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雑記

優しい息子たちとドライな嫁たち

パート先のデイサービスで独居の利用者の方がけっこういます。皆、女性です。

独居といっても、何人かの方は同じ敷地に子供家族が住んでいて完全な独居というわけでもありません。子供家族は皆、息子家族です。

ところで昔は夫の親の面倒をみるのは、たいがい嫁の役目だったと思います。ところが今は、そうでもなさそう。

同じ敷地に息子家族が住んでいる方のお宅では皆、嫁は姑の面倒を一切見ないらしい。身の回りのことが出来なくなった母親の面倒を見るのは、もっぱら息子。

洗濯にデイサービスの準備など。嫁は家族の食事は作っても姑の食事は作らず、息子が母親の食事を作って届けているお宅もあったりします。 どうせ数人分作るなら、ついでに、もう一人分作っても大した手間ではない気がしますが・・。

手間暇の問題ではなく、姑に対する嫁の複雑な思いがあるのかもしれませんね。

それにしても、なんとも優しい息子であり夫。そして、なんともドライな嫁。

同じ敷地に住んでいても、まったく嫁と顔を合わせることがないと話していた方もいます。その方は、それが不満というわけではなく「今の娘は、そんなもんだよ。でも息子が全部やってくれるから」と割り切ったように話します。

嫁の立場も変わったなと思いましたが、多分、嫁も仕事をしていて家事の大半は嫁がやっていることから、母親の面倒は息子が引き受けているようにも思えます。

また、それだけではなく嫁と姑の間柄のことも考えてのことかもしれません。息子が姑の面倒を引き受けるのは優しさと責任と家族の平和のためでしょうか。

読んで下さりありがとうございます。