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思い出 雑記

当たって嬉しかったモノ、嬉しくなかったモノ

一週間ほど前、くじ運、勝負運が上がることで有名な階中稲荷神社に参拝し、宝くじ入れを買いました。
昨日、入れ物だけではしょうがないので、何年かぶりに年末ジャンボ宝くじも買いました。バラ10枚。
99.99999999・・・・・%当たらないのは分かっているんですけどね・・。万万が一ってこともありますしね。
宝くじ入れに宝くじを入れ、西側の部屋に保管しました。西が金運の方角らしいです。

ふと、今までの人生で何か当たったモノってあったかな・・と考えてみました。
何年か前にスーパーの福引きで当たった、みかん一箱。あとは15年くらい前、コンビニの何かに応募して当たった皿のセット・・・ぐらいですかね・・。
この皿のセットは8皿セットで、7皿は商品を買いシールを集めるともらえたものでしたが、1皿は非売品で応募して当たらないともらえないものでした。
この1皿は、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートっぽい、かわいいラスカルの絵皿でした。これが当たった時は、嬉しかったですね。

今でも取ってあり、この時期に使っています。

逆に当たって嬉しくなかったことも・・。車を運転していると、ヒヤッとする経験をすることがあります。自分が気を付けていても避けられないこともあります。
もう何年も前、夜に雪が降り、朝には外は真っ白。出勤のため車で出かけましたが、道が凍結している危険があります。道路では、みなノロノロ運転です。もちろん私もゆっくりと走りました。その内、渋滞になり、前にも後ろにも行けない状態になりました。
その時、反対車線を走っていた車がスリップしました!嫌な予感!・・前方から滑ってきて、あっと言う間に私の車のボンネットの右側に当たったのでした・・・。不幸中の幸いで、大したことはなくよかったのですが・・。   
たまにコンビニの一番くじをやります。たいがい欲しい商品は当たらず、これは要らないな・・と思っている商品が当たります・・。(欲しい商品が当たるまで引く人もいるようですが、私はそこまではしません。)

くじも福引きも、ちょっとした楽しみで運試し。

しばらくの間は、もし宝くじが当たったら・・と妄想を楽しみたいと思います。妄想が趣味なんです。

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お出かけ 美術館 雑記

「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」余談と額縁のお話

数日前に行った「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」は、すごくよかったです。図録も購入しました。でも、この展覧会に限らないのですが、いつも一つだけ残念に思うことがあります。
絵画の場合、私は絵だけでなく額縁も気になり、鑑賞の対象です。「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」でも絵画により額縁も様々。ステキな額縁がいくつもあり、思わず見入ってしまいました。
でも、図録には額縁は掲載されません。一部でも載せてくれたらな・・と思ったりします。

何年も前、絵の教室の先生が「ユトリロの額を持っている」とおっしゃっていました。(現在、教室はやってません)
ユトリロの額・・ユトリロが所有していた額ということだと思いますが、どのような経緯で手に入れたかは忘れてしまいました。やはり価値があるものなのでしょうか・・。どのような額かは尋ねませんでした。見せていただけばよかったかな。今になって興味がわいてきました。(でも絵と違い、所有していた額縁ってどうやって証明するのかな?と内心、思いました)

この絵の教室で展覧会を開催した時のこと。ある絵の額縁が幅広の黒いものでした。生徒の方がご自分で選んだものです。先生はこっそりと「真っ黒は葬儀用っぽくなってしまう」と言いました。私はシックだな、と思ったのですが、まあ、材質とかもあると思います。続けて先生は「一本、金の線が入っていたらよかった」云々と言いました。
なるほど、確かに、金の線が一本入ったら、華やかな感じになり真っ黒よりよかったかも、と私も納得しました。ほんの少しのことで印象が変わります。
この絵の先生は、何年も前すでに高齢でしたが、美意識の高い方でした。

