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思い出 雑記

星の王子さまいろいろ

1月も後半ですね。お店では、バレンタインの特設売り場が設けられています。私、バレンタインはすでに廃止していますが、この時期だけしか、買えないチョコレートが数々あるので、毎年、幾つか自宅用に買います。そして実はチョコより入れ物の缶が目当てだったりします。本当にかわいくて素敵な缶がいろいろあります。

そしてここ数年、必ず買うのが「星の王子さま」のもの。何種類かありますが1種類だけ選びます。今年も買いました。早めに買わないと無くなってしまうことがあるので・・。昔から星の王子さまのことが大好きなのです(笑)

星の王子さまの本を初めて読んだのは、ずいぶん昔です。20代半ば頃だったと思います。
世界的に有名な本ですが児童書だと思い、さして興味がありませんでした。でも読んでみたら深く美しい不思議な物語で気に入ってしまいました。いろいろと示唆にとんだ言葉が散りばめられていて哲学書のようにも感じました。
そして作者のサンテグジュペリの描いた挿絵も、魅力的で気に入りました。愛情をこめて楽しんでこの挿絵を描てたんだろうな、と思います。

その後、箱根に星の王子さまミュージアムがあることを知り行きました。もう20年くらい前のことです。確か雨でした。入り口を入ったところにある王子さまのモニュメントの前で傘を差し写真を撮った記憶があります。細かいことは、はっきりとは覚えていませんが、星の王子様さまとサンテグジュペリの世界を堪能し満足したと思います。
そういえば、レストランの方が「プロバンス地方ではパンにオリーブオイルをつけて食べるんですよ」と教えてくれたことを思い出しました。

ミュージアムショップで買った星の王子さまとキツネの置物とポストカードは今でも家にあります。

そういえば星の王子さまPAがあるんですよね。関越自動車道の寄居PA。もう少し温かくなったら行ってみたいな・・など星の王子さまのチョコを食べながらぼんやりと考えています。

ちょっとシミのついた本と
王子さまとキツネの置物
今年買ったチョコレートの缶
星の王子様いろいろ

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思い出 雑記

当たって嬉しかったモノ、嬉しくなかったモノ

一週間ほど前、くじ運、勝負運が上がることで有名な階中稲荷神社に参拝し、宝くじ入れを買いました。
昨日、入れ物だけではしょうがないので、何年かぶりに年末ジャンボ宝くじも買いました。バラ10枚。
99.99999999・・・・・%当たらないのは分かっているんですけどね・・。万万が一ってこともありますしね。
宝くじ入れに宝くじを入れ、西側の部屋に保管しました。西が金運の方角らしいです。

ふと、今までの人生で何か当たったモノってあったかな・・と考えてみました。
何年か前にスーパーの福引きで当たった、みかん一箱。あとは15年くらい前、コンビニの何かに応募して当たった皿のセット・・・ぐらいですかね・・。
この皿のセットは8皿セットで、7皿は商品を買いシールを集めるともらえたものでしたが、1皿は非売品で応募して当たらないともらえないものでした。
この1皿は、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートっぽい、かわいいラスカルの絵皿でした。これが当たった時は、嬉しかったですね。

今でも取ってあり、この時期に使っています。

逆に当たって嬉しくなかったことも・・。車を運転していると、ヒヤッとする経験をすることがあります。自分が気を付けていても避けられないこともあります。
もう何年も前、夜に雪が降り、朝には外は真っ白。出勤のため車で出かけましたが、道が凍結している危険があります。道路では、みなノロノロ運転です。もちろん私もゆっくりと走りました。その内、渋滞になり、前にも後ろにも行けない状態になりました。
その時、反対車線を走っていた車がスリップしました!嫌な予感!・・前方から滑ってきて、あっと言う間に私の車のボンネットの右側に当たったのでした・・・。不幸中の幸いで、大したことはなくよかったのですが・・。   
たまにコンビニの一番くじをやります。たいがい欲しい商品は当たらず、これは要らないな・・と思っている商品が当たります・・。(欲しい商品が当たるまで引く人もいるようですが、私はそこまではしません。)

くじも福引きも、ちょっとした楽しみで運試し。

しばらくの間は、もし宝くじが当たったら・・と妄想を楽しみたいと思います。妄想が趣味なんです。

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思い出 雑記

好きな明かりと小さな後悔

私は田舎に住んでいます。夜になれば街頭や防犯灯の明かりがポツン、ポツンとあるだけ。防犯灯が蛍光灯からLEDに変わり若干、明るくなりましたが田舎の夜道はさみしいです。
私は、そんなさみしい夜道を照らしてくれる街灯の明かりが好きです。水銀灯の白い明かり、ナトリウム灯のオレンジ色の明かり。特にナトリウム灯のオレンジ色の明かりが、レトロな雰囲気があり好きです。

今年9月、私の住んでいる地域に台風が直撃し大規模停電が発生しました。夜は漆黒の闇。夕食の時は夫の仕事用のLED投光器で部屋を照らしました。さすが明るい!しかし充電式なので切れてしまうと充電できず使用できません。使用は最低限。停電がいつ復旧するか、わかりませんでしたから・・。
家の中を移動するときなどは、スパイスのスマイルLEDランタンを使用。以前、夫が気に入り購入したものです。本格的なランタンではないかもしれませんが、実用的には十分でした。それまで、私はこのスマイルランタンに興味がありませんでした。人気の商品のようでしたが、おもちゃっぽくて、ちゃちに見えたのです。でも実際に暗闇を照らしてみると、印象が変わりました。スマイルランタンのほの明るさと、かわいさに癒され、気に入ってしまいました。そして、その後、ハロウィンキャラクターのcatを色違いで購入。さらに増えるかもしれません。

