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日々の出来事 生き物(猫以外)

モスラと新しい枕と銀色の道

数日前、庭に植えてあるナスに大きな茶色い芋虫が1匹ついているのを見つけました。駆除せず様子を見ることにしました。時々、見に行くと芋虫は根元にいたり、茎の上の方にいたり、時には葉っぱの先にぶら下がっていることもありました。よく落ちないなあ、と感心しました。まだサナギになる気配はありません。一体、何の蝶になるのか気になり、昨日調べてみたら、スズメガという蛾になるようです。
蝶ではなく、蛾・・。芋虫をモスラと呼ぶことにしました。そうしたら何だか妙に芋虫がかわいく思えてきました。そして、モスラ~やっモスラ~♫というモスラの歌が脳内に流れてきました・・。

モスラの歌をちゃんと聴きたくなりYouTubeで聴いてみました。いい歌ですね。そして、その流れでザピーナッツの歌も聴きました。きれいなハーモニーとセンスのよい曲。「恋のバカンス」「恋のフーガ」「ふりむかないで」など・・。クセになるメロディ。名曲揃いですね。カバーもされていますが本家がいいなと思いました。それにしても毎日、昔の歌ばかり聴いています・・。

昨日、夫が通販(ニトリ)で注文した布団セットが届きました。敷布団、掛け布団、枕。枕は少し前に買い替えたので不要とのことで私にくれました。思わず貰った枕。長年、使ったテンピュールの枕は猫に譲ろうと思います。気温が下がってきたので最近は猫たちも布団で一緒に寝るようになったので。まあ、使うか分かりませんが。

新しい枕はフカフカでした。一晩寝てみて、寝心地は悪くはないかな、という感じ。枕って一晩ではよく分からないかも。でも今朝、目覚めは割とすっきりでした。・・が!猫が吐いたモノが布団のすぐそば(畳の上)にありガックリ・・。でも布団の上じゃなくてよかったです。それにしても吐いたのは誰でしょう?猫たちは素知らぬ顔です。

朝、モスラの様子を見に行くとナスの茎を支えている添え木を伝い上に行進していました。その内、猫が近くに来ると動きを止め添え木と同化していました。偉いね。脳内には、YouTubeで見たザピーナッツが歌う”銀色の道”が流れていました・・。

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日々の出来事

万年雪と懐かしい腕時計

今日は晴れて暖かい一日でした。仕事が休みだったので、やる気をだし片付けをしました。寒くならないうちに色々、片づけておこうと思ったのです。ちょっと早いですが大掃除の一環です。寒くなると動くのが億劫になるので・・。ウチは本当に古い家なので寒さが厳しいのです・・。さらに去年は暖冬でしたが、今年の冬は寒いだろうとのこと。憂鬱になります・・。

今日はどうしても片付けたい場所がありました。それは老母のモノが積み上げられている場所です。私が片付けようとすると嫌がるので勝手にいじれません。でも長年そのまま放置されているので積み上げられたモノには万年雪のような綿ボコリが積もっているのです・・。エベレストかキリマンジャロか、はたまたマッターホルンでしょうか・・。

さすがに片付けてくれるよう老母に頼みました。反発するかと思いきや、以外にも素直に片付けを始めてくれました。そして自分で不要なモノをゴミ袋に詰めていきました。すると・・ほとんどのモノがゴミ袋行き・・。積まれていたモノはゴミの山だったってことですかね・・。

今日はまだ終わらなかったのですが、それでもモノが減り部屋のスペースが広くなりました。いや~見晴らしがよくなりました。だからか思わぬモノも見つかりました。

片付けの途中で老母が「こんなモノが出てきたよ」と言うので見ると腕時計でした。若干楕円形の文字盤に金属の細いベルト。フレームとベルトはシルバー。私が高校に入学する時、買ってもらった腕時計でした。気に入っていて大人になっても長い間、身に付けていました。しかし、いつの間にか何処かにいってしまったのでした。まさか、こんな所に隠れていたとわね・・。懐かしい友人に再開したような気持ちになりました・・。もちろん針は止まっています。電池を交換したらまた使えるようになるでしょうか?時計屋さんに持って行ってみようと思います。

片付けをしていて出てきた腕時計。ベルトの接続部分に付いていた鎖は無くなっていました。

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日々の出来事 雑記

懐かしい歌声とツートンカラー

一昨日、TVの音楽番組で松田聖子さんが歌っているのを久しぶりに見ました。懐かしい往年のヒット曲が頭の中を駆け巡りました・・。なので今日、仕事は午後からだったので、午前中、YouTubeで松田聖子さんの歌を何曲か聴きました。時間の国のアリス、天国のキッス、夏の扉、ガラスの林檎など・・。全盛期の伸びやかで甘い歌声は多幸感を感じさせます・・。

でも実は私が特に好きなのは”花一色~野菊のささやき”という薄幸感漂う切ない歌です。松田聖子さんが主演した映画「野菊の墓」の主題歌です。「野菊の墓」は悲しい物語で、その主題歌ですからメロディも歌詞も憂いを帯びています・・。
改めて繰り返し何回か聴きました。美しい曲で胸にしみて、”人の夢とペンで書けば儚いって読むのですね~”という歌詞が特に心に残りました・・。

