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ワクチン接種1回目~雨のことばと優しいことば

ワクチン接種をずっと様子見していました。しかし8月から高齢者施設で働き出したので、さすがにワクチン接種を受けなければ、と思い今日ようやく1回目を受けてきました。市の集団接種です。

午前9時前、道が混むといけないと思い早めに家を出たのですが、拍子抜けするくらい空いていて予定時間よりかなり早めに到着。接種後の待機時間に読もうと持ってきていた本を読んで時間が来るまで車の中で待ちました。

そして時間が来たので会場に行くと既にけっこうな人が並んでいました。でも流れはスムーズですぐに接種終了。体調変化観察のための待機場所に行き、再び本を読んで時間が過ぎるのを待ちました。

今日は青空が広がる秋晴れでしたが、読んでいた本は「雨のことば辞典」です。様々な雨に関することばが載っていて日本語の美しさと深さと広さを感じます。そして地方ごとの呼び方など知らない言葉も多く興味深く楽しい。

3つほど引用します。()は私の心の声です。

「イジュの花洗いの雨」・・梅雨をさす沖縄県地方のことば。沖縄の梅雨は本州よりひと月ほど早い。イジュはツバキ科の常緑高木で四月下旬から六月ごろにかけて白い花をつける。(瑞々しさと色つやを感じます。)
「重箱日和」・・秋の長雨をいう熊本県天草地方のことば。(可愛い言い方!)
「銀竹」・・光線を浴び、光り輝いて降る雨。強い雨脚に雲間からの光が当たり輝いているようすが、まるで銀色の竹のようだというのである。(目にが浮かびました。 字面がかっこいい!)

雨の日に読んだら、もっと情緒豊かな気持ちになれそうです。

文庫本なので鞄に入れて持ち歩いてもいいですね

職場では皆ワクチン接種を2回済ませていて私だけ未接種でした。それが気がかりだったのですが、とりあえず1回でも接種が済んだので安心しました。

午後になり腕の痛みとだるさが出てきましたが、これくらいは想定内です。あまり痛みが強くなったら鎮痛剤を飲もうと思います。
責任者の方には「翌日、休んでもいいようにシフト組んでおきますから」と言われました。思わぬ優しい言葉がありがたかったです。休むつもりはないですが。

読んで下さりありがとうございます。

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久しぶりの海と読書「ダライ・ラマの猫」

昨夜は雨でしたが、今日は朝から晴れて暑いくらいでした。久しぶりにビーチコーミングをしたいと思い午前中、夫と近場の沖ノ島に行きました。砂浜で地続きになっている小島です。思っていた以上にたくさんの人たちが来ていて賑やかでした。
犬を連れている人たちが多かったですね。犬は一緒に出かけられるのが羨ましい。猫とお出かけはちょっと難しいですからね。

 夏の海のような青さでした

ステキな貝やイルカの耳骨を探し砂浜を歩きましたが、これといったものは見つかりませんでした。残念。でも久しぶりの海は気持ちよかったです。島を散策したり少し磯場で遊んでから帰りました。

島には赤まんまが群生していました

午後は数日前から少しずつ読んでいた本を一気に読みました。「ダライ・ラマの猫」です。副題は「ネコが伝えてくれる幸福に生きるチベットの教え」

瀕死の状態でスラム街のゴミの山に捨てられそうになっていたところをダライ・ラマ法王に救われダラムサラで暮らすことになったヒマラヤンの子猫が主人公で語り部。 子猫の語り口は軽妙で読みやすく素直に心に入ってきます。可愛いくて素敵な小説であり、深くて温かい仏教書だと思いました。

子猫は周囲の人間を観察し我を振り返り、様々な気づきを得ていきます。その気づきにハッとする私。 印象深く考えさせられる言葉が幾つもありました。(書ききれないので割愛)
主人公の子猫はいくつかの名前で呼ばれますが、その一つがリンポチェ(チベット語で宝物の意味)。読み終わり、この本自体がリンポチェだなと思いました。良い本です。

表紙もおしゃれですね

読んで下さりありがとうございます。

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宇宙の大地図帳と心を軽くする常套手段

数日前、コンビニで「宇宙の大地図帳」という本を見つけました。パラパラと中を見ると様々な天体の写真が載っていて、画質がいいわけではないのですが心惹かれました。値段はA4判で770円。思ったよりも安かったので購入しました。私は宇宙の本が好きです。(ビジュアル重視)

そして昨日は、この本をゆっくりと眺めて過ごしました。地球に近い天体から紹介されていて、美しい宇宙の写真に心が弾みました。とくに星雲が印象深かったです。ドーナツ星雲、キャッツアイ星雲、ネックレス星雲、砂時計星雲、・・。初めて知った、たくさんの星雲。 眺めているうちに何だか芸術作品のようにも見えてきました。

宇宙に思いを馳せてしばし現実逃避。そうしたらパート採用が決まった職場から封書が届きました。えーっ、何でしょう・・採用だと思ったけど、まさか不採用?
ちょっとドキドキしながら封を開けたら、採用内定通知でした。改めて送ってくれたようです。明日23日に入社前説明と労働契約、24日から勤務になることが書き記してありました。気が付いたら8ヶ月近く無職でした。ニートが社会復帰するような気分です。

いろいろ心配はありますが、広大な宇宙からみたら私の心配事など取るに足らないものですね。 「宇宙の大地図帳」 を眺めながら、心を軽くするために心配事や悩み事を宇宙と比較するという常套手段を使ってみました。視点を遠い宇宙に持って行き地球を眺めてみます。見えない・・。

本もいいのですが本当の星空を眺めたくなりました。満点の星空。しかし、あいにく昨日の夜は曇り。星は見えませんでした。見えたとしても、庭の周囲に樹木や竹が生い茂り庭から見える空は狭いです。
子どもの頃はもっと空が広かったのですが・・。昔は南の空に見えたさそり座が、今では見ることが出来ません。私はさそり座なので、それがちょっと寂しいです。

A3判宇宙の地図ポスター付き
正直、ポスターはショボいです

読んで下さりありがとうございます。

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清々しい気持ちになる作品~ラムネが飲みたい!

