

第3巻が発売されたのが2019年だったので3年ぶりです。首を長くして待ってました。本の感想~キャットニップ3巻

お茶を飲みながら、ゆっくり読みましたが、第3巻と同様、猫たちの老いと闘病、そして旅立ちが中心に描かれていました。

でも読後感は決して暗くはありません。哀しみもあるけれど、大島さんの深く温かい愛情に包まれた猫たちは幸せな猫生を生きただろうことが伝わってきて温かい気持ちになりました。

ところで4巻には猫だけでなくカラスとの交流も描かれていて、それが何だか大島さんらしくて印象に残りました。

過去の作品を思い返すと大島さんは生きとし生けるものに優しい眼差しを向けられているんですよね。

昔も今も大島さんの作品を読むと愛おしい気持ちがこみ上げてきます。果たして、この愛おしい気持ちは何に対してでしょう?

長らく自分でもよく分からなかったけれど、それは多分、世界に対して。

10代20代の頃は本当に暗くて、大島さんの作品が拠り所でしたね。大島さんのおかげで世界を憎まなくて済んだかもしれません・・。

今でも大島さんの作品を読める幸せを感じました。

たくさんいた猫たちも今では2匹になった大島家。できるだけ長く大島さんと猫たちの暮らしが続くことを願っています。

そして私も猫たちとの暮らしを大切に生きていかなければ・・と思ったのでした。

読んで下さりありがとうございます。

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雑記

瞑想特集と瞑想に興味があるわけ

数日前、コンビニで見かけた雑誌が気になりました。コンビニでは迷って買いませんでしたが、その後もその雑誌が気になり、普段利用しているスーパーに行った際、併設されている本屋さんでその雑誌を購入したのでした。

その雑誌は「プレジデント」。ビジネス雑誌です。私には縁もゆかりもないジャンルの雑誌で今まで買ったことは一度もありません。

その雑誌を買ったのは瞑想について特集されていたから。表紙には大きく「最高の瞑想、たった1分!」と銘打たれていました。

瞑想には以前から興味があり、瞑想についての本を読んだり、年の初めにその年の目標にしたりしました。以前、ブログにも書いた覚えがあります・・。

瞑想についての本を読むと瞑想の素晴らしさに感心して「瞑想をやろう!」と一人盛り上がり一時はやってみるのですが結局は続かないのでした。

10分、15分だけなのですが、雑念も多くなかなか没入できません。自分だけでやっていると”これでいいのかな?”という疑念も湧いて来たり。

そんな私は「たった1分!」という文言に特に惹きつけられ、さすがに”1分”だったら私でも続けられるのでは、と思ったのです。

雑誌には禅やマインドフルネスについての記事といろいろな1分瞑想のやり方についての解説が載っていました。瞑想方法は煩雑な手順はなく気軽に出来るものばかり。

やはり継続することが大事なようです。とりあえず深く考えず毎日1分だけ座って呼吸をしてみようと思います。

ところで私はなぜ続かないのに瞑想に興味があるのかというと何か常に不安があり、不安を解消するものとして瞑想がいいのでは、と考えているからです。

不安はどこから来ているかというと、未来からです。私は未来を怖れているのです。正確には未来に待っている孤独を怖れているのです。

私は何とか孤独をポジティブに生きる方法を探していて、その方法の一つとして瞑想がいいのでは、と思っています。

「プレジデント」は働き盛りの人たちに向けた雑誌で瞑想特集も仕事に役立てることが主な目的です。

私の目的とは違いますが瞑想特集は興味深く参考になりました。

読んで下さりありがとうございます。

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日々の出来事

気持ちがほぐれた本と愛おしく思えた庭の景色

昨日は朝から大雨だったので家に引きこもって読書。写真と文章で綴られている本で眺めつつ読むといった感じ。

その本は雅姫さんの「My Ordinary Days 衣食住、四季を巡る私の暮らし」です。暮らしにまつわる本が好きで溜まっていた楽天ポイントを一部使って購入。

雅姫さんの本は10年くらい前に何冊か読んだ(眺めた)ことがありますが、今回購入した本を見て、いい意味で変わらないなあ、と思いました。揺るぎない自分の世界を持っているということです。

