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日々の出来事

悲しい疑問符と波紋

昨日、仕事は休みだったのですが、夕方から会議だったので職場へ・・。休みなのに休みじゃないという・・。帰宅したのは8時過ぎ。書記だったので,、簡単に夕食を済ませ入浴した後、会議議事録の作成をしました。手書きです。しかし書くことが、いっぱいで深夜になっても終わらず・・。そんなわけで今日の午前中、続きを書きました。仕事は午後からだったので・・。

とりあえず会議議事録を書き終えた後、気分転換でもしようと思い庭に出ました。灰色の空の下で深呼吸。そして庭を少しブラブラしました。そして黄色くなってきたジョロキアの葉っぱに小さな蝶(・・もしかしたら蛾かもしれません)が止まっているのを見つけました。黒い翅に白いまだら模様。面白いな、と思い少し眺めました。何という種類でしょう?昆虫図鑑がほしくなりました。でも、もう少ししたら虫たちもいなくなってしまいますが・・。そういえば、いつの間にかセミの声もツクツクボウシだけになりました。夏の終わりを告げるセミです。(すっかり秋ですが・・)

ランダムなまだら模様がかわいい


そして家に入り会議議事録の見直し。しまった・・。書き漏らしていることがありました。埋め尽くした字の中のどこに入れよう・・。パソコンだと簡単に修正できるのですが・・。手書きだと本当にめんどくさい・・。なんだか腹立たしい気持ちがこみ上げてきました。会議議事録作成に費やした時間にお金は発生せず、ボランティアです・・。パートのおばさんがやる事なんでしょうかね・・?まったく!

そんなことをウダウダ思っていた時、一線で活躍する女優さんが亡くなったとのニュース!おそらく自殺ではないかとのこと・・。一体なぜ?????悲しい疑問符で頭の中がいっぱいになりました・・。もちろん、考えたところで永遠に誰にも答えは分かりません・・。それにしても少し前には人気俳優の方が亡くなったばかり・・。著名人の方が自ら命を絶つというのは、やはり衝撃が大きく動揺します。何だか波紋が世の中に広がっていくように感じます・・。その波紋に感化されることがないことを願います・・。

気が付いたら私のくだらない腹立ちもどこかに消えていました・・。

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日々の出来事

シャープマスクとルリシジミと奇妙な夕方

昨日、出かけている間にシャープマスクが届いていました。1箱50枚入り。今日、開封してみると25枚で1パックになっていました。とりあえず1枚取り出して眺めてみると、生地はしっかりしていて透け感はなし。よく薄くて透け透けのマスクがありますが、さすがにそんなことはないですね。ヒモが細いのが気になりましたが取れることはなさそうです。左下に”SHARP”のロゴが入っているのがいいですね。でも着けてみると、私にはちょっと大き過ぎました・・。フィット感がなく左右と下に隙間ができてしまいます・・。でも、せっかくなので使おうと思います。そういえば小さめサイズの抽選販売も始まったようですね。なかなかの倍率のようですが・・。

1箱 3,278円: 配送と手数料 660円:税 358円 合計 3938円
ニオイなどもなく品質には信頼を感じます

今日は朝から雨降りでした。午前中、少し雨がやんだ時に庭に出ると、青じその花に小さな蝶が止まっていました。ルリシジミでした。ルリシジミは翅の外側は白っぽく翅を広げると内側がきれいな青です。多分、今年初の遭遇。ぜひ翅を広げたところを見たい、そして写真に収められたら・・と思ったのですが、なかなか羽ばたかず・・。ルリシジミは翅を閉じジッとしていました。その内、一瞬だけ花から葉っぱに飛び移りました。でも、またすぐに翅を閉じ動かず・・。気温が低くなったので不活発なのかもしれません。諦めました・・。でもルリシジミに会えて嬉しかったです。

