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思い出

思いでの展覧会~アンティーク・レース展

私は美術館巡りが好きで、月1回は何らかの展覧会に行っていました。ほとんどが東京の美術館です。しかし今年は、コロナウィルスの感染拡大により3月くらいから美術館は休館になりました。地方の美術館では様々な対策を講じながら徐々に再開が始まっているようですが、都内の美術館の再開はもう少し先のようですね。早くもとの生活に戻って欲しいです。

今まで見に行った展覧会のパンフレット、半券は大体とってあります。そして、記念に購入したポストカードやマグネットなどのグッズや、後で鑑賞した作品を反芻するために購入した図録もかなりたまりました。私はモノを集めるのが好きですね。私は時間を形として残したいのかもしれません・・。

印象に残っている展覧会を一つ、あげてみたいと思います。

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2018年7月に行った「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」です。渋谷区立松濤美術館で開催されました。
レースは私の好きなアイテムの一つです。レースの服も何着か持っています。もちろん私が着るのは、控えめなレースです。華やかなレースは、身に付けるには気後れします。でも華やかなレースも好きです。憧れですね。そんなわけでアンティーク・レース展には胸を弾ませて行ったのでした。

ヨーロッパで誕生した繊細で美しいアンティーク・レースを見て、これらがすべて手仕事なんだということに、まず感動しました。人間の指って素晴らしいですね・・。
昔、レースは上流階級の人が身に付ける贅沢品でした。レースで飾られた衣服は、さらに華やかで豪華になったことでしょうね。そして色が白だからでしょうか。レースは気品もアップさせる気がしました。
レースの模様は幾何学的なものだけでなく、様々なモチーフを描くようになります。花や蔦や鳥、人や天使などなど。レースは、かわいくて心を明るくしてくれるものでもありますね。そして時間を経たレースはリリカルでどこかノスタルジックな感じもしました・・。

小さな美術館は、それほど混んでなく落ち着いて楽しく鑑賞出来ました。

パンフレット、半券、レシート
作品リスト、ポストカード
図録

読んで下さりありがとうございます。

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