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日々の出来事 雑記

蝶の行方

今日は、晴れて朝から抜けるような青空が広がっていました。仕事が午後からだったので、午前中は家でネットをしたりしてダラダラと過ごしました。たまに庭に出て辺りの様子を観察しながら日光浴をしました。日差しが気持ちよかったです。

庭には雨が降ると水たまりができる場所が一か所あります。昨日は雨だったので、久しぶりに水たまりが出現していました。水たまりをのぞくと、若葉が茂る木の枝と青空と太陽が移っていました。私は、水たまりをのぞくのが好きです。もう一つの世界があるみたいで。子どもみたいですね。

庭の木の若葉を眺めていると、突然クロアゲハが目の前に現れました。少し前、庭の草刈りをしていた時にも現れ、写真を撮ろうと思ったのですが結局撮ることが出来ませんでした。今度こそ、撮ってやろうと思いクロアゲハを追いかけたのですが、クロアゲハは、ひらひら、ひらひらと視線をすり抜けるように屋根より高く飛んで行ってしまいました・・。また撮れず、がっかりしました・・。でも高く飛んでいる蝶を見て思い出した話があります。

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老母には30代で亡くなった弟がいます。私にとっては叔父ですね。子どもの私も叔父の葬儀に出席しました。生まれて初めての葬儀でした。子どもの私は大人が泣くのを不思議な気持ちで見ていた気がします・・。ちなみに昔、私の住んでいる田舎では葬儀や法要は自分の家で執り行いました。

私が大人になってから老母に聞いた話です。叔父の新盆の法要が終わった後、外に出ると屋根の上を一匹の蝶がひらひらと飛んでいたそうです。その光景を見て、叔父が蝶になってやって来たのだろうと皆で話したそうです・・。

この話のせいか、私の中で蝶は魂の象徴のような気がするのでした・・。

午前11時前、早い昼食をとった後、庭に出ました。すると、またクロアゲハが現れました。今度は私に近いところを行ったり来たり飛んでいます。早速、クロアゲハにカメラを向け写真を撮りました。何とか撮れてうれしい気持ちになりました。

ひらひら飛んでるクロアゲハ
夏ミカンの木の若葉にとまって、ひらひらしているクロアゲハ
庭の水たまり
若葉が茂る木の枝と青空と太陽が映っています

読んで下さりありがとうございます。

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