小さなルリシジミでした

そして夕方、外が妙に黄色っぽかったです。セピア色というのでしょうか?極たまにあります。明るいんだか暗いんだか・・。不思議で不気味な空間。色褪せた写真の中に入り込んでしまったような気分になりました。奇妙な夕方でした・・。

今日の夕方の空

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日々の出来事 雑記

青じその花とマッサージ

昨日は終日、灰色の空で時々雨が降りました。午前中、庭に出ると自生している青じそに花が咲いていました。小さな白い花で、連なって咲いていて可愛らしいです。赤じそも自生していますが、花は咲いていませんでした。(ちなみに赤じその花はピンクです。)濡れた地面には橙色の柿の葉が何枚も落ちていました。柿の木を見上げると、ずい分と葉が色づいていました・・。

午後から仕事でした。最近は余裕がなく慌ただしく時間が過ぎていきます。介護老人施設で働いていますが、入所者の方と落ち着いてコミュニケーションをとる時間もありません。でも今日、数日前に入所した一人の女性と少し話をしました。まだ70代ですが、足が不自由で杖を使って歩いています。10年ほど前、バイクに乗っていて交通事故に遭ったそうです。交差点で車と衝突。女性のバイクは直進、車は右折だったそうです。夜で車の運転手にはバイクが見えなかったらしいとのこと。何ヶ所も骨折し、4ヶ月入院したそうです。足が不自由なのは、その後遺症とのこと。女性は「本当はマッサージとかしてもらいたいの。でも、ここは、そういうのやらないでしょ・・」と残念そうに言いました。

私も過去に何度かマッサージの施術をしてもらったことがあります。体のコリがほぐれると心のコリもほぐれる気がして気持ちがよかったですね。もみ返しがきて痛くなったこともありますが・・。まあ、私の場合は娯楽のようなものですが、女性の場合はリハビリの一環としてマッサージを希望しているのですが・・。

私は以前、フットマッサージを習得したいと考えたことがありました。そして講座などを調べましたが、これというのがなく諦めました・・。今日、女性に「本当はマッサージをしてもらいたいの」と言われ、そのことを思い出しました。マッサージをしてあげられたら喜んでもらえたでしょうが・・。

フットマッサージを習得したかった一番の理由は人の一助になるためではなく、手に職がある人が羨ましかったからです・・。自分も、何か身に付けたかったのです。そして、何かになれたらと・・。しかし、まあ結局、何にもなれなかったのですが・・。

でも何かになりたいという気持ちは、まだ心のどこかにあります。大輪の花を咲かせることは不可能ですが、青じその芥子粒のような花ぐらいだったら咲かせられるでしょうか・・。しかし、一体私は何になりたいのか・・。

青じその花
見上げた柿の木


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日々の出来事 食べ物・飲み物

牛丼とお米の神様

昨日、休みの夫がお昼は牛丼屋のテイクアウトにすると言っていたので、ついでに私の分も頼みました。実は私は今まで牛丼屋を利用したことがありません。何と人生初の牛丼。一度は食べてみようと思い・・。メニューは朝、仕事に行く前に決めておきました。(仕事は13時半までです)いろいろなアレンジメニューもありましたが、やっぱりオーソドックスな牛丼にしました。並みで豚汁付き。

昼下がり、仕事から帰宅すると調度、夫も牛丼屋から帰って来ました。私が帰宅する時間に合わせて買いに行ってくれたようです。牛丼に家にあった卵をかけ、早速食べ始めました。味付けは濃すぎず、ほど良かったです。そして豚汁は具が多くて嬉しかったです。ご飯の量も並みといっても多くてお腹いっぱいになり満足しました。そして以外にも袋がオシャレ。

昔は、たまにハンバーガーなどのファーストフード店を利用しました。でも、いつからか食べたいという気持ちがなくなりました。そして何年も前、久しぶりにハンバーガーを食べた時、なぜかそれほど美味しく感じませんでした。それはファーストフード店の味が変わったわけではなく、私の味覚が変わったのです。若い頃は、ジャンクフードがすごく美味しく感じたのですが・・。それが最後でした。別に健康志向とかではなく、それ以降は特に食べたい気持ちが湧きませんでした。

