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正常な数値が異常~数年前の夏のこと

昨日、猫風邪で動物病院に連れて行ったコハダですが、ケージから出たがりニャーニャー鳴いて動き回っています。 動き回るというより、暴れていますね・・。猫ベッドをひっくり返したりしています。 熱が下がったのでしょう。元気そうです。でも、まだ安心はしていません。

昨日、動物病院の先生に「すぐに良くなると思いますが、良くならなかったら他の病気が潜んでいることもあるので、また来て下さい」と言われたからです。帰宅してから一応、血液検査をしてもらえばよかったかな・・と思いました。数年前、先住猫のキナコ(茶トラ♀8歳)が高熱を出し、なかなか熱が下がらず何日も動物病院に通ったことを思い出したからです。やはり真夏でした・・。

キナコが高熱を出した時、血液検査をしたのですが結果はすべて正常でした。これが大問題。通常、高熱が出たら白血球の数値が上がります。ところがキナコの白血球の数値は正常だったのです。正常が異常ということ。
何らかの重大な病気の可能性があるとのことでした。おそらく猫エイズ、猫白血病、FIP・・。
猫エイズと猫白血病はすぐに検査しました。結果は両方とも陰性。なので恐らくFIPではないか、とのことでした。FIPは確定診断を下すことが出来ないので総合的な判断になります。

FIPについてネットで調べると、もうダメかもしれないと暗い気持ちになりました。でも、もしかしたら・・と思い何日も通院しました。そして、 何日も下がらなかった熱ですが、2週間解熱効果があるという注射を打ってから熱が下がりました。ホッとしましたが、2週間過ぎたら、また高熱が出るのでは・・と不安は消えませんでした。

そして2週間が過ぎ・・・しばらくハラハラドキドキしましたが熱は出ず、キナコは快復しました。上手くFIPのウィルスが隠れたのか、本当はFIPでなかったのか、本当のことは分かりません。でもキナコが元気になり本当に嬉しかったです。数年前の夏のことです。

キナコ「あの時はホント、しんどかった・・。熱が下がっても本調子になるまで、一ヶ月くらいかかったし」
私「でも、さすがキナコだよ。真夏にあれだけ具合悪くなっても痩せなかったもんね!」
キナコ「うるさいわね!」

読んで下さりありがとうございます。