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思い出

昔々の微笑ましい冬の出来事

暖冬ということですが、さすが2月は寒い。天気も曇りや雨。都内など大雪警報が出ているところもありますが、私が住んでいるところは幸い雪が降ることはなさそう。

雪が降って喜ぶのは子供だけ、とよく言います。大人にとって雪は困りもの。交通機関が止まったり道路が凍って主に通勤に支障が出ますからね。

個人的に家に引きこもっていられるなら、たまの雪も悪くないかもしれません。

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ところで昔々、私が登校班の班長をしていた小学5、6年生の冬のある朝のこと。路肩には前日に降った雪が残っていましたが、いつものように一列になり歩いて行きました。

そして交差点に来ると信号は青。私は急いで横断歩道を渡ろうとして、すってんころりんと尻もちをつき、後ろにいた下級生の女の子も一緒にすってんころりんと尻もちをついたのでした。横断歩道の手前は前日に降った雪で凍っていたのでしょう。

文章にすると他愛もない陳腐な出来事ですが、その時、赤信号で停まっていた車のドライバーの人たちは思わず大笑い。二人同時にすってんころりんしたのが笑いをさそったようです。

こういう笑いは一瞬ですが、その場に連帯感のようなものを生じさせる気がします。

私と下級生の女の子が立ち上がった時、すでに信号は赤になっていましたが、ドライバーの人たちは笑いながら横断歩道を渡るように促してくれたのでした。なので私達は会釈をして渡りました。

この出来事は微笑ましい思い出として心に残っています。

しかし凍った道には要注意。雪は降っている時よりも、降った翌日の方が道が凍り危ない気がします。前述の出来事も怪我がなかったので微笑ましい思い出になりましたが、怪我してたら苦々しい思い出になっていたでしょう。

読んで下さりありがとうございます。

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