一昨日は午後1時からの仕事でした。朝から雨が降っていましたが12時半に家を出る時には日が差し明るくなっていました。
そして車で職場に向かう途中、西の空の低いところに虹が出ているのに気づきました。
うっすらとした幅の広い虹で写真に撮りたかったのですが、車をとめる場所がなく職場に着くまで消えなければいいな・・と思い走っていました。
しかし職場に着いた時には虹は消えてしまっていました。残念でしたが久しぶりに虹が見られてよかったです。
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ところで数日前、パート先のデイサービスを利用していた女性が亡くなったことを聞きました。
女性は90代半ばでしたがお盆の頃には娘さん達と出かけ近場ですがホテルに一泊したりして、まだまだ当分は元気でいるだろうなと思っていました。
それが突然体調を崩し亡くなってしまうなんて・・。
ただ女性が亡くなったのを知った時、大きな驚きはなく、ただ少しだけしんみりした気持ちになりました。
長年、高齢者施設で働いてきて、心のどこかで高齢者はいつどうなるか分からないという気持ちがあるからかもしれません。
でも、それは高齢者に限らず等しく皆そうなんですよね。
若い人より老いた人の方が早く死ぬ確率が高いだけで誰もがいつどうなるか分かりません。
時々、必ず自分にも訪れる”その時”を考えたりします。真っ暗な大きな穴に吸い込まれるような恐怖を感じて「もう、いつ死んでもいい」というような達観した気持ちにはなれそうもありません。
私にとって死はやっぱり怖くて避けたいもの。
でも日々、”その時”が近づいてきているのは確か。それまでに、どれくらいの時間があるのかは分かりませんが、猫たちがいるので何とか猫たちを見送ってからでないと困るなと思っています。
猫たちを路頭に迷わせるわけにはいきませんから。
いつからか猫や犬が死ぬことを”虹の橋を渡る”と言うようになりましたが、虹の橋のたもとで猫たちが待っていてくれることを想像すると少しだけ”その時”の恐怖が和らぐような気がします。
読んで下さりありがとうございます。