額縁も絵の一部。私は時々、絵を描きますが、額縁を自作してみたいな、と以前から思っています。
思っているだけで、なかなか実行できないのですが・・。

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思い出 雑記

好きな明かりと小さな後悔

私は田舎に住んでいます。夜になれば街頭や防犯灯の明かりがポツン、ポツンとあるだけ。防犯灯が蛍光灯からLEDに変わり若干、明るくなりましたが田舎の夜道はさみしいです。
私は、そんなさみしい夜道を照らしてくれる街灯の明かりが好きです。水銀灯の白い明かり、ナトリウム灯のオレンジ色の明かり。特にナトリウム灯のオレンジ色の明かりが、レトロな雰囲気があり好きです。

今年9月、私の住んでいる地域に台風が直撃し大規模停電が発生しました。夜は漆黒の闇。夕食の時は夫の仕事用のLED投光器で部屋を照らしました。さすが明るい!しかし充電式なので切れてしまうと充電できず使用できません。使用は最低限。停電がいつ復旧するか、わかりませんでしたから・・。
家の中を移動するときなどは、スパイスのスマイルLEDランタンを使用。以前、夫が気に入り購入したものです。本格的なランタンではないかもしれませんが、実用的には十分でした。それまで、私はこのスマイルランタンに興味がありませんでした。人気の商品のようでしたが、おもちゃっぽくて、ちゃちに見えたのです。でも実際に暗闇を照らしてみると、印象が変わりました。スマイルランタンのほの明るさと、かわいさに癒され、気に入ってしまいました。そして、その後、ハロウィンキャラクターのcatを色違いで購入。さらに増えるかもしれません。

もうすぐクリスマス。この季節になると思い出すことがあります。

昔、20代の頃、小さな書店で働いていた時のこと。私は人付き合いが苦手で孤独に過ごしていました。
クリスマス間近、一緒に働いていた一つ下の女の子からプレゼントを渡されました。小さな箱でした。
箱を開けると中には、青と黄色の星形のロウソクとピンクのハート形のロウソクが入っていました。きれいで、かわいい手作りのロウソクでした。ロウソクの上には、キャンデイー1個を入れた小さな袋を持っている小さなサンタさんがいました。
クリスマスなど無関係に生きていましたが、思いがけないプレゼントに嬉しくなりました。
このロウソクをいつまでも、とっておきたいと思い、火をつけることはありませんでした。
しかし数十年がたち、ロウソクは、どこかにいってしまいました。あのきれいで、かわいいロウソクに火を灯したら、どんなだったかな・・さぞ、きれいだったろうな・・灯してみればよかったかな・・と少し後悔しています。

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お出かけ 神社仏閣 美術館

皆中稲荷神社参拝、そして「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」へ

昨日は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」に行ってきました。
早起きし高速バスで新宿へ。新宿バスタに着いたのが9時11分でした。開館(10時)まで時間があるので、一度行ってみようと思っていた近くにある皆中稲荷神社に参拝することにしました。くじ運、勝負運が上がると有名な神社です。
JR新大久保駅を出てすぐ、こじんまりとした小さな神社でした。参拝後、社務所で宝くじ入れと、根付と御守セットを頂きました。御朱印は現在、残念ながら中止されていました。でも参拝できてよかったです。

そしてBunkamuraへ。着いたのが10時?分。すでに開館していました。それほど混雑してなく落ち着いて鑑賞できました。
私の印象に残った作品や感想などをざっと・・・。

最初の章、リヒテンシュタイン侯爵家の人々の肖像画と貴族の生活にまつわる作品。
いくつもの肖像画の中に、子供の肖像画が3枚あり目を引かれました。1歳半の2人の侯女の肖像とリヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像。特に8歳の少年は美しく品格のあるまなざしをしていました。
そして貴族の生活にまつわる音楽を演奏する絵や、大事に飼育されていた馬の絵なども面白く感じました。