少し前から喉の詰まりに悩まされています。でも、ずっと詰まっているわけではありません。

朝、起きると喉の詰まりがなくなっていてスッキリ!・・と喜んでいると夕方には、また喉が詰まっているような感じになるなど、詰まったり、治ったりの繰り返しです。

完全には喉の詰まりが消えずスッキリしません。喉の詰まりを感じていない時も、あーまた、いつ詰まりだすんだろう・・と考えてしまいます。

ずっと詰まりっぱなしでもないので病院には行かず様子見しています。そんな感じで過ごしていますが清々しい気持ちになることもありました・・。

数日前、ネットで偶然見つけて、これは私の好きな世界だ!と確信し楽天で購入した漫画があります。コマツシンヤ著「8月のソーダ水」です。一昨日、届き、昨日読みました。

さわやかなブルー系を基調にしたオールカラーで、架空の海辺の街に住む女の子のまわりで起こる不思議で可愛い出来事を描いたファンタジー。

絵もお話も瑞々しく、そしてノスタルジック。読んでいると気持ちが軽くなり、心が浮遊しているような感じがしました。

絵もステキで見入ってしまいました。あー、この海辺の街に私も行ってみたいと切に思いましたね・・。読後は清々しさでいっぱいになりました。

表題作の他、ナンセンスユーモア漫画「うわのそらが丘より」も収録されています

私はお茶が好きで日に何度も飲みます。そして最近はお手軽な”お~いお茶”のティーバックでお茶を淹れています。

“お~いお茶”といえばペットボトルのパッケージに伊藤園新俳句大賞の作品が掲載されていますが、ティーバッグの袋にも作品が掲載されています。私はこの作品を読むのが好きで、昨日もお茶を淹れる際、ティーバッグの袋に掲載されている作品を読みました。「8月のソーダ水」を読んだ後です。

「真っ白な 自由があって 入道雲」という28歳の女性の作品でした。清々しく前途洋々な気持ちになり、すごくいいなあ、と思いました。そして何となく「8月のソーダ水」と私の中でシンクロし通じ合っているような気がしました。

そして先の2つの作品から想起された懐かしい曲が私の脳内にが流れてきました。それは桑田バンドの「BAN  BAN  BAN」。

急に思い出し聴きたくなりました。でもYouTubeでは、ちゃんと聴けるものがありませんでした。確かどこかに「BAN  BAN  BAN」が収録されたCDがあったはず・・。

昨日、今日とあちこち探し回り、やっと見つけました。懐かしく、そして心地よく清々しいメロディー・・。CDは古く色褪せていますが、曲は色褪せず瑞々しい。

CDは車の中で聴きました。俳句は手帳に書きつけておきます。

「8月のソーダ水」、「真っ白な 自由があって 入道雲」、「BAN  BAN  BAN」・・清涼な空気が流れていて清々しい気持ちになる作品たち。喉の詰まりもなくなりそう。あ~、ラムネが飲みたい!

読んで下さりありがとうございます。

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読み始めた本と幸せな記憶

いつもお昼は、前日の夕飯の残りなどで簡単に済ませます。でも昨日は午前中、スーパーに行った時、美味しそうな炙り寿司があったので買ってしまいました。普通のお寿司もいいのですが、炙ってあると更に美味しそうに見えます。実際、旨味も増してる気がします。

左から中トロ、ビンチョウマグロ、サーモン、ムツ、ブリ。美味しかったです。でも5貫だと足りなくてご飯も食べてしまいました。


昨日は寒の戻りで寒かったです。午後は猫たちとコタツでまったりとしていたのですが、最近、興味があり楽天で購入した本を意を決して読み始めました。届いたら、すごく厚くてひるんでいたのです。

前世や生まれ変わりについて書かれた本です。でも、そのことの証明が目的ではありません。前世や生まれ変わりを認めると生き方がどうなるか・・という人生論。このような本は好きです。

まだ、さわりしか読んでいませんが、前世や生まれ変わりがあると思えば、生きるのが楽になる気がします。読み終わったら感想を書いてみようかな・・と思いますが、読み終わるまでけっこうかかるかもしれません。900ページ超えてるので。途中で中断してしまうかも。

そして本を読んだり、居眠りしている間に夕方になりました。ネットのニュースで火星の空に掛かった虹の写真を見て感動。NASAの探査機が撮ったものです。火星の虹。興味深い不思議な光景。星や宇宙は子どもの頃か大好きです。

シオが膝の上で気持ちよく眠っていました

読み始めた本。驚きはなく改めて確認するような感じで読み進めています。けっこう知られている本のようですね。


肉体がなくなっても、もし魂が存在し記憶が残るならば・・・昨日の炙り寿司、読み始めた本、膝の上の猫、火星の虹・・・何てことのない日常が幸せな記憶として魂に刻まれるのかな・・。

読んで下さりありがとうございます。