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説得力と忍耐力に感心

昨日、YouTubeに上がってきた動画につい見入ってしまいました。引きこもりやニート、不登校の子供を預かりサポートする自立支援施設の男性スタッフ二人が親から依頼を受け引きこもりの子供を迎えに行き説得して連れだすまでの動画です。

子供といっても30年引きこもっている50代男性で両親は80代。突然、やって来た自立支援施設のスタッフに「じゃあ、行きましょう」と言われ、すんなり応じるわけもなく強く拒否。

男性スタッフ二人は私の個人的な印象ですが、やから感を感じる風貌。でも風貌とは裏腹に威圧感は全くなく言葉にも説得力があります。

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でも、この50代男性は手ごわい。いくら説得しても自分の歪んだ考えに固執して拒否し続けます。話が通じない・・。

それでも根気よく説得を続ける男性スタッフ二人にイラつく様子は全く見られず仕事とはいえ凄いなと思いました。

それにしても、もう、この50代男性を連れ出すのは無理なんじゃないかと思ってしまいました。それでも最後には、男性スタッフの一人が「二人で話をしましょう」と提案して一時間ほど話をしたら男性が行く気になっていてビックリ。

玄関を出る時の50代男性は清々しい表情をしているように見えました。ここで動画は終わり。

二人が話している動画はなく、一体どんな話をして説得したのか気になりますが、その問いには「愛情」とだけ答えた男性スタッフ。

ちなみに男性を連れ出すまで要した時間は5時間。説得力と忍耐力に感心しました。

それにしても30年間働かなくても生活できるのは親の財力のおかげ。家も居心地がよかったのでしょうね・・。

引きこもりやニートになってしまうのは親の財力も関係していると思います。親に財力がなければ自力で何とかしなければいけないですからね。

ところで、ちょっと調べたのですが、この自立支援施設に入所するにも、けっこうお金がかかります。50代男性の費用は80代の両親が支払うのだろうな・・。

それでも80代の両親は、とりあえず安心したことでしょう。

30年間、引きこもっていた男性の人生がようやく動きだし、その後のどうなったのかも気になります。男性は50代前半で、まだ人生をやり直すことができると思うので、いい方向に流れていって欲しいですね。

読んで下さりありがとうございます。

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