カテゴリー
雑記

心配し過ぎて逆効果~胸の内にしまっておくことにした話

8月後半、車のタイヤがパンクしました。いつも頼んでいる自動車屋さんに連絡すると昔から知っているSさんがすぐに家に来てくれました。Sさんは70歳前後の男性です。

実は今の私のパート先にSさんの姪っ子さんがいます。ひょんなことから分かりました。

そんなこともありSさんは作業しながら姪っ子さんの話を始めたのですが「体はあんな感じなのに線が細いんですよ」などと心配げな物言いなのでした。

スポンサーリンク

失礼ですが姪っ子さんは、かなりふくよかな方です。私が「(線が細いのは)心が?」と聞き返すとSさんは「そうなんです」とのこと。

何回か転職しているらしいのですが、繊細で何かあると(人間関係と思われます)仕事を辞めていたそうです。

まあ、でも私も何回も転職しているし、私の住んでいる田舎では特に珍しいことでもないです。とくに介護の世界では。

Sさんはずっと独身で子どもがいないからか、姪っ子さんのことをすごく気にかけているようです。

姪っ子さんの兄弟や家庭環境などについての話もしたりして、私に「姪っ子を見てあげて下さい」と言いました。

単なる社交辞令のようなものでしょうが、私はそんな立場ではありませんし少し戸惑いました。そもそも部署が違うので、姪っ子さんとはめったに話をする機会もありません。

でも私が「皆さんと一緒によく頑張ってやっているようですよ」と言うと男性は「そうですか」と少し安心したようです。

話もそれで終わりかと思ったら「そういう(繊細な)子だと職場の皆さんにも伝えておいてください」と言ったのでした。本気でしょうか?

うーん・・姪っ子さんのことを心配し過ぎじゃないでしょうか。そんなことを他の職員に言うのは逆効果で姪っ子さんにとっては心外でありがた迷惑になりますよ。

昔からの知り合いと言うことで気持ちが緩んだのかもしれませんが、Sさんは少し喋り過ぎでは・・と思ってしまいましたよ。

Sさんに言われたことを他の職員に話したら単なる噂話になってしまいます。Sさんの言葉に頷きつつもSさんから聞いた話は私の胸の内にしまっておくことにしたのでした。

Sさんは、ただ見守ってあげているだけでいいのでは、と思います。

読んで下さりありがとうございます。

スポンサーリンク