しかし牛丼は食べやすくて、また利用したくなりました。オーソドックスなメニューだったからかもしれません。アレンジメニューにはこってりしたジャンクフード感のあるものもありますから。歳をとり味覚が変わり、食事の好みも変わりました。でも変わらず食べ続けているのは、お米。考えたら飽きもせず、よく毎日食べているな、と思います。(朝は食べないですが・・)おそらく生涯、食べ続けることでしょう。なんで飽きないのかな?不思議・・。すると夫が「米一粒に神様が3人いるからじゃない」と言いました。

あれ、3人でしたっけ?7人だったような・・。どっちにしても、茶碗一杯に大勢の神様がいるわけです。神様の群衆ですね。ご飯が飽きないのは神様のおかげと思うことにしておきます。
でも世の中、昔と比べるとおご飯を食べる量はずい分減ってるようですね。ご飯は太る原因ともいわれていて、ちょっと悪者になっているような・・。でもご飯は脳の働きを活性化したり大切なエネルギー源。牛丼が美味しかったのも、ご飯の存在があるからですね。あらためて、ご飯の神様に感謝です。ちなみに7人の神様は七福神からきているという説が多いようです。

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日々の出来事 雑記

シルバーウィークに感じたさみしさ・・点、点、点・・

私は介護老人施設で働いています。長期で入所している人の他に、短期で入所する人がいます。短期入所する人はほぼ決まっていて、たいがい期間は数日で入所日はバラバラです。でも昨日はなぜか複数の人が同時に入所になり部屋の調整が大変でした・・。事前の打ち合わせが上手くいってなかったのもありますが・・。「こんなに重なるなんて珍しいね」などと同僚の職員たちと話していました。すると誰かが「シルバーウィークだからじゃない?」と言いました。皆、「あ~!」と納得。推測ですが、シルバーウイークに家族で出かけるためじゃないでしょうか?家を留守にするので老人を施設に預けたのです。高齢者=シルバー。施設では別の意味でのシルバーウィークだったわけです。

ふと、何となくさみしさを感じました・・。家族の輪を外れ数日間を施設で過ごす老人達・・。少し悲しい気もしましたが、老人たちは数日後にはまた家族の輪に戻ります。私が感じたさみしさは老人たちに対してではなく、自分に対してです。私は老母と夫と暮らしています。子どもはいません。いずれ老母も夫もいなくなったら、家族の輪はなくなります。(私が夫より先に逝く場合もありますが・・)家族の輪がなくなった時、私は”点”になるのです・・。ポツンとした”点”・・。その”点”を想像したら、さみしさを感じたのです・・。何だか暗い気持ちになりました・・。

昼下がり、仕事を終え家に帰っても”点”のイメージは消えず心に残っていました。点、点、点・・・天?ふと、ある絵が思い浮かびました。マジックリアリズムの画家、ロブ・ゴンサルヴェスの絵です。本棚からロブ・ゴンサルヴェスの絵本も引っ張り出しました。夜、火を灯した1本のロウソクを持った人たちが街のあちこちにいます。外国の街です。ロウソクの点々とした明かりは街の遠くまで続き、いつしか夜空の星とロウソクの火は重なっていきます・・。ロウソクの火と星の静かな呼応・・。夜のしじまに灯された小さなロウソクの明かりと星の瞬きに少しのさみしさと温かさを感じました・・。

もし私が”点”となったら、心に1本のロウソクの火のような小さな明かりを灯して、ささやかに生きたい・・。そんな思いになりました。そして将来、夜空から地上を見たら、ロブ・ゴンサルヴェスの絵のように”点”となった人たちが灯した小さな明かりが星のように瞬いているかもしれない・・そんな空想をしました・・。点、点、点・・天・・。

私はロウソクの火が星になっていくイメージを持ちましたが
タイトルは「落ちてきた星」

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