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仕事 日々の出来事

少しだけサバを読む~嘘も方便

先日、同僚のパート職員Nさんから唐突に時給がいくらか聞かれました。個人的に同僚と給料に関する話なんてするものではないと思っているので戸惑いました。

どのようにごまかしたものか、もごもごしていると「給料明細の上の方に書いてあるでしょ」と有無を言わせない感じ。

私は今の職場に入職してから、ようやく1年が過ぎたばかりですが、Nさんは6年くらい勤務しています。

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ただNさんは資格(介護福祉士)を持っていないので勤務年数が長いわりには、それほど時給は高くない可能性があります。資格の有無でかなり変わりますから。

私は有資格者ということで資格手当が付くのと資格無しの人より若干時給が高い契約です。でも、それをありのままにNさんに言うのは何となく気が引けます。困った・・。

迷って、本当にほんのちょっとだけ少なくサバを読むことにして、小声で「1,000円・・」と答えるとNさんは「じゃあ、一緒だね」と言ったのでした。

とりあえずNさんの時給を超える金額を言わなくてよかった・・。

Nさんは、以前勤務していた人が経験者だからということで時給が千数百円であることを本人から聞き腹立たしかったようです。

多分、有資格者だったのだろうと思いますが、私よりかなり時給が高いかも。若い人だったのかもしれません。

それはそれとしてNさんの言う通り、確かに同じ仕事をしているのに時給が違うのはおもしろくないと思います。

でも、ならばNさんは40歳くらいで、まだまだ若いのですから頑張って資格を取ればいいのに・・と思ったりもします。

それにしても何でNさんは私の時給を聞いてきたのだろう、と考えてみたのですがNさんの中には表には出さないけれど職場にたいする不満があるようです。

私が本当のことを言ったらNさんの中でさらに不満が膨れ上がったかもかもしれません。さらに私に対しても理不尽な不満を持ったかもしれません。

嘘をつくのは些細なことでも気が引けて複雑な気持ちになりますが、嘘も方便と思うしかありません。

読んで下さりありがとうございます。

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