これから仕事かと思うと気が重かったのですが、懐かしい松田聖子さんの歌を聴いていたら気持ちが上向きになりました。音楽が心に与える影響は大きいですね。昔、誰かが”音楽は宇宙の果てよりも遠い人の心に届くもの”というようなことを言っていましたが本当にそうだと思います。

そして歌を聴いた後、庭に出て少しブラブラしました。そしてツートンカラーのもの2つ発見。半分緑で半分赤いピーマンと半分白で半分ピンクの酔芙蓉。面白いなあ、と思い眺めていたら、そういえば小泉今日子さんの歌で”半分少女”というのがあったな、と思い出しました。10代の頃は歌番組が幾つもあり熱心に見てました。かなりのミーハーでしたね・・。

赤と緑、ツートンカラーのピーマン
白とピンク、ツートンカラーの酔芙蓉

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日々の出来事

中古品の本とちっちゃな期待

昼下がり仕事から戻ると、ネットで迷って注文した中古品の本が届いていました。「トラディショナルポプリ」という本です。副題は”英国の香りと彩りを味わう”。出版されたのは1991年で、すでに絶版。古い本ですし多少の傷みはしょうがないと思いつつ、実際に見ないで購入するのは不安でした。しかし、その本が欲しいという気持ちの方が大きく購入することにしたのでした。

でも届いた荷物を開ける時はちょっとドキドキ。どんな状態か心配でした。でも本を取り出しザッと目を通すとおおむね良好。色あせやカバーのわずかな傷みはありますが、価格も安かったですし十分でした。購入できてよかったです。

大判で写真が美しいです。ゆっくり鑑賞したいと思います。


庭にプランターに植えてあるナスがあるのですが、まだまだ実がなります。夕方、なっている実を採ろうと思い見に行くと・・・葉っぱに大きな茶色い芋虫が一匹ついているのを見つけました。本当に大きくて10㎝以上あるでしょうか?気色悪いことこの上ないのですが、この芋虫が一体何の蝶になるのかが気になります。なので、しばらく様子観察することにしました。美しい蝶に変身するのを期待していますが、どうなるでしょう?

(さすがに芋虫の写真はキモいのでなしです・・)

庭の柿の木になっている実がずいぶんと色づいてきました。老母に報告すると「虫明るみだよ」とのこと。実に虫が入ると色づいてくるのです。確かに食べ頃になるには、ちょっと早いかもしれません・・。鳥より先に虫に食べられるとは・・。こちらも、しばらく様子観察です。1個でも柿の実を食べられるのを期待しているのですが・・。

虫明るみの柿の実。物置の屋根に柿の枝がかかっています・・。

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日々の出来事

彼岸花と預言者と名月

10月初日の昨日、仕事は休みでした。朝から雨が降っていて、うすら寒かったです。午前中は買い物に行ったり、本を読んだり、うたた寝したりして過ごしました。その内お昼頃には雨もやみました。そして午後にはきれいな青空が広がりました。せっかく晴れたので久しぶりにウォーキングでもしようと思い立ち、午後3時に家を出ました。目的は道沿いに咲く彼岸花。今の時期、見ごろを迎えています。

小径をテクテクと歩き通りに出て、しばらく行くと田んぼの中のあぜ道に入りました。日陰はなく日に照らされ暑いくらいでした・・。あぜ道の所々にも彼岸花が咲いていましたが、目的の場所はまだ先。さらに歩を進め再び通りに出て少し行くと・・。見えてきました。道沿いに咲き誇っている彼岸花の赤い絨毯が・・。彼岸花の赤は少し朱色がかり、古風な感じがします。きれいなだけじゃなく、どこか妖しさが漂っている花ですよね。

一部に白い彼岸花も咲いていました。真っ白というより少しクリーム色っぽい感じで、優しい雰囲気。少し彼岸花を眺めてから帰途に着きました。彼岸花と澄んだ青空と雲もきれいで秋を感じながら歩きました。家に着いたのは3時45分でした。久しぶりにウォーキングして気持ちよかったです。

そして、それから本の続きを読みました。読んでいた本は、カリール・ジブラン著「預言者」。散文詩です。最初1923年に英語で出版され、その後三十数か国に翻訳されているとか。

町を去り12年ぶりに故郷に帰る預言者が町の人々の様々な問いに答えていきます。愛、結婚、子ども、施し、飲食、労働、喜びと悲しみ等々・・・・。印象的な言葉が所々に散りばめられていて、まるで聖書のように感じました。聖書を読んだことはないのですが・・。宗教書ではないですが、宗教的な深い散文詩でした。 読み終わった後は、心が洗われたような気がしました。

そして昨日は中秋の名月でしたね。夜、庭で少しだけお月見しました。きれいなピカピカな月でした。

道沿いに咲き誇る彼岸花
彼岸花には葉がついていなくて、他の花にはない不思議さを感じます
白い彼岸花 赤とは、また違う雰囲気でいいですね
小さな本です

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