そして宗教画。チラシに載っていたクラーナハの作品「聖バルバラ」が気になっていました。クラーナハはルネサンス期のドイツの画家。2017年に開催された「クラーナハ展」をみてから好きになりました。以前の展覧会でみたような独特な妖艶な感じの女性ではなく優美な感じでした。他にも2点出品されていて、見ることができてよかったです。

神話画や歴史画では、キャンバスに描かれたものもよかったのですが、緻密な絵が描かれた絵皿に見入ってしまいました。特に「リュートを弾くクピド」という絵皿がとてもかわいく気に入りました。。グッズでこの絵皿のペーパーウエイトがあり欲しかったのですが売り切れで残念でした・・。

中盤からはたくさんの磁器製品。中国や日本から輸出されたものや、それにヨーロッパで意匠のこった金具を付けたものなど絢爛豪華。華やかな貴族の生活に思いを馳せました。
そんな中でおしゃれで心惹かれたのがトランプの絵柄のカップと受け皿、星柄の砂糖入れ。ステキ・・。花鳥文のカップと受け皿やトカゲの描かれたカップなどもよかったです。

後半に風景画と花の静物画。風景画の中には小さく描かれた人たちがいます。風景と共に制作当時の人々の生活も感じられました。花の静物画は華やかで素直に美しいなあ、と思いました。気持ちが明るくなりました。

リヒテンシュタイン侯爵家の長い歴史の中で収集されたたくさんの作品。ヨーロッパの宝石箱と銘打たれていますが、まさにその通りだと思いました。

鑑賞後、ショップで図録を購入し、Bunkamuraを出たのは午後1時過ぎでした。東京駅に行き昼食をとり大丸を少しブラブラし帰宅の途につきました。

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思い出 生き物(猫以外)

ニワトリの不思議なお話

動物は言葉を持っていません。しかし言葉以外の何かでコミュニケーションをとっているのでは・・と思うことがあります。

私の家の物置は大昔、鶏舎でした。祖父が養鶏の仕事をしていたのです。しかし私が子供の頃には、すでに祖父は養鶏を辞め、鶏舎は物置になっていました。それでも、ニワトリはペットとして5、6羽いました。鶏小屋は家の裏にあり、午後3時頃になるとニワトリたちを庭に出しました。思い思いに庭を巡り夕方になると自然に小屋に戻りました。

いつしか5、6羽いたニワトリも1羽になりました。最後の1羽は小屋の戸を開けっ放しにして、野放しにしていました。しかし庭から出ることはありませんでした。時々、庭に卵を産み落としたりして、ニワトリは1羽でひょうひょうと生きていました。

そんなある日、庭を見るとウチのニワトリの後ろに3、4羽のニワトリがついて縦に並んで歩いていました!まるでニワトリの行進です。ウチのニワトリは一般的な白いニワトリですが、後ろをついていくニワトリたちは小ぶりで羽は茶色でした。何羽もニワトリを飼っていましたが、初めて見る光景でした。
このニワトリたちは、近所の家で飼われているものでした。その家とは地続きになっていますが、近接しているわけではなく間には竹やぶがあります。その竹やぶを通ってやって来たようでした。

その後も度々、ニワトリたちはやって来て、ウチのニワトリを先頭に行進をしました。そして、しばらくすると一斉に帰って行きました。ニワトリたちは鳴き声を出すことはなく静かでした。ニワトリたちの間には、まるでなにか暗黙の了解でもあるかのように見えました。微笑ましく、そして不思議な光景でした。

そんな穏やかな日々が続いたある日、ウチの最後の1羽のニワトリもとうとう旅立ちました。私が20代の頃です。何歳だったのか、1羽になって何年たっていたのか・・・はっきり覚えていません。でも、ニワトリたちの行進を思い出すと今でも笑みがこぼれます。

そして・・茶色い羽のニワトリたちは、ウチのニワトリがいなくなってから、まったく来ることはなくなったのでした・・。

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