季節の花々、美味しそうな食事とおやつ、様々な素敵な器、飼っている3匹の犬たちに身近な人たち、そして家族。写真は瑞々しくポストカードのように美しいです。眺めているだけで楽しく気持ちがほぐれてきました。

ちょっと茶目っ気のある文章もいいな、と思いました。

まだ途中ですが購入してよかったです。鬱々とした気分の時に開くとリフレッシュできそう。大事にしたいです。

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お昼前には雨も小雨になったので庭に出ました。夏ミカンの木の近くに行くと夏ミカンの花の爽やかな香りが漂ってきます。

地面には散った沢山の夏ミカンの白い花びら。


一時は老木で枝が枯れてスカスカになってきたので近い将来朽ち果ててしまうのだろうな・・と思っていた夏ミカンの木ですが去年から再びたくさんの花をつけるようになりました。副作用と夏ミカンの復活

花盛りの夏ミカンの木、まだミカンもなっています
雨に濡れた夏ミカンの花と新緑の葉っぱ

老木の梅の木もたくさんの実を付けています。雨に打たれたせいか、枝がしな垂れて緑のカーテンになっていました。空がどんよりしていても新緑は光を孕んでいるように鮮やかです。

梅の新緑のカーテン

雅姫さんの本を見たあとは庭の景色がなんだか普段よりきれいで愛おしく思えました。

読んで下さりありがとうございます。

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死を語った本と猫と雪

午前中、ツクネとミソニを動物病院に連れて行きました。去勢手術を受けるためです。病院に連れて行くのに洗濯ネットに入れてからキャリーケースに入れないといけないのですが一人で上手く洗濯ネットに入れられるか心配でした。
でも、あれっ?ていうくらい簡単に二匹とも入れることができました。普段、箱や釣りで使う魚をすくう網に入ったりして遊んでいたからかもしれません。

そして動物病院に向かったのですが途中、ちらちらと雪が舞い出しました。このまま大雪になってしまったら困るな・・と思っていたのですが動物病院から戻るといつの間にか雨になっていました。ホッとしました。

今日はとにかく寒かったので、ひたすらコタツで読書。

読んでいたのは「ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと」

タイトルの意味は最後まで読むと分かります


元産婦人科医の精神科医である春日武彦と歌人の穂村弘が死と生について語り合った本で傍らには常に猫がいて二人の話を聞いています。合間にはニコ・ニコルソンの漫画が挟まっています。

重苦しい感じはなく、和やかで楽しい雰囲気の語らいでサクサクと読めました。生よりも「死」に重点を置いていて「死」をいろいろな視点から眺め、こねくり回しているような感じがしましたね。また様々な文学作品や作家のエピソードなども紹介されているのですが、その博識ぶりに感嘆。面白かったです。

漫画の中の二人の話を聞いている猫のまったり緩い感じもいい味だしているな、と思いました。

ところで本を読んでいる途中、夫からラインがきました。14時46分、職場の窓から撮った雪景色の写真でした。夫の職場は家から遠く高速で通勤しています。

“帰って来られる?”と聞くと”まだ大丈夫”とのことでした。でも退勤時間まで数時間あります。その間に雪はもっと降るでしょうし・・ちょっと心配になりましたが読書を再開。しばらくして読了。

カバーを外すと河鍋暁斎の絵

「死」は生の先にあると思われていますが常に生の隣にあるような気もします。いつ突然、訪れるか分かりません。自分ではあずかり知らぬこと。でも願いはあります。

私の場合、猫は傍らではなく、家のそこかしこにいます。この猫たちを見送ってからでないと死ねないな、と思っています。猫たちがいなくなった後は、野となれ山となれ、です。

夫ですが早めに仕事を切り上げて帰って来ました。

読んで下さりありがとうございます。