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日々の出来事 雑記

年齢を気にしつつも年齢に縛られたくない

パート先のデイサービスを利用している方で90代後半の女性がいます。足腰は弱っていますがシルバーカーを使い自力で歩き、頭もしっかりしていて、この方が認知症になることは、まずないだろうなと思っています。

多分、100歳も今のまま迎えられるでしょう。

ところで数日前、この女性から84歳の時に河津桜の苗を買った話を聞きました。

女性は河津桜の苗を買った時、「桜が咲くのを見られるかしら」と思ったそう。でも庭に苗を植えてから4、5年後には花が咲き出し、今ではきれいな河津桜が見られるとのこと。

ただ、それだけの話なのですが何となく心に残りました。

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あと数年で私も還暦になります。正直、自分の年齢を考えるとネガティブな気持ちになることが往々にしてあります。

何か新しいことをやりたいと思っても”今さら・・”とか”手遅れ・・”という気持ちが湧いてきてしまう。

習得したり達成するのに年月がかかることはよけいに。

でも、今さら、やっても無駄だなと思うようなことも始めて続けていくうちに、いつしか身に着き、満開とはならなくても、そこそこの花が咲くかもしれません。

そこそこじゃなくて、わずかでもいいのです。

10年後、20年後、30年後の自分から見たら(生きていたらですが)、今の自分はまだ若いでしょう。

年齢を気にしつつも、まだ年齢に縛られたくないなと思いました。

読んで下さりありがとうございます。