ウチは、そうとうなボロ屋で天井板が剥がれているところがあります。天井板が剥がれているのは備え付けの棚の上。
直さなければと思いつつ、いつの間にか、そこが猫の出入口になってしまったので剥がれた天井板はそのまま。
ウチの猫は完全室内外と放し飼いがいて、放し飼いの猫は棚を足場にして天井板が剥がれているところから出入りするようになったのです。
逆に完全室内外の猫は、そこから脱走しないように備え付けの棚がある部屋に入らないように注意しています。
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ところで数日前の真夜中のこと。「うわっ!すごいのがいる!」という夫の大きな声で目が覚めました。夫はトイレに行く途中で他の部屋にいました。
いったい何事?
戻ってきた夫に何があったのか聞くと、なんと猫のご飯皿が並んでいる部屋にまさかの訪問者・・というか珍客がいたのでした・・。
猫よりも、はるかに大きい丸い後ろ姿に太い縞々のしっぽ。最初はタヌキかと思ったそうですが、どうやらアライグマだったらしい。
私が「ラスカル」と言ったら夫に「そんな可愛いもんじゃない」と返されました。
夫に気付いたアライグマは急いで剥がれた天井板のところから出て行ったそうです。
まさかアライグマが家の中に入って来るとは・・。猫のご飯皿に残っていたドライフードやドライフードの袋を漁っていたらしいので、ドライフード目当てにまたやって来る可能性があります。
猫のドライフードを隠さないとね。いえ、剥がれた天井板を直さないといけないですよね・・。
しかし家の周辺でアライグマなんて見たことありません。ムジナはたまに出没しますが。
でもムジナは屋根に上ることが出来ないし、しっぽも違います。なので、やっぱりアライグマなのでしょう。
夫との会話のなかでアライグマが「アライさん」になりました。
夫「今日、アライさん来た?」私「昼間は来ないでしょう。夜中じゃない」夫「そっか・・」
アライさんって誰だよ・・。