もうすぐクリスマス。この季節になると思い出すことがあります。

昔、20代の頃、小さな書店で働いていた時のこと。私は人付き合いが苦手で孤独に過ごしていました。
クリスマス間近、一緒に働いていた一つ下の女の子からプレゼントを渡されました。小さな箱でした。
箱を開けると中には、青と黄色の星形のロウソクとピンクのハート形のロウソクが入っていました。きれいで、かわいい手作りのロウソクでした。ロウソクの上には、キャンデイー1個を入れた小さな袋を持っている小さなサンタさんがいました。
クリスマスなど無関係に生きていましたが、思いがけないプレゼントに嬉しくなりました。
このロウソクをいつまでも、とっておきたいと思い、火をつけることはありませんでした。
しかし数十年がたち、ロウソクは、どこかにいってしまいました。あのきれいで、かわいいロウソクに火を灯したら、どんなだったかな・・さぞ、きれいだったろうな・・灯してみればよかったかな・・と少し後悔しています。

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思い出 生き物(猫以外)

ニワトリの不思議なお話

動物は言葉を持っていません。しかし言葉以外の何かでコミュニケーションをとっているのでは・・と思うことがあります。

私の家の物置は大昔、鶏舎でした。祖父が養鶏の仕事をしていたのです。しかし私が子供の頃には、すでに祖父は養鶏を辞め、鶏舎は物置になっていました。それでも、ニワトリはペットとして5、6羽いました。鶏小屋は家の裏にあり、午後3時頃になるとニワトリたちを庭に出しました。思い思いに庭を巡り夕方になると自然に小屋に戻りました。

いつしか5、6羽いたニワトリも1羽になりました。最後の1羽は小屋の戸を開けっ放しにして、野放しにしていました。しかし庭から出ることはありませんでした。時々、庭に卵を産み落としたりして、ニワトリは1羽でひょうひょうと生きていました。

そんなある日、庭を見るとウチのニワトリの後ろに3、4羽のニワトリがついて縦に並んで歩いていました!まるでニワトリの行進です。ウチのニワトリは一般的な白いニワトリですが、後ろをついていくニワトリたちは小ぶりで羽は茶色でした。何羽もニワトリを飼っていましたが、初めて見る光景でした。
このニワトリたちは、近所の家で飼われているものでした。その家とは地続きになっていますが、近接しているわけではなく間には竹やぶがあります。その竹やぶを通ってやって来たようでした。

その後も度々、ニワトリたちはやって来て、ウチのニワトリを先頭に行進をしました。そして、しばらくすると一斉に帰って行きました。ニワトリたちは鳴き声を出すことはなく静かでした。ニワトリたちの間には、まるでなにか暗黙の了解でもあるかのように見えました。微笑ましく、そして不思議な光景でした。

そんな穏やかな日々が続いたある日、ウチの最後の1羽のニワトリもとうとう旅立ちました。私が20代の頃です。何歳だったのか、1羽になって何年たっていたのか・・・はっきり覚えていません。でも、ニワトリたちの行進を思い出すと今でも笑みがこぼれます。

そして・・茶色い羽のニワトリたちは、ウチのニワトリがいなくなってから、まったく来ることはなくなったのでした・・。

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思い出

銀杏の木と明るい記憶

好きな銀杏の木があります。秋になると黄葉するのを楽しみにしているのですが、ここ数年、葉が黄色く染まる前に枯れて散ってしまいます。今年こそは、と思っていたのですが、残念ながらだめでした。
塩害のようです。確かに海は近いのですが、以前は毎年、見事に黄葉していました。気候変動のようなことが関係しているのでしょうか?この銀杏の木が黄色く色づくのを、いつかまた見れる日がくるかしら・・。

私は高校生の時、美術部でこの銀杏の木と周辺の風景の絵を描きました。20号か30号のキャンバスに油絵で。その絵は部室に置きっぱなしにし、どうなったか分かりません。5、6年前、その絵を再現してみようと思いました。(油絵ではなく、アクリル画ですが)しかし周辺は、すっかり変わってしまい、銀杏の木も一度、枝をバッサリ切られたため昔と枝ぶりも変わっていました。なので私の記憶と創造と現在の風景も参考にして描いてみました。

そして、この絵をある高名な画家の先生に見ていただく機会がありました。先生の評、「身近な風景を愛情深く描いている」という様なもの。実際には存在しない風景なのですが、拙い絵ながら愛情が伝わって嬉しかったです。

私の10代は本当に暗かったですが(20代もですが)黄金色に輝く銀杏の木と、この銀杏の木の絵を描いたことだけが明るい記憶として残っています。

今日、職場に向かう途中、銀杏の木の側を通りました。すっかり葉が落ちて枯れ木になっていましたが、ふと、これも何かいいなあ、という気がしてきました。今度は、枯れ木の銀杏を描いてみたくなりました。

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